HG漏影のレビューです。

こんにちは!今回は、HG 1/144 漏影のレビューをご紹介します!

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HG漏影(ろうえい)は、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズに登場するタービンズ保有モビルスーツ『漏影』の1/144スケールモデルキットです。『漏影』は、鉄華団の支援において、タービンズという素性を隠しつつ任務を実行するために百錬(ひゃくれん)の装甲を全て換装させた機体です。地上戦も意識した調整が加えられています。発売日は2017年1月28日。価格は1,296円(税込み)です。

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百錬を換装した姿なので、ところどころに百錬の面影を感じるスタイルです。百錬よりも全体的なバランスが良くなり、色分け箇所も多く安定感のあるデザインになっています。

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バックパックには羽型の大型ブースターを装備。どことなくUCのドムなどのディテールも感じさせるものになっています。

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直立はやや不安定。普通に立たせることは出来ますが、かかとがU字型なのとバックパックに少し重量があるので、若干後ろ側に倒れやすくなっています。

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左右対称。膝が少し曲がり気味で、HGガンダムグシオンリベイクやHGガンダムグシオンリベイクフルシティのようにある程度角度がついています。ここも後ろに倒れやすくなっている要因かと。

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頭部。辟邪のようなのっぺりとしたフェイスガードですが、4つ目のセンサーが付いています。センサーは内側のパーツにゴールドのシールで再現。頭部は左右パーツで挟み込むタイプなので、中央に縦に合わせ目が出来ます。

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バストアップ。胸部の上側にダクト型モールドがあり、黄色いシールで色分けするようになっています。胸部中央は黄色い三角形のシールで色分け。パーツが細かく複雑に組み合わさっているので、しっかりと色分けされ、合わせ目なども出ない仕様になっています。

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腹部。形状は百錬とそっくり。サイドアーマーは前面がなくなり、股関節がある程度露出した状態です。

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腕部。こちらも百錬に似て細身ですが、百錬では肩部にあった円柱型のパーツが肘に位置し、スッキリとした二の腕外装パーツによって上品さが増しています。二の腕、前腕ともに前後での挟み込みタイプになっていて合わせ目は出ず。

ショルダーアーマーは前後パーツで挟み込むタイプなので、中央縦に合わせ目が出来ます。ただしショルダーアーマーの合わせ目が山型の頂点にくるようになっているのであまり目立ちません。前後の三角形の部分は黄色いシールでの色分けです。

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脚部。リアアーマーを外して撮影しました。百錬と比べてかなりスッキリとしています。足首付近は逆に広がって、ブーツカットのようなディテールに変化しています。太もも外装の上部はシールでの色分けとなり、各部の外装パーツは前後挟み込みタイプ。太ももは横面に合わせ目が出来ますが、膝から下の部分は色違いパーツの組み合わせで合わせ目が目立たなくなっています。

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足首から下の部分のアンクルガード付近は青いシールでの色分けとなります。足裏と上部が別パーツに分かれていて、足裏にも肉抜き穴が出ず、全てきれいにモールド化されています。脚部外装の裾部分の内側には、肉抜き穴にも見えるモールドが形作られています。

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バックパックには開閉可動式の大型ブースターを装備。鉄血のオルフェンズシリーズには珍しい羽根物キットです。スラスター噴射口上部アーマーはシールでの色分けとなっています。

リアアーマーはスカート型になっていて、こちらもUCのドムやジオングを意識させるようなデザインになっています。

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他キットと。HGガンダムグシオンリベイクフルシティと大きさは同じくらい。鉄血のオルフェンズシリーズ標準のサイズです。

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頭部の可動域はなかなか広め。顎引きも見上げるスタイルも比較的しやすいです。ですが、頭部が外れやすいのが玉に瑕。個体差があるかもしれませんが、頭部を動かすとフラフラしたり、ポリキャップのボールジョイントから外れたりします。

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胸部が出っ張っているため、頭部の可動が制限されます。首の左右への横振りは胸部パーツが干渉する範囲で可動。

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腕部は左右ともに水平程度まで可動。腕部の付け根がスッキリとしていますが、可動域を期待して腕部を動かしすぎると腕部が抜けてしまいます。ボールジョイント式でありながら、露出しすぎていて、ポージングさせると頻繁に外れます。

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肘はショルダーアーマーが干渉する横側にはあまり可動させられませんが、干渉しないように曲げるとかなり広々と可動してくれます。

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腹部の前後への可動はそれほど広くなく、柔軟性はないようです。

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前後への狭めの可動域に対して、腰部の回転は360度可動。一回転できるほどの柔軟性があります。

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股関節の穴にアクションベースを差し込んで固定します。

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差し込みタイプなので設置後の安定性は高いです。羽根物ということもあり、飛行スタイルは十分に楽しめるようになっているかと。

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リアスカート裏には複雑なモールドが刻まれています。少し中途半端ではありますが、スラスターのようなモールドも入っています。サイドアーマー裏にモールドはありません。

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サイドアーマーが前方を隠すようになっていない分、前方へはまずまず可動します。ですがリアアーマーが大きいため、逆に後ろにはかなり制限される可動域です。一見柔軟性がありそうですが、トータルではかなり可動域が制限されているキットです。

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足首の前後への可動はまずまず。足首の組み合わせが他のキットに比べて特殊で、ボールジョイント式ではない縦長差し込みタイプ。このため全方向への可動は制限されますが、画像右のようにつま先を上げる状態はかなり広く可動します。

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足首内部の構成によって、少し特殊な動きをさせることができます。

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内股は太もも外装パーツが股関節に干渉するので真横まではいきませんが、がに股は真横に可動し、さらに後方にまで回転可動させることができます。

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サイドアーマーは適度に可動。

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横への開脚はサイドアーマーが邪魔になることなく、水平にまで可動。柔軟性があります。

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足首の左右への可動もまずまず。

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立膝もしっかりとしたスタイルで維持させることができます。

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大型ブースターは上下左右に柔軟に可動。ただし、あまり上部に上げすぎると根元が外れてしまいます。背中中央部には百錬や百里と同じようなリアクターらしきディテールが備わっています。

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大型ブースターの下部にあるバインダーは可動式。バインダー内部にモールドのようなものはありません。

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左右とも2基のスラスターを内蔵。スラスター内部は特に別パーツ分けはされていませんでした。

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リアアーマーには、武器をマウントしておけるマウントパーツを装備。

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公式の付属の武器はヘビーグラブとハンドガン。共にモナカ割の簡単な組み合わせです。

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その他、百錬のランナーを使用しているため、片刃式ブレードと片刃式ブレード用の鞘、ライフルカノン、ナックルなどのパーツも付属しています。説明書にこれらの組み立て工程の記載はありませんが、組み立てることで漏影に持たせることもできます。

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ヘビーグラブ。柄以外の刀身はモナカ割ですが、合せ目が目立たないような組み合わせです。

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手甲パーツを外し、マニピュレーターと挟み込んで保持させます。手甲パーツが外れやすく、少し角度を変えようとすると外れてヘビーグラブもポロリしてしまいます。個体差があるかもしれませんが、自分のはかなり高い頻度でポロリしたので、ストレス度が高かったです。ポロリするようなら何らかの対処が必要かと。

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ヘビーグラブはリアアーマーにマウント可能。

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ハンドガン。モナカ割で組み立ても簡単。細かいモールドが彫られていて、単体でも十分なディテールが再現されています。

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こちらもリアアーマーにマウント可能。

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手甲パーツを外してマニピュレーターと挟み込んで保持させます。手甲パーツは外れやすいですが、こちらはハンドガンのグリップが大きめなのでポロリはしにくくなっています。

では適当に何枚かどうぞ。

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百錬のナックルも装備可能。

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片刃式ブレードも保持させることができます。ただしこちらもヘビーグラブと同じく、ポーズをつけると手甲パーツが外れてポロリし易いです。片刃式ブレードの鞘はリアアーマーのマウントパーツによって背中にマウント可能。

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ライフルカノンはハンドガンと同様に、マニピュレーターにしっかりと挟むことができます。

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以上です。一見ドムなどに似ているため、外見的には比較的好まれそうなディテールかもしれません。

欠点としては、ポージングをしていると腕部や頭部、手甲パーツなどが外れやすく、少し取り扱いづらい部分があります。ややストレスを感じるキットかもしれません。ですが、鉄血のオルフェンズHGシリーズで珍しい羽根型の大型ブースターを装備していて、飛行スタイルには少し萌え感を感じるところもありますね。

組み立てはし易いですし合わせ目も少なめ、なのでなんとなく今後のHGUCシリーズキットにも活かせそうな組立工程です。ただ、鉄血のオルフェンズシリーズとしてはかなり前の段階で開発されていたかのような試作的要素も感じます。

このように、ガンプラのいいところも悪いところも併せ持つキットになっています。そういった部分も踏まえつつ、一つの良さとして捉えてこの漏影を楽しみたいですね。

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