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ハセガワ けがき針、タミヤ イージーサンディング、WAVE HGミニバイス他 レビュー

今回はハセガワ けがき針、タミヤ イージーサンディング、WAVE HGミニバイス他のレビューをご紹介します!

Tポイントの有効期限が迫っていたので、モデリングツール各種をまとめて購入してみましたのでそれぞれレビューしていきたいと思います。今回購入したのは以下の6点。

GSIクレオスの面相筆 極細
タミヤエポキシ造形パテ(速攻化タイプ)
ハセガワトライツール モデリングスクライバー(模型用けがき針)
WAVE HGミニバイス
ハセガワ レーザーファイル
タミヤ瞬間接着剤イージーサンディング

リンクをクリックするとこの記事のそれぞれのアイテムに飛びますので、どれかひとつのレビューが見たい場合はそちらをクリックして下さい。ちなみにタミヤのエポキシパテはいつも使っているので、今回は特にレビューしませんでした。

ではまずGSIクレオスの面相筆 極細とタミヤのエポキシパテのレビューからです。レビューと言っても些細なものですが、どんな感じのものになっているかご紹介していきたいと思います。

GSIクレオスの面相筆 極細は、穂先にコシが強いPBT(化学繊維)が使用されたホビーの塗装用筆です。

タミヤのエポキシ造形パテ(速攻化タイプ)は、白い主剤とベージュの硬化剤を混ぜ合わせると5~6時間で硬化する、プラモデルの補修や改造などに使用するパテです。冒頭でもご紹介しましたが、タミヤのエポパテはいつも使っているのでレビューはなしです。

面相筆の細さはご覧の通りです。一番上がタミヤのモデリングブラシ面相筆 極細で(既に使い古して穂先が広がっちゃってます^_^;)、真ん中が今回購入したクレオスの面相筆 極細です。一番下はエディオンで購入したものですが、何処メーカーかは忘れました^_^;

穂先が広がってしまっているとはいえ、クレオスの面相筆極細はどれと比較しても一番細い穂先になってますね。これだけ細いと、細かい箇所やフィギュアなどの塗装がかなりラクになります。あとはどれだけこの細さが保てるかですね。筆はどうしても他の筆のように穂先が広がってしまうので、少しでも長持ちしてほしいものです。

裏面にはシリコングリップの特徴が記載されています。実際にこの面相筆を掴むと、ゴムを握っているような感触なので滑りにくく使いやすいです。やはりクレオス製なだけあって、どこかしらにストロングポイントが加えられています。

続いてハセガワのモデリングスクライバーです。いつか買おうと思っていたアイテムですが、この度やっと購入に至りました。パーツの境目などをこのけがき針でなぞることで、別パーツのような段差を作ったり、手軽にスジボリをしたりモールドを造形したりすることができます。

スミ入れしにくいような浅いラインも、このけがき針でなぞることできれいにスミが入っていくようになります。

中にはけがき針と研石が入っています。砥石がオレンジ色なのは少しオシャレですね。

ちょっとけがき針がどれほどのもんかというのを確認してみたいと思います。タミヤのエッチングソーとスジボリ堂のBMCタガネ0.2mm、そしてこのけがき針をスジボリして、どの程度のラインになるのか確認してみます。ラインの確認には、以前クリアーコート剤比較検証時に黒く塗装したプラ板を使用します。

それぞれ、一番左がエッチングソー、真ん中がBMCタガネ0.2mm、一番右がこのけがき針です。よりまっすぐなラインが引けるのはエッチングソーになりますが、細さではけがき針も悪くないですね。(画像をクリックすると大きい画像がご覧いただけます。)

ただ、けがき針はラインを引くにはいいですが、溝の部分を削り取るアイテムではないので両端にバリができたり溝が三角形になったりします。バリはスジボリした跡を触ってみると、けがき針のラインが凸凹しているのでよく分かります。

もちろんヤスリがけすれば表面もきれいになりますが、そういった特徴を踏まえつつ取り扱う必要がありますね。

続いてWAVEのHGミニバイスです。ピンバイスでパーツに穴を開けたい時や、エッチングソーでパーツをカットしたいときなどに、パーツをしっかりと挟んで固定してくれるので穴あけやカットがし易いというスグレモノツールです。

裏面はこんな感じ。

厚紙の内面は写真による製品説明が記載されています。

中に入っているのはHGミニバイスとパーツを挟み込むホルダーに取り付けてパーツを傷つけないようにするためのスポンジシールです。HGミニバイスはそれほど重たいものではなく、プラスチック製なので結構軽いです。

本体を押さえつつ、右側に付いているレバーを手前に引いてやると、底のゴムパッキンの空気が抜けて底が貼り付きます。今回カッティングマットに貼り付けてみましたがまずまずでした。

HGミニバイスをマットごと持ち上げるのはさすがにムリでしたが、左右に振るとマットがひっついて動くのでそれなりの保持力はあるようです。

ただ、パーツをカットしたりしている時に少しずつ刺激を受けていくと段々ずれてくるので、やっぱり本体をしっかりと手で持ってカットするほうがいいと思います。

ちなみに木製テーブルにも貼り付けてみましたが、こちらはほぼ貼り付きませんでした。なので鉄板などの気密性の高い素材の上で作業をするか、段差のないカッティングマットなどに貼り付けたほうがいいですね。

手前のネジを緩め、プラ板を挟んでネジを締めます。しっかりと挟んで固定してくれるので全くパーツは動かなくなります。なので穴あけやカットはかなりし易いです。パーツが傷つく場合もあるので、挟み込むホルダーにスポンジシールを張っておくほうがいいでしょうね。

エッチングソーでカットしてみました。パーツが固定されているので、エッチングソーを使う手に集中できます。なので、エッチングソーがずれそうになるとすぐに対応できるのでずれることが少なくなります。

薄っぺらいエッチングソーが折れ曲がりそうになったらすぐに反応できるので、パーツを手に持ってカットするよりも全然キレイな仕上がりになりますし、エッチングソーなどの道具類も長持ちさせることができますね。

次にハセガワのレーザーファイルです。『スグレモノ工具』と記載されているのがいいですね(自画自賛w)いわゆる金属ヤスリの目の細かい版です。ゲート跡をきれいに削ることができる他、細長いので、スリットのバリ取りや細かいモールド部分のパーティングライン消しなどにも使えます。

あと、目が細かいので目詰まりしないのも特徴ですね。

表裏で目の細かさが違います。粗いほうで削って細かいほうで仕上げるって感じです。

通常の?金属ヤスリと比べるとこれくらいの長さです。(ってものにもよりますけど^_^;)粗さはだいぶ違いますね。より細かいです。

ではパーツのゲート跡&パーティングラインを消してみます。目の粗いほうで削ったので結構キズが目立ちます。400番やすりくらいかな?特徴としては、金属ヤスリなので角落ちしないのがいいところです。紙やすりを仕上げに使うだけでいいので手間も減りますし、使い捨ての紙やすりが痛まなくて済むというのもありますね。

その後タイラー400番&紙やすり1000番できれいにしておきました。ちなみに左がタイラーですが、やはりタイラーだと角落ちせずに済みます。紙やすりだと1000番でも画像右のように角落ちしてしまいます。

最後に、最近発売された瞬間接着剤、タミヤのイージーサンディングです。ちなみにサンディングとはやすりをかけて滑らかにする作業のこと。つまりイージーサンディングとは削りやすいっていう意味です。

ではどんな感じなのか、MGアドバンスドジンクスのパーツを使って試してみます。まずは合わせ目を接着しておいたパーツを用意します。こちらはMr.セメントで合わせ目を接着したものです。

画像上が合わせ目をヤスリがけしておいたものです。まだ合わせ目消しが完全ではないので、この上にタミヤのイージーサンディングを塗って表面をきれいにしてみたいと思います。

液状なので乾燥にはかなり時間がかかります。ネットで確認したところ、このようにまとまった状態だと1日おいても固まらなかったようです。

乾燥を待つ間、普通のプラ板を接着してみることにしました。5mm程度の正方形プラ板を2枚用意しています。(画像上)そしてイージーサンディングを1滴つけてみます。(画像下)(白いパーツに透明の接着剤なのでまったく見えないですね^_^;)

そして2枚を貼り合わせます。見事に一瞬で接着され、ほぼ固まって動かなくなりました。さすがの瞬間接着剤で、こういった接着にはすごい威力を発揮しますね。重ねた2枚はほぼ取れることはないので、多少強度がかかる部分に接着しても大丈夫だと思います。あとのプラ板加工もしやすそうですね。

パーツに塗った方はなかなか乾かないので、仕方なく少し拭き取ることにしました。拭き取るとすぐに硬化して削れるようになります。液状なので触ってもあまり手がネチャネチャすることなく、サラッとしていて取り扱いやすかったです。ですが乾くとひっつくので、その点には十分注意して使ってくださいまし。

完全に乾いたらヤスリがけをしておきました。さすがにこの接着剤の特徴なだけあって、ヤスリがけはかなりしやすかったです。表面がぽろぽろと剥がれていくような印象もあり、フィニッシャーズのラッカーパテをヤスリがけしているような柔らかさを感じました。

あと、接着力は強いので、初めから合わせ目を接着するのにも十分使えると思います。削りやすいので、たっぷりと塗って接着してもカンタンに合わせ目消しができそうです。

欠点は、透明なのでしっかりと溝が埋まっているのかわかりにくいというところですね。なので一応サフを吹いて合わせ目を確認してみました。若干合わせ目が残っている感じもありますが、まずまずというところかな。もう少ししっかりとヤスリがけするとその残っている部分もきれいに消えると思います。

以上です。今回は複数のモデリングツールをご紹介してみました。どれもそれぞれ特徴がありますし、作業効率がアップするアイテムなので、もし気になるものがあれば、実際に試してみてはいかがでしょうか。

では良いガンプラライフを。ではでは~。

目次
GSIクレオスの面相筆 極細
タミヤエポキシ造形パテ(速攻化タイプ)
ハセガワトライツール モデリングスクライバー(模型用けがき針)
WAVE HGミニバイス
ハセガワ レーザーファイル
タミヤ瞬間接着剤イージーサンディング


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