今回は、ハイレゾリューションモデル 1/100 ウイングガンダムゼロ EWのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パッケージはウイングを展開し、バスターライフルを両手持ちした輝かしいウイングゼロが掲載。実物キットで撮影してあるっぽいですが、ゲート跡が全く無いキレイな状態のものが使用されているようです。背景も青白い輝きがデザインされていますし、キット自体も月明かりに輝いてるっぽいです。さらに羽も浮かんでいるので、ある程度加工された画像になっているようですね。ゲート跡も画像処理で消してあるのかも。それにしても神秘的なイラストになっています。
箱のサイズは縦横はVer.KaなどのMGと同じサイズ。ですが厚みはそれほどないですね。内部骨格フレームが既に組み立てられていることもあって、ランナー数がそこまで多めというわけではなさそうです。以前ご紹介したG.F.F. METAL COMPOSITE ユニコーンガンダム3号機フェネクスもこれくらいの大きさだったので、フィギュア的にはある程度標準的なサイズなのかもしれません。まぁでも、これくらいの厚みのガンプラもありますよね~。
パッケージ側面にはシンプルに商品名のみが英語で記載されているので、その分キット解説が裏面に集中しています。各部のギミックや成型色、ハイレゾについてなどが細かく記載されてますね。ポロリ多発キットなので、このツインバスターライフル射撃シーンのポージングも苦労したことでしょう;(接着したり、ダボを太らしたりしているのかも。)
では開封。パッケージは上フタ付きのガンプラ型パッケージではなく、側面から中身を引き出すフィギュア型。以前のハイレゾバルバトスはこの仕様ではなかったですけど、変えたのはなぜ?コスト面も考えた結果かも。PGはこれに似たパッケージ仕様になっているので、なんとなく高級感のあるキットな感じがします。
中身はこんな感じに入っています。端にボックスタイプのパッケージが入っていて、それ以外のところにはランナーが適量入ってますね。
全部で8袋分のランナー。大型のウイングを持つキットなので、白くて大判のランナーが多めに入っています。開封前はなんとなくフィギュア感が強くて、あまり組み立てる必要がなさそうな気持ちでいたのですが、開封すると結構ガッツリと組み立てるくらいのパーツが入っていてハイレゾバルバトスの記憶が蘇りました。このウイングゼロはバルバトスよりも更にパーツが多いので、ホントにガッツリですね;
成型色はグロスインジェクションになっているので、ツヤッツヤしたパーツ類になっています。見た目的に美しいですが、その分、通常のMGなどのパーツに比べると強度が弱かったりダボの滑りが悪かったりで、パーツを噛み合わせると外しにくくなってしまいます。パーツを抜こうとすると差し込んだダボごと折れたりすることもあるので、マイナスドライバーやパーツオープナーなどで破損させないように分解する必要がありますね。
ボックスタイプのパッケージには内部骨格フレームのイラストが掲載されています。ひと目でフレームが入っているのがわかりますね。
こちらが中身。クリアーのプラ容器に入れられていて、カステラっぽい引き出しパッケージになっています。ハイレゾバルバトスではもっと大きめのパッケージでしたが、無駄に大型化しないようコンパクトに入れられているようです。
表面にはビニールがかぶせてあり、キズがつかないようになってますね。
では説明書を見ていきます。説明書は黒表紙にゴールドカラーの英字フォントが入っていて高級感があります。上部のウイングゼロも大きく羽を展開させ、バスターライフルを両手持ちさせたポーズが掲載。機体解説やゼロシステム、オペレーション・メテオの詳細なども記載されてますね。
HGヴァイスシナンジュの説明書と比較してみました。なかなかの小型説明書です。調べてみると、HGのオリジン版キットにたまに付属している説明書(HGザクⅡC型/C-5型など)と同じ大きさでした。
では一通り説明書をどうぞ。
フレームユニットの部品代にはビックリ。数千円代のものが並びます。無くしたらおおごとですね;まぁ内部フレームは丈夫にできていますし、大きめなのでなくすことも少ないと思いますが、一応紛失にはご注意を。
以上、説明書でした。塗装するようになっていないせいか、カラーガイドの記載はありませんでした。
組み立てに関しては、内部骨格フレームに外装パーツを被せていくタイプなのでそのままはめ込み順が掲載されています。鉄血のオルフェンズ1/100シリーズからフレームに外装を被せていくタイプの構成が構築されましたが、ハイレゾバルバトスでもそれが採用された形になっています。そしてその組み立て方が今回のウイングゼロでも再現されていますね。
外装パーツに関しては、各部にアンダーゲートがあり、ゲートを切り取り忘れると組み合わせがキレイにならなかったりかみ合わせに不具合が出てきたりするので、説明書をよく確認しつつゲートをキレイにカットしておく必要があります。ゲートと間違えて切ってしまいそうになる箇所もあるので、注意深く組み立てるのが大切ですね。ですがその分、素組みのままでもキレイに仕上がります。
では各ランナーを見ていきます。
↑A1、A2ランナー。A1はゴールドメッキで、A2はブラウンとクリアーグリーンのイロプラランナーです。A1はアンテナと肩部パーツなど、A2は各部センサー部分やバスターライフルのパーツなどが並びます。
↑A3、A4ランナー。グレーのランナーです。バスターライフル本体やウイングの一部パーツなど。
↑A5ランナー。ブラウンとクリアーグリーンのイロプラランナーです。A2ランナーの一部と同じですが、不要なパーツは見事にくり抜かれています。小さい部分の余剰パーツがあると紛失時には助かるんですけどね;
↑B1、B2ランナー。レッドのランナーです。脚部や前腕部などの赤いパーツ類になります。
↑C1、C2ランナー。ブルーのランナーです。ショルダーアーマーや腰部リアアーマーなどのパーツ類。
↑Dランナー。ホワイトのランナーで同じものが2枚あります。ウイングや脚部、ショルダーアーマーなど各部のパーツ類。
↑E1、E2ランナー。共にホワイトのランナーです。E1はウイングや腹部、頭部などの各部パーツ類で、右端に写っているE2ランナーはシールドの先端部です。
↑F1、F2ランナー。ライトグレーのランナーです。ウイングの一部や各部外装パーツ類の一部、シールドパーツなどがまとめられています。
↑G1、G2ランナー。ダークグレーのランナーです。肩部やハンドパーツ、シールドといった部分の内部パーツが並びます。
↑B3ランナー。ライトグレーのランナーです。ウイングの一部パーツ。
↑クリアーグリーンのビーム・サーベル刃と赤いリード線です。ビーム・サーベル刃はSB4で、MGウイングゼロに付属しているものと同じです。
では最後に内部骨格フレームです。両端を留めてあるテープを剥がし、上フタを開けると、ビニールを被せた内部フレームが登場。ウイングフレームは分けられていて後ハメになっています。
ビニールはフレームを包んであるのではなく、かぶせているだけ。股関節には既にアクションベースマウントパーツが既に取り付けられています。少しでも無駄をなくす感じが出ている気がしますねぇ;
以上です。外装パーツが細かく色分けされている分、小さめのパーツ類もなかなか多いので、紛失には注意が必要ですね。ポロリ箇所が多いのも紛失に繋がりそうなので、その点も取り扱いには十分注意する必要がありそうです。
ゴリゴリの関節はとてもいいんですけど、ハイレゾバルバトスから外装パーツのポロリは多いので、できれば次作ではそういった部分に改良が加わるといいですね。それと、武器の保持はどうにもこうにもって感じなので、マニピュレーターの組み換え式ではなく、武器用ハンドパーツが付属していると武器保持は安心できると思います。そのあたりはこれまでのガンプラで培ってきたことだと思うので、次作ではシンプルにしていただきたいですね。
外装形状などはかなりメカニカルで品質も高いです。造形も美しいですし、MGのウイングゼロとは違った良さがありますね。これでツインバスターライフルの発射体勢などを再現してディスプレイしておくと完璧。武器が持たせにくい場合はそのまま自立させた状態でも十分かっこいいので、入手すれば十分な価値を味わうことができる、素晴らしいキットになっていると思いますよ。
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