今回は、HG 1/144 ピクシー(フレッド・リーバー機)のレビューをご紹介します!
HG ピクシー(フレッド・リーバー機)は、『機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク』に登場するMS『ピクシー』のスレイヴ・レイス隊 フレッド・リーバー機1/144スケールモデルキットです。スレイヴ・レイス隊独自のダークな機体カラーを成形色で再現。ビーム・ダガーや90mmサブ・マシンガンなどの専用武装に加え斬撃エフェクトパーツが付属するなど、ダイナミックなアクションが再現可能なキットになっています。価格は2,200円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。
犯罪者ばかりで構成された地球連邦軍の特殊部隊『スレイヴ・レイス隊』に所属するフレッド・リーバー搭乗ピクシーがキット化。2018年6月にプレミアムバンダイから発売されたHGUCガンダムピクシーのカラバリですが、隠密部隊らしいグレーカラーで再現されています。
成型色は全体的な外装をグレーとダークグレーで再現。部分的にホワイトやレッドが配色されていますが、全体的に渋めなカラーリングになっています。
使用するポリキャップはHGキット定番のPC-002。細身ながら、関節強度も高めで自立も安定しています。膝や肘にポリキャップは使用されておらず、HG陸戦型ジムの関節構造が流用されています。
頭部。側面にマルイチモールドが造形されるなど、一風変わったスタイルになっています。整った顔立ちですが、どこかGガンダム登場機に似た感じも。白いピクシーに比べ、とさか前後のセンサーがグリーンからブルーに変わっています。頬のダクトはグレーのシールでの色分けです。
メット部は左右挟み込みタイプですが、後部の合わせ目は段落ちモールド化されています。
胴体部。ガンダムタイプおなじみのシルエットですが、エアインテークは上下2口に分かれています。襟やエアインテークが白成型色パーツでの色分けで、襟内部や腹部コックピットハッチはグレーのシールでの色分け。腰部中央は赤いパーツで色分けされています。
サイドアーマーのビーム・ダガーは脱着が可能。内側はモールド入りの別パーツで色分けされています。
腰アーマー裏はそれぞれモールドなどは造形されていません。
腕部。形状は細身でシンプルなスクエアタイプです。ショルダーアーマーも合わせ目が端にくるシンプルな組み合わせ。
二の腕は筒型ですが、前腕は外装がパーツによって色分けされています。合わせ目もモールド化。前腕肘側の三角モールドは、内部を黒いシールで色分けします。
前腕側面の90mmサブ・マシンガン用マガジンは脱着可能。内部には縦長のダボ穴が造形されていますが、マガジンの脱着以外に使用しません。前腕のマガジンにはダボがあるので、付属の90mmサブ・マシンガンに装着するようにはなっていないようです。
脚部。程よい肉付きと独特な配色が特徴的。ふくらはぎの曲部はダークグレーパーツでの色分けです。膝やスネの三角モールドは黒いシールでの色分け。アンクルアーマー上の装甲はダークグレーのシールでの色分けです。
大腿部は前後挟み込みタイプですが、側面の合わせ目は段差モールド化。膝から下は後部が左右挟み込みタイプですが、合わせ目は段落ちモールド化されています。
ソール部。複数パーツで細かく色分け、造形されています。アンクルアーマーも合わせ目ができないような組み合わせ。
足裏はつま先を少し反らせることができます。
バックパックはシンプルなボックスタイプ。2個パーツとバーニア2基による組み合わせです。
バーニア内部はスリット入り。特に可動ギミックはありません。
2ダボ接続なので、陸戦型ジムなどのバックパックも取り付け可能でした。
HGガンダムピクシーと並べて。ディアクティブ感さえ感じるカラーリング。全体的にグレー系で配色されているため、白いピクシーと比べて少し小さく見えます。
HGスレイヴ・レイス(パラシュートパック仕様)と並べて。ともにグレーベースで、隠密行動部隊のレイス隊所属機らしい機体色になっています。
各部の可動域についてはHGガンダムピクシー(白いピクシー)と同じなのでそちらのレビューをご参考くださいm(_ _)m
90mmサブ・マシンガン☓2、持ち手付き90mmサブマシンガン用グリップパーツ☓2、90mmサブマシンガン用マガジン☓2、ビームダガー刃☓2、ビームダガー用エフェクトパーツ☓2が付属。90mmサブ・マシンガンやマガジンは、HGガンダムピクシー(白いピクシー)のものと比べて成型色がダークグレーに変更されています。
陸戦型ジムなどの余剰パーツがいくつか付属します。平手とピクシーの手甲パーツでは形状が合わないので、組み合わせたい場合は改修が必要です。
90mmサブ・マシンガンをHGガンダムピクシー(白いピクシー)のもの(画像右)と並べて。側面には細かくモールドが入っています。
本体部分はモナカ割なので上下に合わせ目ができます。上部センサーはグリーンのシールでの色分け。
90mmサブ・マシンガンは持ち手付きのものやマガジン、エフェクトパーツなどを組み合わせることで、様々な表現を演出することが可能です。画像右はシンプルに持ち手付きのグリップパーツとマガジンを組み合わせた形。
腰に装備するビーム・ダガーとエフェクトパーツを組み合わせることで、逆手持ちのようなスタイルも表現可能です。
90mmサブ・マシンガンはリアアーマーに二丁ともマウント可能です。
90mmサブ・マシンガンを両手持ちして。(マガジンがついてないですね;)
小型の武装でぽろりもないので取り扱いやすいです。ピクシー自体も各関節がポリキャップで強度も高めなので、安定したポージングが可能。
可動も柔軟なので、アクション性の高いポーズが再現できます。
サイドアーマーのビーム・ダガー柄とビーム刃を組み合わせ、シンプルに保持させて。忍者らしいポーズが再現可能です。
斬撃ビームエフェクトパーツによって、切り裂くような迫力あるシーン演出が可能です。
90mmサブ・マシンガンのグリップにビーム刃を取り付けて、ピクシー特有のスタイルを演出。付属する武装類は少ないですが、異種武装、エフェクトパーツによって、他キットにはない独特の演出が可能です。
適当に何枚かどうぞ。
同日発売のHGスレイヴ・レイス(パラシュートパック仕様)と組み合わせ、ミッシングリンクの劇中シーンを再現。90mmプルバップ・マシンガンはHGUCジム改から拝借しました。ジム改の武器持ち手では手甲パーツが合わなかったので、ピクシーの握り手でグリップを掴ませています。
以上です。相変わらずグリグリ動かしてもすんなりポージングできますし、武装類も軽量なものが多いので取り扱いやすいキットでした。特殊な武装によってアクション性の高いポーズが再現できますし、組み合わせが色々と楽しめます。
スレイヴ・レイス隊仕様のダークカラーもよく合っていると思います。できれば劇中をより忠実に再現するため、別途90mmサブ・マシンガンや持ち手が付属してほしかったですが、後に発売されるスレイヴ・レイス隊仕様の陸戦型ジムやイフリート(ダグ・シュナイド機)と組み合わせることでよりミッシングリンクシーンの再現性が高まるのもいいですね。
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4 件のコメントがあります。
通りすがりの名無し!
on 2020年2月22日 at 22:12 -
しかし相変わらず汚ったねー作り方だな!ゲート処理すらまともにできねぇのかよ、素人だな!
ドラ息子
on 2020年2月23日 at 00:00 -
初コメントです。
いつも丁寧なレビューありがとうございます。
時間が掛かるゲート処理は適当で、組立最優先の方が参考になります。的確な写真とコメントがあれば充分です。
匿名
on 2020年2月23日 at 20:18 -
レビューだから、どこに目立つゲート跡が出るかとか合わせ目が出るかとか分かりやすい方が、購入の参考になって助かるんだよなあ
匿名
on 2021年2月11日 at 17:10 -
素組で満足できちゃう人がとおりますよーっと。レヴューあると買う時の参考になって私は嫌いではないですよー