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RG ソードインパルスガンダム レビュー

今回は、RG 1/144 ソードインパルスガンダムのレビューをご紹介します!

RG ソードインパルスガンダムは、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する主人公機インパルスガンダムの接近戦仕様形態『ソードインパルスガンダム』の1/144スケールモデルキットです。各武装の色分けや細部ディテールをRG準拠の高密度、ハイディテールで再現。シルエットフライヤーに装備が可能な接近戦仕様ユニット「ソードシルエット」が完全新規造形で再現されたキットになっています。価格は3,850円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。

インパルスガンダムに対MS格闘戦を想定した格闘戦用シルエット「ソードシルエット」を装着した形態『ソードインパルスガンダム』がRGでキット化。2020年4月に発売されたRGフォースインパルスガンダムをベースに、エクスカリバーレーザー対艦刀、 フラッシュエッジビームブーメランといったソードシルエットが新規造形で再現されています。

成型色は特有のホワイトとレッドのツートン。対艦刀の刀身をブルーに、関節やバックパックなどをダークグレーに配色し、インパクトのあるカラーリングに。各部ともパーツで細かく色分けされていて、塗装もほぼ必要ない仕上がりになっています。

小さいパーツが多いので、組立時の紛失には注意が必要です。各部外装パーツはアンダーゲート仕様で、ゲート跡が露出しにくいようになっています。

関節、内部フレームにはRGフォースインパルスガンダムと同じKPSを使用。精密な組み合わせによって関節強度も高めに仕上がっています。背部にソードシルエットを背負っているため後方に比重がかかりますが、対艦刀を支えにすれば自立は可能です。支えにしなくても、少し前かがみにすれば自立させることができます。

シルエットフライヤー、MMI-RG59V機動防盾、MA-BAR72高エネルギービームライフル、M71-AAKフォールディングレイザー対装甲ナイフ☓2、平手(左右)、対装甲ナイフ用持ち手(左右)、MMI-RG59V機動防盾用持ち手(左)、MA-BAR72高エネルギービームライフル持ち手(右)、

チェストフライヤーディスプレイ用パーツ、ランディングギアパーツ×3、シン・アスカフィギュア、QF908航空ミサイルランチャーパーツ×2、ディスプレイ用パーツ、MMI-710 エクスカリバー レーザー対艦刀用ビーム刃×2、RQM60 フラッシュエッジビームブーメラン用ビームエフェクトパーツ(長☓2、短☓2)が付属。ビームエフェクトパーツ以外はRGフォースインパルスガンダムに付属しているものと同じです。

ビームサーベル刃☓4が余剰で付属します。

専用のリアリスティックデカールが付属します。

形状はRGフォースインパルスガンダムと同じなので、各部は簡単に見ていきます。

頭部。ガンダムタイプの中でも比較的整った形のイケメンフェイス。額や顎がダークグレーに配色されるなどグッと引き締まった印象になっています。左右のダクトもパーツでの色分け。ツインアイやとさか前後のセンサーはクリアーパーツにシールを貼っての色分けです。

胴体部はソードインパルスガンダム特有の赤い機体色を再現。その他腹部やフロントアーマーの一部はグレー系に配色されるなど、ヒロイックながらもクールなカラーリングになっています。エアインテークや中央のV字、胸上部の20mmCIWSなどもパーツで細かく色分けされています。

腹部のコックピットハッチは開閉可能。サイドアーマーの装甲は開閉可能。内部にはフォールディングレイザー対装甲ナイフが収納可能です。

コアスプレンダーを含め、背部は胸部装甲のカラー以外、フォースインパルスガンダムと同じです。腰アーマー裏はフロントとリアアーマーに裏打ちパーツが造形。

股間部はスライドによって脚部可動域を広げることができます。

上半身、コアスプレンダー、下半身とそれぞれ分離可能です。

各部を変形させ、QF908航空ミサイルランチャーを両翼に取り付けた状態のコアスプレンダー。RGフォースインパルスガンダムのもの(画像右)と並べて比較。形状、カラーリングともに全く同じです。

ランディングギアを取り付けることで駐機状態が再現可能。キャノピーも開閉可能です。

下部に3.0mm穴があるのでスタンドなどを使って単体でのディスプレイが可能です。ただ、グッドスマイルカンパニーのスタンドだとクルッと回転してしまいました。

二の腕以下はフォースインパルスガンダムと同じ。筒型パーツの組み合わせで合わせ目ができないようになっています。前腕はロール可動します。

ショルダーアーマーはソードインパルスガンダム特有の赤成型色での再現となっています。上部の装甲は可動式。

脚部はふくらはぎの装甲が赤成型色で色分けされ、フォースインパルスガンダムの青い装甲とは一味違った印象に。ダクトや膝モールド、スネの装甲などがパーツで細かく色分けされるなどリアルな仕上がりになっています。

内部フレームに外装を被せていくタイプで、合わせ目は各部ともモールド化。後部のスラスターは上下に可動します。

膝を曲げると、膝の装甲がスライドします。

ソール部はダークグレー成型色での再現。フォースインパルスガンダムの赤とは違う落ち着いたカラーリングになっています。足裏も細かいモールドが造形。

ソードシルエット。専用のバックパック、MMI-710 エクスカリバー レーザー対艦刀☓2、RQM60 フラッシュエッジビームブーメランで構成されています。合わせ目はすべてモールド化され、RGインパルスガンダムに合わせた密度感ある作りになっていて完成度が高いです。

フラッシュエッジビームブーメランは丸ダボ接続。接続基部は上下にスイング可動します。

RQM60 フラッシュエッジビームブーメラン。表面には細かいモールドやラインモールドが入っています。合わせ目が出来ないパーツ構成で見た目にも落ち度が見られません。

基部はヒンジ接続で角度変更が可能。

ブーメランの接続部は3ダボ型でしっかりと固定されています。

ブーメランのグリップにビーム刃を取り付けた状態。ビーム刃はHGやMGのものよりも細身になっています。ビーム刃はブラックライトで照らしても発光しませんでした。

エクスカリバー レーザー対艦刀の接続用アームは2箇所のボールジョイント接続でフレキシブルに可動。ホルダー部分は縦長ダボによって対艦刀をしっかりとホールドしています。

エクスカリバー レーザー対艦刀。

各部が1個パーツの組み合わせになっているので挟み込みタイプの箇所はありません。なので合わせ目もなし。完成度が高いです。

クリアーピンクのビーム刃が取り付け可能です。

バックパック本体も合わせ目ができない構造。後部にはフォースシルエットと同様のスラスター口が造形されています。

手元にHGやMGがなく、比較できずに申し訳ないですが、せめてRGフォースインパルスガンダムと並べて比較して。カラーリングが変化しても背部のシルエットシステムが変更されても、配色バランスが良いですしプロポーションもいいです。改めてRGインパルスガンダムの完成度の高さを感じますね。

シルエットシステムを外し、インパルスガンダム本体のみで並べて比較。

HGCE、HG SEEDのインパルスガンダムと並べて。RGが一番プロポーションが整っている印象です。

インパルスガンダムの各部可動域はRGフォースインパルスガンダムと同じなので、可動域や各部の詳細については以下のリンクから、RGフォースインパルスガンダムのレビューをご参考くださいm(_ _)m

⇒RGフォースインパルスガンダム レビュー

シン・アスカフィギュア。RGフォースインパルスガンダムに付属のものと同じです。ザフトの赤服で造形。

MMI-RG59V機動防盾もフォースインパルスガンダムのものと同じ。成型色も同じです。

裏面のグリップは可動式。

装甲は四方に展開が可能。内部からグレー成型色の部分が露出します。

MA-BAR72高エネルギービームライフルもRGフォースインパルスガンダムに付属のものと同じ。本体部分はモナカ割ですが、上下の合わせ目が段落ちなどでモールド化されています。

フォアグリップとセンサーは左右に可動します。

側面の引き起こしリブによってリアアーマーにマウント可能です。対艦刀との干渉もありません。

シルエットフライヤーをフォースインパルスガンダムのもの(画像右)と並べて。形状、成型色ともに全く同じものです。

一通り武装して。赤いインパルスガンダムも個性があってとてもかっこいいですね。

対艦刀はハンドパーツとグリップがダボ固定できるので、しっかりと保持させることができます。

対艦刀は柄の後部が連結可能。固定強度も高めです。

足首が深くまで曲がるので、接地状態での自立もしやすいです。各部の可動域が広いので、劇中のようなポージングもらくらく再現が可能。

フラッシュエッジビームブーメランもグリップとハンドパーツでダボ固定できるので、かっちりとした保持が可能でした。

フォースインパルスガンダムと同じく、コアスプレンダー、チェストフライヤー、レッグフライヤー、ソードシルエットに分離変形が可能。

劇中ではディアクティブ状態ですが、このソードインパルスガンダムだと赤いチェストフライヤーとして楽しめます。

レッグフライヤーも同様に赤い装甲での再現となっています。

シルエットフライヤー。今回新造されたソードシルエットに換装しています。

シルエットフライヤー下部に3.0mm軸を差し込めるので、単体でのフライトシーンも再現可能です。ランディングギアが付属しないので、駐機状態が再現できないのがちょっともったいないかなと。

適当に何枚かどうぞ。

RGフォースインパルスガンダムに比べて前腕が抜けやすかったですが、個体差があるのか金型の流用でヘタれているのか、ちょっと気になりました。

RGフォースインパルスガンダムを交えて劇中のようなシーンを再現。

以上です。ベースのRGフォースインパルスガンダムの完成度が高いので、このソードインパルスガンダムも安定して楽しむことができます。新造されたソードシルエットも出来がいいですし、可動域も広く、劇中シーンを再現するにも十分な対応力を見せてくれますね。

気になった点は、フォースインパルスガンダムでは問題なかったですが、このソードインパルスガンダムでは前腕の固定強度がやや弱い感じでした。キットによって個体差があるのかもですね。あと、コアスプレンダーのディスプレイ時、スタンドへの固定が甘く、クルッと回転しやすかったです。

RGならではの情報量や緻密さがあり、ポーズを付けるとメカニカル感がよく表現されています。対艦刀を使ったポーズには迫力がありますし、合体変形機構といった遊べる要素もあるので、間違いのないキットとして十分に楽しめそうですね。

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長太郎様 ガンダムブログ、とても参考にさせていただいております!MGEX ユニコーン、自分も楽しんで製作しようと思います(^^♪

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