MG RGZ-91 リ・ガズィ レビュー

今回は、2001年6月に発売されたMG 1/100 RGZ-91 リ・ガズィのレビューをご紹介します!

MG リ・ガズィは、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するMG『RGZ-91 リ・ガズィ』の1/100スケールモデルキットです。リ・ガズィの特徴であるバックウェポン・システムの合体や飛行形態を再現。MG準拠の内部フレームを構築するなど、Zガンダムの量産化を目指して作られた特等的な造形や変形機構が再現されたキットになっています。価格は4,320円(税込み)です。

「リファイン・ガンダム・ゼータ(Refined Gundam Zeta)」の略称を持つリ・ガズィが2001年にMGでキット化。スリムなプロポーションの本機に加え、機首と主翼を備えた大型バックパック(バックウェポン・システム)が再現されています。

成型色はライトブルーがメイン。部分的にダークブルーやイエロー、レッドといったガンダムタイプの配色が再現されています。ダクト内部などは塗り分けが必要ですが、だいたいの部分はパーツで色分けされています。

ポリキャップ(PC-122)を各部に多数使用する他、脚部はビス止め仕様になっていて関節強度は高め。脚部が細身ですが自立は安定しています。他の箇所に比べ、股間部と足首の構造に多少弱さを感じる程度。

頭部。リ・ガズィの特徴的な造形が再現されています。全身のサイズに比べて少し大きめな印象も。頭部は前後挟み込みタイプで上部から側面に合わせ目ができます。ツインアイはクリアーパーツにシールを貼っての色分け。

額や後頭部のセンサーもシールでの色分けです。アンテナが細いので、手を引っ掛けたりして折ってしまわないよう注意です。一応余剰で予備パーツが付属しています。首裏には動力パイプが造形されています。

胸部から腰部。比較的モールドの少ないプレーンな造形になっています。コックピットハッチやエアインテークはパーツでの色分け。エアインテーク内部は塗り分けが必要です。

コックピットハッチは開閉可能。内部にはコックピットシートが造形され、パイロットフィギュアが内蔵されています。アムロかケーラかの記載はありませんが、箱絵の画像を見る限り、白で塗装されているのでアムロだと思います。

大腿部にマウントしているサイドアーマーにはグレネード・ランチャーが造形されていて、裏面のレバーをスライドさせるとグレネードが露出します。

フロントアーマーは1個パーツで、裏面にメカニカルなモールドが造形され、リアアーマーには裏打ちパーツが造形されています。リアアーマーにはバーニアが造形され、内部は黄色いパーツで色分けされています。(はめ込むと抜けなくなるので、後の塗装を考慮して取り付けていません。)

フロントアーマー、リアアーマー共に前後に展開します。

腕部。派手さはないですが、まとまりのある造形が再現されています。

二の腕、前腕共に左右挟み込みタイプで合わせ目ができます。肘が分離したり出来ないので、合わせ目消しや結構大変そうです。ハンドパーツは親指と人差指、残り4指がそれぞれ可動するタイプ。

前腕にはグレネード・ランチャーが内蔵され、ハッチを開いて前腕の装甲をスライドさせることでグレネードが露出します。装甲の上部にはシールドマウント用のポリキャップ穴がありますが、スライドさせるとポリキャップも合わせてスライドするので、グレネード・ランチャーを展開しているときはシールドを装備できないようになっているようです。グレネードは赤く塗り分けが必要です。手首は適度にスイングします。

ショルダーアーマーは複数パーツ構成。合わせ目はモールド化されています。側面のダクトはパーツでの色分けで、内部は塗り分けが必要です。側面の装甲は適度に上下可動します。

股間部は変形用に引き出しギミックが造形されています。

脚部。リ・ガズィ特有の細身でプレーンな造形になっています。

内部フレームが造形され、膝関節や太ももなどがビス止め仕様になっています。

外側の装甲には小型バーニアが造形、内側には角型のダクトが別パーツで色分け造形されています。

変形機構があるため、ソール部を押し込むと脚部裏面の装甲がスライドし、バーニアが露出。露出したバーニアは上下に可動します。こちらのバーニア内部も別パーツで色分けされています。

ソール部。シンプルな構造、色分けになっています。足裏もモールドの入った別パーツで造形。

変形用にコンパクトに折りたたむことができます。

バックパック。どことなくゼータの背部ユニットに似た形状です。

スタビライザーは上下に可動し、裏面には別パーツでダクトが造形されています。側面のウイングは収納可能。バックパックもバーニア内部は別パーツでの色分けです。

バックパックは2穴接続。はめ込んで下げることで固定されます。

バックパック上部のハッチを開くことで、内部のグレーパーツが引き出されてサーベル柄が露出するギミックがあります。

MGジム・コマンド(コロニー戦仕様)、MG強化型ダブルゼータガンダムVer.Kaと並べて。大きさはダブルゼータともあまり変わらない大型機ですが、古いキットなだけに、少し密度感やプロポーションに差が出ているような感じも。

MGジェガン、MGνガンダムVer.Kaと並べて。ジェガンと並べるとそれほど違和感がないような印象。

頭部はそれほど広範囲に可動せず、少し上げ下げ出来る程度。左右へは、一応真横も可動しますが、顎と襟が干渉して擦れやすいので、塗装する場合は注意です。

腕は水平程度にまで上げることができます。肘は90度より少し深めに曲げられます。

肩はボールジョイント接続ですが、ごく僅かに前後スイング出来る程度。

バックパックや腰アーマーがガシガシ干渉しますが、腰は一応360度回転が可能です。ディスプレイ用の股間部マウントパーツなどは付属していないので、アクションベースに付属している広めのコの字パーツを股間部に挟んでのディスプレイとなります。

前後開脚はまずまず広めに可動しますが、フロントアーマーの固定が少し弱めだったりするので、無理に広げて破損させないよう注意です。

ビス止め仕様なので硬めですが、膝は深くまで折り曲げることができます。膝内部パーツは細身で、膝の外装はくり抜き状態。

足首はまずまず広めに前後可動します。左右へはわずかに可動する程度。

アクションベースにディスプレイした状態だとほとんど開脚させることができません。広げても垂れて閉じてしまいます。接地した状態だとハの字程度にまで開脚します。

内股、ガニ股は共に45度程度。

立膝はそこそこきれいな姿勢でこなしてくれます。

可動域の総括としては、流石に昔のキットなので、可動域が物足りない箇所は多いです。肩部や股間部などの可動域が狭いので、ポージングを表現は制限されるキットかと。ただ、ガンダムタイプがゆえの造形の良さからか、立膝などがかっこよく見えたりするのがいいですね。

バックウェポン・システム。機首やウイングが増設されたリ・ガズィ変形用のユニットパーツになります。各部ともパーツによって色分けされています。

十字型の専用台座を使ってのディスプレイとなります。

バックウェポン・システムを色んな角度から。

機首は表裏各部ともパーツで色分けされています。両脇の対艦用ビーム・キャノンは、根元の角型部はモナカ割なので合わせ目が出来ます。砲身は各部とも筒型パーツ。

機首先端の大口径ビーム・キャノンも別パーツで色分け。両翼もパーツによって色分けされています。プロペラント・タンクは中央部がモナカ割なので、上下に合わせ目ができます。

内側のリ・ガズィへの固定用、台座への固定用アームも前後に可動します。

シールド、変形時のシールド用マウントパーツ2種、ビームサーベル(サーベル刃、サーベル柄)☓2、ビームライフル、アムロ・レイフィギュア、アンテナ(予備)が付属。

リ・ガズィやアムロ、連邦、ロンド・ベルなどのロゴが入ったマーキングシールとガンダムデカールが付属。

シールド。表面は2パーツの簡単な作りですが、裏面にはびっちりとモールドが入っています。3基のハンド・グレネードも別パーツで造形されています。

グリップや前腕へのマウント部は可動式。

ビーム・ライフル。本体部分は簡単なモナカ割なので上下に合わせ目ができます。

ビームライフルとシールドを装備して。

ビーム・ライフルはダボ固定などがなく、ハンドパーツで握るだけなのでふらつきやすいです。しっかりと握らせることでそれなりに保持ができる感じ。

シールドは前腕にしっかりと差し込めるので、固定強度が高くポージング時も安定しています。

シールドはグリップが掴めますが、サイズ的に前腕へのダボ固定ができなくなるので、画像のように垂れ下がった状態になりそうです。あまりグリップの意味がないかも。別にうまい持たせ方があるんですかね。

サーベルはしっかりと掴めるので、特別ポージングに不自由さなどはなかったです。

ウェイブライダー形態への変形時は、肩を下げ、股間部を展開。膝をS字にしてつま先を伸ばしておきます。そして後部のスタビライザーや腕の角度を調整し、バックパック両脇のウイングを閉じておきます。

シールドにビーム・ライフルを格納してマウントパーツを取り付け、バック・ウェポン・システムに取り付けます。

そしてバック・ウェポン・システムをリ・ガズィ本体に被せるようにして、肩にマウント用のアームを差し込んで固定。シールドの爪を脚部に差し込んで固定させたら、ウェイブライダー形態への変形が完了です。それほど複雑ではないですが、きっちりとハマっているかどうかの判別が難しいので、少し試行錯誤するようになるかも。

ウェイブライダー形態も台座へのディスプレイが可能です。ただ台座に乗せるだけになるので、バランスが崩れるとすぐに台座から落ちてしまうので注意です。安定させつつ乗せる必要がありますね。

ウェイブライダー形態をいろんな角度から。シャープさがあってかっこいいですね。リ・ガズィならではの形態なので、独特の良さがあります。

アクションベースに付属している展開型のアームをリアアーマーの隙間に差し込んでディスプレイさせてみました。推奨されている方法ではなく、安定もしていないので、落下して破損する可能性もあるので注意です。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。馴染み深いリ・ガズィではありますが、昔のキットということもあって可動域が物足りなかったりして、ポージングはちょっと決まりにくいかなと思います。腕部の合わせ目も消すのが難しいので、塗装や制作では少し手間がかかるかも。

ですが成型色や各部の造形自体は悪くないので、いろいろとかっこよさを模索しながら楽しむのもいいかもですね。ウェイブライダー形態は造形もよく、ディスプレイさせてもかっこいいので、こちらにして飾っておくのもありかなと思います。

またプレバンからこのキットを流用したリ・ガズィ・カスタムが発売されるので、どの程度アップデートされているのかも楽しみですし、取り扱いやすいよう改良が加えられていると嬉しいですね。

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