HG ガンダムキュリオス レビュー

今回は、2007年11月に発売されたHG 1/144 GN-003 ガンダムキュリオスのレビューをご紹介します!

HG ガンダムキュリオスは、『機動戦士ガンダム00』に登場するMS『ガンダムキュリオス』の1/144スケールモデルキットです。劇中と同様に飛行形態への変形を再現。股関節部に新機構の3ボールジョイント”を採用するなど、スムーズがポージングが可能なキットになっています。先端が左右に割れるギミックを持つシールドの他、GNビームサブマシンガンや対MSナイフも付属。価格は1,650円(税込み)です。

私設武装組織「ソレスタルビーイング」が保有するGNドライヴ搭載機の一つであり、ガンダムマイスターのアレルヤ・ハプティズムが搭乗するMS『ガンダムキュリオス』がHGでキット化。膝に大型のウイングを持つなど、変形機らしい特徴のある機体形状が再現されています。機体名は第四位主天使『キュリオテス』に由来。

成型色はホワイトとオレンジを基調とし、関節にグレー、部分的にイエローを配色。顎や腹部などのレッドはシールによる色分けとなっています。素組みでも見た目はいいですが、パーツによる色分けが不十分なため、適度にシールで補う箇所があります。塗装が必要な箇所も多め。

ポリキャップはPC-123、関節などにはABSパーツを使用。

足首の可動が不十分で脚を開くと少し浮いてしまうため、接地状態にやや不安定さがあります。背部に飛行形態時の機首部分とスタビライザーが造形されているので後方にも比重がかかりやすいですが、うまく姿勢を整えることで自立は可能です。

頭部。全体的に丸みのある造形で再現されています。とさか左右の凹みモールドはグレーに塗り分けが必要です。メット部は左右挟み込みタイプで上部に合わせ目ができます。合わせ目を消す場合はフェイスパーツの後ハメ加工などが必要。

左右のGNコンデンサーはグレーのシールを貼り、クリアーパーツを被せる仕様。とさか前部のセンサーはシールで色分けしますが、後部のセンサーは塗り分けが必要です。後頭部の合わせ目は段落ちモールド化されています。

胴体部。胸部中央にはGNドライブが造形されていますが、ソレスタルビーイング所属機の中では比較的スリム。

肩左右のアンテナは可動式。細くシャープなので、引っ掛けて破損させないように注意が必要です。

中央のGNドライヴはグレーのシールを貼り、その上からドーム状のクリアーパーツを被せる仕様です。左右のエアインテークはスリット入モールドに黄色いシールを貼っての色分け。腹部の赤やフロントアーマー上部の装甲内はシールでの色分けで、フロントアーマー下部の装甲内や部分的なモールドはグレーに塗り分ける必要があります。

フロントアーマー裏は簡易的な作りで、リアアーマー裏にはGNビームサーベル柄をマウントしています。サーベル柄は脱着が可能。リアアーマー裏は全体をグレーに塗り分けが必要です。

リアアーマーは白成型色なので、全体をオレンジに、部分的なモールドをグレーに塗り分ける必要があります。

腕部。細身ですが、全体的に角度のついたスクエアな形状になっています。

二の腕は筒型で合わせ目はなし。前腕は左右挟み込みタイプで前後部分的に合わせ目ができます。肘から分離できないので、合わせ目を消す場合は後ハメやマスキングが必要です。肘側のGNケーブルは水色シールでの色分けで、側面のGNコンデンサーはシールを貼り、その上からクリアーパーツを被せての色分け。肘左右や前腕の角型モールドはグレーに塗り分けが必要です。

肘のGNケーブルにはゴム質素材が採用されています。ショルダーアーマーから伸びる後部装甲は、ラインモールドと裏面をグレーに塗り分ける必要があります。

ショルダーアーマー。側面に広がりを見せる作りになっています。挟み込みタイプなので上下に合わせ目ができます。前後の凹みモールドや上下の装甲など、大部分をグレーに塗り分ける必要があります。上部のリブは引き起こしが可能で、後部の装甲は可動式です。

脚部。全体的に細身で軽量なタイプですが、膝に大きなウイングを装備するなど独特のスタイルになっています。ウイング側面のモールドやアンクルアーマーのモールドはグレーに塗り分けが必要。膝左右の角型ダクトはイエローに塗り分けが必要です。

大腿部は左右挟み込みタイプですが、合わせ目は端にくるようになっています。大腿部前面のGNケーブルはシールでの色分け。膝のウイングは可動式です。膝から下は左右挟み込みタイプですが合わせ目はモールド化されています。後部のパーツを外すとポリキャップ穴が露出。

ソール部は比較的コンパクトな作りですが、可動箇所は多め。脚甲はグレーに塗り分けが必要です。アンクルアーマーに合わせ目ができますが、足首が分離するので合わせ目消しはしやすいかと。

足裏の作りは簡易的ですが、内側にモールドが造形されています。つま先は可動式。アンクルアーマーも前後に可動します。

背部にはMA形態時の機首部分とスタビライザー?を装備しています。

機首、スタビライザーともに左右挟み込みタイプで、どちらも部分的に合わせ目ができます。合わせ目を消す場合は後ハメ加工などが必要そう。機首はコックピットがグリーンのシールでの色分け、スタビライザーはダクトがグレーのシールでの色分けです。機首はアンテナが展開可能です。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べて。HGキットとしてはやや大きめですが、ショルダーアーマーが大柄なのでその分大きく見えます。

同シリーズのHGガンダムエクシア、HGガンダムデュナメスと並べて。キュリオスは頭一つ抜けていますが、どれも形状が特徴的でバリエーションも豊かです。

頭部はわずかに見上げる動きが可能。左右への可動は、肩のアンテナ基部が干渉するため45度程度となります。全体的に頭部の可動範囲は少なめです。首はパーツによる構成。

腕はかなり高くまで上げることができます。肘は1重関節ですが、90度よりも少し深めに可動します。

肩はショルダーアーマー側のボールジョイント接続で適度に前後スイングします。

可動が柔軟で、肩のパーツも変形機構用にロックが外れるようになっています。画像は用意していませんが、エアインテーク部分の装甲も付け根がボールジョイントなので回転させることができます。

胸部、腹部ともに可動箇所はなく、腰も前後可動は僅かなので、上半身の前後スイング画像は省きました。

かなり干渉しやすいですが、腰は少し浮かせることでか360度回転が可能です。股間部のカバーを外すことでポリキャップ穴が露出。3.0mm軸を差し込むことで、アクションベースやスタンドにディスプレイが可能です。

股間部は適度にスイングが可能。

サイドアーマーがなく、股間部もボールジョイントで柔軟なため、幅広く前後開脚させることができます。ただ、股間部ボールジョイントが比較的抜けやすいので注意です。

膝は二重関節で干渉も少ないため、かなり深くまで曲げることができます。ただ、あからさまに2箇所で曲がるので不自然な印象もありますね。膝関節パーツは合わせ目が端にくるようになっています。

足首は前後左右とも、画像ではほとんどわからないくらい僅かな可動となります。

股間部がボールジョイント接続ですが、左右への開脚は幅広く展開させることができます。

内股、ガニ股ともに少し可動する程度。

膝のウイングが邪魔になるため、きれいな姿勢での立膝は難しいようでした。

可動域の総括としては、動く箇所と動かない箇所のメリハリがはっきりとしていると思います。なのでMS形態時のポージングはある程度制限される部分もありそうですね。ただ、股間部がボールジョイントな割に広く開脚できるので、ある程度柔軟な可動が期待できそうです。

GNシールド、GNビームサブマシンガン、GNシールドニードルパーツ、平手(右)GNビームサブマシンガン用マウントパーツ、変形用パーツが付属。

GNビームサブマシンガン。簡単な作りですが、銃口やグリップは別パーツ化されています。

本体部分はモナカ割で上下に合わせ目ができます。グリップは脱着が可能。

センサーはグリーンのシールでの色分け。

GNシールド。キュリオス特有のシャープな武装になります。

先端のクローは左右に展開が可能。内側やシールド基部の裏面には肉抜き穴がありますが、複数パーツの組み合わせて作りはまずまず良いものになっています。

独特の機体形状をしていますが、意外とポージングが様になるのが印象的。GNビームサブマシンガンはグリップとハンドパーツとの間に遊びもなく、軽装なので取り扱いやすいです。

GNシールドは前腕にマウントして保持します。基部がやや抜けやすく、シールド自体が外れやすいので注意です。

GNシールドのクローは付け根が伸縮し、回転させることもできます。少し遊びがあり、引き出した部分がふらついたりするので注意です。

GNビームサーベル刃ば付属しないので、RGガンダムエクシアリペアⅢからビーム刃を拝借。

飛行形態への変形は、上半身の頭部をずらし、背部の機首とスタビライザーを展開。後頭部のアンテナを機首に突き出します。機首の2本アンテナも展開。前腕は角度を変えておきます。

ショルダーアーマーは上部のリブを起こして可動させ、機首部分に接続。

脚部は股間部を変形用パーツに組み換え、つま先を伸ばして足首の向きを変えておきます。膝の羽も広げておきます。

上半身と下半身を組み合わせ、GNシールドとGNビームマシンガンを取り付けたら変形完了です。

飛行形態。シャープな造形で機体のフォルムも独特のものがあります。

フライトシーンを演出。ゼータ系などとはまた違ったスタイリッシュさがあるのがいいですね。

 

設定にはありませんが、ウイングを可動させて前進翼のようなスタイルにすることも可能です。

適当に何枚かどうぞ。

上半身だけMS形態にし、劇中の人命救助シーンを演出することも可能です。(画像を撮影し忘れたのでまたアップしておきます;)

何気に演出力が高く、ポージングがかっこよく決まるのがいいですね。GNシールドは右前腕にもマウント可能です。

以上です。MS形態時は特殊なフォルムをしていますが、ポージングは思いの外かっこよく決まって演出力が高いと感じました。可動にも柔軟性があり、ある程度躍動感のあるポーズが取れるのもいいですね。GNシールドもクローの展開やGNシールドニードルを取り付けることでさらに迫力のある武装に変わります。

欠点的には、ポージング時に股間部が抜けやすいことと、GNシールドが外れやすいということでしょうか。そこまでストレスはないですが、ちょっと気になる部分だったので補強しても良いかと。あと、エクシアとデュナメスにも言えることですが、ビーム刃が付属しないのはもったいないですね。色分けが不十分なので、塗装するにも少し手間がかかりそうです。

飛行形態はシャープでスタイリッシュ。高速移動しているようなキレを感じる作りなのがかっこいいですし存在感もあります。発売からだいぶ経つキットですが、まだまだ古さを感じさせない良い作りをしているので、ソレスタルビーイングの4機と合わせて楽しみたいですね。

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3 件のコメントがあります。

  1. 匿名

    on 2020年5月11日 at 22:22 - 返信

    あの、ごめんなさい。
    ご迷惑なら良いんですが、MGキュリオスの商品ページにはハサミみたいなオレンジのやつ(名前忘れました)には、白い剣みたいな
    ものがついていたのですが・・・

    気になってしまって

    CGの可能性があるのですが、教えていただきたくコメントしました。

    これからも頑張ってください。

    • 逆シャア好きだけど(以下略)

      on 2020年5月12日 at 12:57 - 返信

      匿名さんの質問を読んでわたくしも少し気になったのでBANDAIホビーサイトで付属品の部分を読んでみました。まずHGのキュリオスの方ではシールドのクロー形態の白い部分を対MSナイフと記載されていたのですが、MGの方では対MSナイフの記載が無くシールドとしか書かれていませんでした。ついているかいないかはっきりしない感じです。
      まとめとしては、『まぁ、本体(MS)の方の出来はいいんだろうしあればいいな〜。』という程度に考えているのがいいのかなと思います。少しはっきりとしない曖昧な感じになってしまい申し訳ないです。
      最後にnoriさん、匿名さん、そしてガンダムファンの皆様、体調に気をつけてお過ごし下さい。

    • nori

      on 2020年5月12日 at 13:33 - 返信

      コメントありがとうございます!
      キュリオスのGNシールドには、伸縮式の短剣「GNシールドニードル」が内蔵されています。
      (劇中第10話の『ガンダム鹵獲作戦』で使用しました。)
      HGでは別パーツとして付属し、GNシールドに取り付けることができますが、MGでもCGで再現されているので、おそらく内蔵?付属?しているでしょうね。
      逆シャア好きだけど(以下略)さんもアドバイス、そしてありがたいお言葉をいただき感謝ですm(_ _)m
      参考になれば幸いですm(_ _)m

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