HGUC R・ジャジャ レビュー

今回は、HGUC 1/144 R・ジャジャのレビューをご紹介します!

HGUC R・ジャジャは、『機動戦士ガンダムZZ』に登場する指揮官用試作型MS『R・ジャジャ』の1/144スケールモデルキットです。フレキシブルに可動するバリアブルシールドなど、特徴的でこだわりの造形を再現。ヒート剣付きビーム・ライフルや大型ビーム・サーベルなどが付属し、プロポーション、可動域、色再現に至るまで徹底考証されたキットになっています。価格は2,052円(税込み)です。

キャラ・スーン専用機のR・ジャジャがHGUCでキット化。2014年に発売されたHGBF R・ギャギャをベースに、特徴的な造形が再現されています。胴体部はR・ギャギャと同じで、球型の肩部や後部バリアブル・シールドの一部、頭部のアンテナなどが新規造形となっています。

成型色のメインは劇中のR・ジャジャらしいオレンジ。結構赤みがかったオレンジになっています。大体はパーツで色分けされていますが、細かい箇所はシールでの色分けだったり、脚部バーニアなどは塗装が必要だったりします。

突出しているのは肩のバリアブル・シールドくらいで、全体的に一方向に比重がかかることもないので自立は安定しています。ポリキャップはPC-002を使用し、関節強度はまずまず。ただ、そこまで強度が高いわけでもなく、キットを少し弄るだけで良く動くキットだと分かりますし、柔軟性があるので逆にしっかりとしたポージングが少し難しく感じたりもします。

頭部。サザビーにも似た特徴的な造形。全体的な構造はR・ギャギャと同じですが、上部アンテナが新規造形になっています。アンテナは細身で長いので、誤って折ってしまわないよう注意が必要です。組み合わせは色違いのフェイスパーツで分割されているので、合わせ目などはありません。

モノアイはシールを貼っての再現なので、モノアイを動かして表情をつけたい場合はシールの位置を貼り替える必要があります。

首はポリキャップ接続。頭部裏面も適度に造形され、メット裏もスリット型のモールドが入っています。

装甲の上部が開口してあるので、モノアイを上部に貼ると特徴的な表現も可能です。

胸部。R・ギャギャと同じ形状です。胸部両脇や中央部分がパーツによって色分けされています。中央部分にあるモールドや上部の三角形モールドは黒いシールによる色分けです。

腰部。R・ギャギャと同じでやや末広がりの造形。腹部両脇の六角形モールドやフロントアーマーの一部は黄色いパーツによる色分けとなっています。中央下部のモールドは黒いシールによる色分けです。

フロントアーマーやサイドアーマー裏はモールド造形はありません。リアアーマーは5基のバーニア(1個パーツ)が造形されています。

腹部は2段に分かれていて、それぞれポリキャップ式のボールジョイント接続になっています。下部はかなり前側にボールジョイント接続部があり、特徴的な可動するようになっています。

腕部。肩の付け根や球型の装甲が新規パーツによる構成で、二の腕以下はR・ギャギャとだいたい同じ造形になります。

二の腕は筒型パーツ。前腕は複数パーツの組み合わせで、表面に合わせ目ができますが、段落ちモールド化されています。武器を保持してポージングさせると手首が外れやすいので注意が必要です。前腕装甲パーツがR・ギャギャと異なりますが、他は同じです。

前腕はメカニカルな内部フレームが造形されています。

球型ショルダーアーマーのマウント部はポリキャップによるボールジョイント接続。強度はまずまずで、適度に可動します。

ショルダーアーマー。特徴的な球型装甲は前後挟み込みタイプですが、側面の合わせ目は段落ちモールド化されています。3連装ミサイルポッドは黄色い別パーツによる色分けです。

突出した上部の装甲はモナカ割なので合わせ目ができますが、別パーツ化されているので合わせ目消しはラクです。この装甲は回転可動します。

バリアブル・シールド。R・ギャギャでは内側に特徴的なガトリングガンを装備していましたが、こちらは段差モールドパーツを取り付けるシンプル構造です。

バリアブル・シールドは上下、左右にフレキシブルに可動します。

脚部。R・ギャギャと同じ形状です。大腿部は筒型で、膝から下は簡易的な左右挟み込みタイプ。

側面のダクトは、外装は別パーツで色分けされていますが、内部は黄色や黒に塗り分ける必要があります。後部の3基のバーニアも塗装が必要です。前後にできる合わせ目は段落ちモールド化されています。

足首から下の部分。複数パーツで色分けされていて、つま先の四角モールドは黄色いシールでの色分けとなっています。合わせ目もない構造になっていて、くるぶしには別パーツで4基のバーニアが造形されています。足裏はモールドの入ったパーツで造形されていますが、つま先やかかとに肉抜き穴があります。

バックパックは大型なものではなく、両脇のシンプルで内部モールドのない角型バーニア?や簡単なアーマーが造形されているのみ。

下部の大型バーニアは塗り分けが必要です。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスとの比較です。機動戦士ガンダムZZに登場する機体だけに、HGキットとしても大きめになっています。ちなみに陸ジムが頭頂高18.0mで、R・ジャジャの頭頂高は20m(全高23.55m)です。

大型HGのHGUCシナンジュ・スタインと並べて。さすがにシナンジュ・スタインと比べると小柄です。(頭頂高比較)シナンジュ・スタインの全高は22.6m。だいたい設定どおりな感じです。

HGUCダブルゼータガンダムがあればよかったのですが、手元に無いのでREVIVE版のHGUCガンダムMk-ⅡやHGUCゼータガンダム[U.C.0088]と並べて。

首が長めなこともあり、頭部の上下可動はまずまず広めに。左右へも干渉なく可動させることができます。

腕部は水平程度にまで上げることができますが、あまり上げすぎると肩のボールジョイントが簡単に外れるので注意が必要です。一度外れるとショルダーアーマーが邪魔になってはめにくいところがあります。肘はV字程度に深く曲げることができます。

肩はボールジョイントが浅めに接続されている分柔軟にスイングでき、前側には肩ポリキャップが引き出し可能なので広くスイング可能です。

腹部が2箇所のボールジョイント接続な分、上半身は柔軟に前後スイング出来たりします。

ただその分腹部が複雑なので、腰の回転可動は45度程度の可動になっています。通常通り、股間部にアクションベースをマウントしてディスプレイさせます。

前後開脚は、フロントアーマーが適度に可動するので前側へは広く可動させることができます。リアアーマーは可動しないので後方へはそれなり。

膝はくの字程度まで。思ったよりも膝可動域は狭めです。

足首の可動は、前後可動ともに脚部アーマーなりの可動となります。左右への動きもまずまずです。

左右への開脚は水平以上にまで上げることができ、かなり広く可動します。サイドアーマーも広く可動するので柔軟。

内股、ガニ股も広く回転可動します。

立膝はやや不十分な姿勢になってしまいます。

可動の総括としては、各部とも特徴的な造形な割に広く柔軟に可動します。ですが全体的に少し弱めなのと、肩が外れやすいのが気になるところです。武器を保持して垂れるほどではないので、ポージングに支障が出ることはなさそうですね。

銃剣付きビームライフル、銃剣付きビームライフル用マウントパーツ、ビームサーベル刃、ビームサーベル用の鞘、平手(左)が付属。

R・ギャギャ用の余剰パーツが付属。

ネオ・ジオンロゴのシールが1枚余ります。

銃剣付きビームライフル。HGUCザクⅢなどに付属のものに似てますが、ランナータグに『HG1/144R・ジャジャ』と印字されているので新規造形パーツのようです。本体部分は左右挟み込みタイプで上下に部分的に合わせ目ができます。動力パイプは別パーツによる色分け。

センサーはシールによる色分けで、後部のストックは適度に可動します。

銃剣は脱着可能で、単体で保持が可能です。

銃剣付きビームライフルはマウントパーツを使用することでバリアブル・シールドにマウント可能です。

ビームサーベル鞘。鞘の部分はモナカ割なので上下に合わせ目ができます。側面にはネオ・ジオンのロゴシールを貼るようになっています。

グリップは脱着可能で、先端のC型パーツを外してビーム刃を取り付けます。

ビームサーベル鞘はサイドアーマーにマウント可能です。固定強度は高めで、ポージング時には全く外れることがありませんでした。

銃剣付きビームライフルなど、武装類を装備して。ギャンの設計思想を受け継いだということで、少し西洋騎士のようなスタイルになっています。

銃剣付きビームライフルは持ち手で挟み込んで保持。ダボ固定ではないですが、保持力は高めでふらつきもなく持たせやすいです。ただ、ライフルの後部が長めということもあって肘を曲げるのが難しかったりするので、脇に抱えるなど多少持たせ方に工夫が必要な場合があります。

ビームサーベルもハンドパーツでしっかりと挟み込め、抜け落ちたりすることなくポージングができました。

バリアブル・シールドは肩のボールジョイント接続部分を回転させ、前方に向けることができます。

劇中シーンも再現可能です。

以上です。造形、プロポーション共に申し分ない出来にあるキットだと思います。特徴的なR・ジャジャの形状がうまく再現されていますね。可動域も柔軟で、ポージングも様々に演出が可能。派手なポージングもできる優秀なキットになっています。

欠点的には、可動域が広く柔軟なだけにどうしても強度の弱さを感じるので、経年劣化やポージングの頻度によるヘタレが気になるところです。長い目で見ると、ちょいちょい補強しながらの取り扱いになる場合もあるかもしれませんね。

キャラ・スーンの愛機としてダブルゼータガンダムと戦ったR・ジャジャが念願のキット化を果たしたので、まだキット化されていないZZ系の機体も続けてキット化されると嬉しいですね。

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