HGUC シルヴァ・バレト レビュー

今回は、2014年1月に発売されたHGUC 1/144 シルヴァ・バレトのレビューをご紹介します!

HGUC シルヴァ・バレトは、『機動戦士ガンダムUC バンデシネ』に登場する準サイコミュ兵器テスト用試作機『シルヴァ・バレト』の1/144スケールモデルキットです。ガンダムヘッドとジムヘッドが選択可能なコンパチフェイスに加え、展開ギミックを搭載したバックパックが造形。リード線による前腕部射出シーンが演出可能など、特徴的な機体形状が再現されたキットになっています。価格は2,376円(税込み)。

2013年8月に発売されたHGUCドーベン・ウルフ(ユニコーンVer.)をベースに、部分的に新造パーツで構成されたHGUCシルヴァ・バレト。UCバンデシネ版の試作型機がキット化されています。

成型色はライトグレーの外装にグレーを施した無彩なカラーリング。部分的なブルーグリーンや顎のレッドが数少ない有彩色となっています。脚部のブルーグリーンラインや部分的なホワイト、ダクト周りなど、シールで色分けする箇所は多めです。

ポリキャップはPC-132ABCを使用し、全身各部に多く使われています。背部に大柄なバックパックを装備したサイズ感あるキットですが、脚部も太めで自立は安定しています。

頭部。額に2本、後頭部に2本の計4本のアンテナを装備した特徴的なスタイルです。

とさか前後のセンサーをグリーン、ふちをホワイトのシールで色分け。メット部は左右挟み込みタイプで後頭部に合わせ目ができます。

フェイスパーツにガンダムタイプとジムタイプが付属し、組み換えることでガンダムヘッドとジムヘッドがチョイス可能です。

ジムヘッドはクリアーブルーパーツの内部センサーが造形。センサーは色分けされていません。

ジムヘッドで。フェイスパーツを組み換える場合は、色分けしているとさかの白シールを剥がす必要があります。

胸部から腰部。胸部や腹部中央のコックピットハッチなどはパーツで色分けされています。腰部はサイドアーマーはなく、大体部に装甲を被せるタイプ。

腰アーマー裏は特にモールドなどはありません。

腕部。前腕部が射出可能な機体なので、前腕にはスラスターが造形されています。

二の腕は筒型ですが、前腕は左右挟み込みタイプで上下に合わせ目ができます。

上部のスラスターは内部がシールによる色分け。下部も小型バーニアが造形されています。バーニア部は塗り分けが必要です。

ショルダーアーマー。挟み込みタイプですが、合わせ目はモールド化されています。側面のダクトは内部とふちのホワイトもシールでの色分けです。

脚部。長めでボリューム感ある形状になっています。スネ下の装甲以外はドーベン・ウルフと同じ。膝の装甲は少しだけ可動します。ブルーグリーンのラインモールドやスネ下の白い装甲はシールでの色分け。膝から下は複数パーツの組み合わせで合わせ目はモールド化されています。

大腿部のブルーグリーン円形ラインモールドはシールでの色分けです。側面のバーニアは別パーツでの色分け。大腿部は前後挟み込みタイプなので側面に合わせ目ができます。装甲の内側にモールドはありません。

後部装甲のダクトは黒いシールでの色分けです。側面のスラスター内部にスリットなどは造形されていません。ふちは白いシールでの色分けです。下部のバーニアも1スリットのみのシンプルな造形。

後部の装甲は適度に可動します。

ソール部。ドーベン・ウルフと変わりませんが、底広で特徴的な形状になっています。かかとは2爪形状になっていて、内側には肉抜き穴があります。内部パーツは左右挟み込みタイプで合わせ目ができます。つま先側の脚底は、モールドの入った別パーツで蓋がされています。

バックパック。ビーム・キャノンや対艦ミサイル、ミサイル、インコムなどを装備した複合武装になっています。

バックパックは縦型の2ダボ接続。リアアーマーの左右モールドはシールでの色分けです。

バックパックはバーニア部を中心にして、中間にインコムや対艦ミサイルのユニット部、外側にビーム・キャノンやミサイル、スラスターのユニット部が接続されています。接続はダボやボールジョイントによるポリキャップ接続。

中央のバーニアはシールでの色分けで、インコムは引き出しが可能です。さらにインコムは脱着も可能。(説明書に脱着の記載はありません。)上部の爪にマウントしている対艦ミサイルも脱着が可能です。

上部の爪は可動します。

インコムはモナカ割で合わせ目ができます。対艦ミサイルは2個パーツの組み合わせで合わせ目はありません。

外側のユニット部。左右挟み込みタイプで部分的に合わせ目はできますが、全体的に作りはいいです。

バーニアは簡単な作りで、スタビライザー?先端のダクトはシールでの色分けです。裏面のダクトもシールでの色分け。

ユニット先端や内側は別パーツで色分け、造形されています。

スタビライザー?は上下に可動し、手前のハッチを開くと12発のミサイル(MS用)が露出します。ミサイルは辺りを塗り分ける必要があります。

ビーム・キャノンのユニット部が可動し、前方に向けることで肩部ビーム・キャノンとして使用可能です。ユニット部を可動させるときは、アンテナなどが妨げにならないよう、頭部は外して可動させます。

HG陸戦型ジムやHGルプスレクスと並べて。かなりの大型機です。シルヴァ・バレトの全高は25.11m(頭頂高:21.7m)

HGジェスタやHGグスタフ・カールといった同シリーズ機と並べてもまだ大きいです。ちなみにグスタフ・カールの頭頂高は22.0mです。

頭部の可動は、上下共にそこまで広い可動はできないようです。左右へは問題なくスムーズに可動します。

腕は水平より少し上くらいまであげることができます。肘は90度まで折り曲げることが可能。

肩は引き出しギミックによって少し前方にスイングが可能です。後方へはほぼスイングできません。

腰がボールジョイント接続で、上半身を少し前後スイングさせることができます。

左右へも適度に傾けることができます。

腰はバックパックを取り付けた状態でも干渉なく360度回転可能です。アクションベースへは、通常通り股間部に差し込んでのディスプレイとなります。

フロントアーマーも小柄でサイドアーマーも大腿部側にあるので、前後開脚は干渉なくかなり広めに展開が可能です。

膝はくの字程度とわずか。膝関節パーツは左右挟み込みタイプですが、合わせ目は段落ちモールド化されています。膝の装甲裏は肉抜き穴があります。

足首は前後可動は広めに。左右へは適度に可動します。

左右への開脚はハの字程度まで。もう少しだけ上げることができますが、脚部が重量で少し垂れます。

接地した状態だと少し広めに展開。

内股、がに股は広く可動します。

ゴツゴツとした脚部形状ですが、立膝は割ときれいな形でこなせました。

可動域の総括としては、肩のスイング可動や左右への開脚などはそれほどでもないですが、前後開脚や立膝などは優秀。肉厚な装甲な割には動くキットになっていると思います。

シールド、ビーム・ライフル、隠し腕(左右)、有線式ハンド再現用パーツ2種×2、武器持ち手(右)、平手(左右)、ジム・ヘッド用フェイスパーツ、ビームサーベル(サーベル刃、柄)×2、リード線×2、専用台座×2が付属。

シールド。ドーベン・ウルフのメガ・ランチャーをショートバレル化し、ジェガンのシールドに組み込んだ多目的防衛装備です。

ビーム・ランチャーの砲身は伸縮可能。挟み込みタイプで側面に合わせ目ができます。

ビーム・ランチャーの先端は上下の装甲が展開し、砲口が露出。2連装ミサイル・ランチャーは別パーツでの色分けです。

ビーム・ライフル。ジェガンのビーム・ライフルとほぼ同型ですが、形状を少し変えて新造されています。本体部分はモナカ割で上下に合わせ目ができます。

ビーム・ライフルとシールドを装備して。

ビーム・ライフルは武器持ち手で保持。グリップと手のひらでのダボ固定なのでしっかりと保持できます。

重量感があるので、簡単なポーズで迫力のある演出が可能です。

ビーム・サーベルはダボ固定などはないので、少しハンドパーツとグリップとのかみ合わせがゆるく、斜めったりします。ややフラつき傾向はありますが、抜け落ちたりすることはないのでポージングはそこまで難しくないかと。

隠し腕。腕部分はモナカ割で合わせ目ができます。ドーベン・ウルフでは指揮官機(ラカン・ダカラン機)のみ、無線ビームハンドで隠し腕が内蔵されていましたが、このシルヴァ・バレトは設定こそないですが、プラモデルオリジナルで隠し腕が用意されています。

クロ―は展開が可能。

有線式ハンドを再現する場合は前腕部を取り外し、関節パーツを外して付属のパーツとリード線を取り付けます。前腕部射出状態時は付属の台座を使ってのディスプレイとなります。

では適当に何枚かどうぞ。

ビームサーベルを保持していると台座が倒れやすいので、サーベルの角度を調整する必要があるかも。

台座に設置できないので少し不安定さはありますが、インコムにもリード線が繋げ、射出状態が再現可能でした。(説明書に記載はありません。)

かなり特殊なディスプレイやポージングができるので楽しいですね。

造形が良いので、ビーム・キャノンやミサイル発射体制などにも躍動感を感じます。

前腕部は通常のアクションベースなどにディスプレイできると、もう少しポージングの幅が広がってよかったかも。

以上です。割と構造が複雑なため、パーツ数を抑えているせいか、部分的にシールで補う箇所が多いです。ですがこれ以上細分化してしまうとパーツ数が多くなってしまうので致し方なしかと。全体的には構造もしっかりとしていて完成度は高いキットだと思います。

サイズ感の割にポージングもスムーズに決まりますし、インコムや有線ハンドなど、どのスタイルでディスプレイしても様になるので、ついついポージングにはまり込んでしまうことも。

ポロリもほとんどなく取り扱いやすく、重量感がありますがガシガシ動かしても割と耐えてくれるので、バラエティに富んだ武装類でいろいろと遊んでみるのもいいのではないでしょうか。

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2 件のコメントがあります。

  1. 匿名

    on 2019年6月19日 at 20:43 - 返信

    隠し腕の時は肘は曲がらないんですか?

    • nori

      on 2019年6月19日 at 21:41 - 返信

      コメントありがとうございます!
      肘関節をまるごと外して隠し腕を取り付けるので、肘は曲がらないようです。
      隠し腕でも肘が曲がると良かったんですけど、残念・・・。

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