1/100 ガンダムキュリオス レビュー

今回は、2008年1月に発売された1/100 GN-003 ガンダムキュリオスのレビューをご紹介します!

1/100 ガンダムキュリオスは、『機動戦士ガンダム00』に登場するMS『ガンダムキュリオス』の1/100スケールモデルキットです。パーツの差し替えなしで完全変形を実現。全身各部のベルト部に軟質素材を採用するなど、細部にこだわりを見せるキットになっています。GNシールドは先端部が可動し、クロー形態が再現可能。価格は2,860円(税込み)です。

設定では第3世代ガンダムに分類され、ソレスタルビーイングが開発した太陽炉搭載型MSの一つ『ガンダムキュリオス』が1/100シリーズでキット化。「羽つき」と呼ばれるなど、変形機構を持つ特徴的な機体形状が再現されています。パイロットはガンダムマイスターの『アレルヤ(ハレルヤ)・ハプティズム』。

成型色はホワイトとオレンジをベースに、関節にグレー、各部にレッドやイエロー、ブラックを配色。HGガンダムキュリオスに比べてパーツによる色分け箇所は増えましたが、ショルダーアーマーや膝のウイングなど、部分的に塗装が必要です。シールで補う箇所も少しあります。

外装はHGに比べてモールドが多く、情報量のある作りに。1/100サイズということで、造形も全体的にエッジのきいた作りになっています。内部の強度が必要な箇所にはABS素材パーツを使用しています。

ポリキャップはPC-116を使用。関節各部にはだいたいポリキャップパーツが使用してあり、関節強度も高めになっています。背部に飛行形態時の機首はスタビライザーと展開していますが、後方に比重がかかることはなく、自立は安定しています。

頭部。目元のクマドリが赤いパーツで色分けされるなど、全体的に密度感があります。とさかは前後のセンサーはともにシールでの色分けで、前側のセンサーはシールのデザインと同じく、角型モールドが造形されています。

左右のGNコンデンサーはシールを貼ってクリアーパーツを被せる仕様。後頭部の合わせ目は段落ちモールド化され、とさかも別パーツで合わせ目は出ないようになっています。とさか左右の凹みモールドはグレーに塗り分けが必要です。

胴体部。スリムな機体形状を再現。胸部左右のエアインテークや腹部、フロントアーマー下部のダクト内部などはパーツで色分けされています。脇のGNケーブルはライトブルーのゴム質素材での色分け。フロントアーマー上部のダクトはシールでの色分けで、モールド(赤◯)はグレーに塗り分けが必要です。

肩のアンテナは可動式。付け根の装甲は白いパーツで色分けされています。腹部GNドライヴはシールを貼り、その上からドーム状のクリアーパーツを被せるタイプです。

フロントアーマー裏は簡単な作りで、表面のモールドに合わせた形状に。リアアーマーにはGNサーベル柄を装備。付け根は外側にのみ可動します。リアアーマー裏はグレーに塗り分けが必要です。

リアアーマーは左右と中央でパーツによる色分けが再現されていますが、側面のモールドや下部のダクトはグレーに塗り分けが必要です。

腕部。モールドが多めに入るなど、情報量の多い作りになっています。前腕の部分的なモールドはグレーに塗り分けが必要です。

二の腕、前腕ともに左右挟み込みタイプで、二の腕は端に、前腕は中央寄りに合わせ目ができます。肘から分離が可能で合わせ目は消しやすいですが、肘裏のGNケーブル(ゴム質素材)は後ハメが必要かと。側面のGNコンデンサーはシールの上からクリアーパーツを被せる仕様。

肘関節裏にもゴム質素材のGNケーブルが造形され、肘の可動に合わせてスライドします。手首も可動式でスイングが可能。

ショルダーアーマー。挟み込みタイプで合わせ目は端にくるようになっていますが、先端側は合わせ目ができます。表面のモールドや上下の装甲をグレーに塗り分ける必要があるので、後ハメやマスキングは大変そうです。

肩裏の装甲は1個パーツ構成で、表面のモールドや裏面全体をグレーに塗り分ける必要があります。

脚部。膝にウイングを装備したキュリオス独特の形状になっています。膝のウイングは中央のラインをグレーに、膝左右のダクト(赤◯)はイエローに塗り分けが必要です。

大腿部は左右挟み込みタイプで合わせ目は端にできます。膝から下は左右挟み込みタイプですが、パーツを挟んだりするので合わせ目がわかりにくく、見栄えのいいものになっています。膝から分離できないので、大腿部の合わせ目消しは大変そうです。

大腿部のGNケーブルはライトブルーのゴム質素材での再現。膝のウイングは上下に可動し、側面のGNスラスターは黄色いパーツで色分けされています。

アンクルアーマーを含めたソール部。アンクルアーマーは左右挟み込みタイプで、合わせ目は端にくるようになっています。こちらは足首で分離するので合わせ目消しはしやすいかと。各部モールドをグレーに塗り分ける必要があります。ソール部はHGと近いシンプルな作り。

足裏は簡単なモールドが造形され、つま先は伸ばすことができます。

足首もロール可動します。

後部ユニット。飛行形態時の機首部分とスタビライザーを組み合わせたスタイルです。

機首とスタビライザーは上下に展開が可能。

機首部分は複数パーツの組み合わせで合わせ目はモールドっぽくなっています。キャノピーはパーツにグリーンのシールを貼り、その上からクリアーパーツを被せる仕様。2本のアンテナは展開が可能です。

スタビライザー。比較的シンプルな作りですが、合わせ目はモールド化されています。

MGジム・コマンド(コロニー戦仕様)、MG強化型ダブルゼータガンダムVer.Kaと並べてサイズを比較。1/100サイズとしては中間クラス。

同シリーズ登場機として、MGガンダムデュナメスと並べて。遠目に見ると並べても違和感がなさそうではありますが、細部の密度感が違っています。GNケーブルは素材も異なります。

HGガンダムキュリオスと並べてプロポーションを比較。画像右がHGです。プロポーションは似ていますが、部分的な配色が違うのでその分1/100のほうがよく見えますね。頭部は1/100のほうが少し小柄です。

頭部の可動は、顎が干渉するため、頭部を下げる動きはあまりできませんが、見上げる動きは適度に可能です。左右へは、肩の装甲が干渉するため45度程度まで。

腕は水平程度にまで上げることができ、肘はV字程度まで曲げることができます。

肩は変形機構用にロック解除し、可動域を広げることが可能です。

肩は鍵型ダボ接続なので、腕をムリに引き抜いて破損させないように注意です。胸部は少し外側に引き出しが可能。

この可動により、少しだけ前方にスイングできるようになっています。

胸部や腰部は可動する部分が殆どないので、上半身の前後スイングは殆どできません。画像も省きました。

腰は少しだけ回転させることができます。アクションベースやスタンドへのディスプレイは、股間部に付属のジョイントパーツを取り付けてのディスプレイとなります。カチッとハマりますが、強度はそこまで高くはなさそうです。

腰は左右にスイングさせることができます。

前後開脚は、フロントアーマーやリアアーマーを交わすようにすれば水平程度まで展開することができます。

膝は構造上あからさまな二重関節ですが、かなり深くまで曲げることができます。関節部分は挟み込みタイプで端に合わせ目ができます。

足首は前後、左右ともある程度可動します。

内股は45度まで可動しますが、膝のウイングを上向きにした状態だとウイングが干渉して可動域が狭まります。がに股は後方45度まで広く可動させることができます。

膝のウイングが干渉しますが、脚部の可動が柔軟なので、うまく姿勢を整えることで立て膝が可能です。

可動域の総括としては、肩の前後スイングや胸部、腰部の可動など、可動域がほぼない部分はありますが、それ以外は広範囲に可動するのでポージングの柔軟性は高そうです。関節強度も高いので、安心して色んなポーズが試せそうですね。

GNビームサブマシンガン、GNシールド、GNシールドニードルパーツ、GNビームサーベル刃×2、平手(左)、GNビームサブマシンガン用マウントパーツ、ディスプレイ用パーツ2種(MS時用、飛行形態時用が付属。

GNビームサブマシンガン。表面のモールドは綿密に入っていますが、構造自体は簡易的。

本体部分は左右挟み込みタイプで上下に合わせ目ができます。下部のグリップは脱着が可能です。

上部のセンサーはグリーンのシールでの色分け。

GNシールド。サイズ感のある武装になります。各部ともパーツで細かく構成されているため、合わせ目ができないようになっています。

裏面は部分的に肉抜き穴があります。

先端のクローは展開が可能。内側もスリット入りのパーツで色分けされています。先端には肉抜き穴があります。

GNシールドは前腕にマウント可能。カチッとハマりますが、保持強度はそれほど高くはないですね。ショルダーアーマー後部の装甲が干渉しやすいので、装甲を左右に交わすなどして干渉を避ける必要がありそうです。

クローの付け根は角度変更が可能です。

クローの基部は伸縮可能で、さらに先端を回転させることもできます。

GNビームサブマシンガンとGNシールドを装備して。1/100でサイズ感があり、装甲にもエッジが効いているので見栄えがいいですね。

頭部が干渉して向きが制限されてしまうので、ポージングの自由度が狭まるのがちょっと残念かも。

GNビームサブマシンガンはハンドパーツで挟み込みますが、ダボ固定ではないため少し遊びがあります。ポージング時は銃口の向きなどに少し手を加える必要があるかと。

GNシールドは可動箇所が多く柔軟に可動するので、ポージング時も自由度が高く、迫力のある演出が可能です。

キュリオスに重量があり、ディスプレイ用のジョイントパーツも股間部から外れてキットが落下する場合があるので注意です。(ある程度固定強度があるので、そこまで頻繁に落下することはないです。)

GNシールドは右前腕にもマウント可能。GNシールド中央にGNシールドニードルパーツを取り付ければ、さらに迫力のあるシーンが再現できます。

無線グリップにより、ジョイントパーツでGNビームサブマシンガンを前腕にマウントすることで、特殊な演出が可能です。

飛行形態への変形は、背部の機首とスタビライザーを伸ばし、アンテナを立てます①。腕部は前腕の角度を変え、手首も外側に向かせます②。(GNビームサブマシンガンの無線グリップは持たせたままです。)(ごちゃごちゃした画像で見にくいかもですがご了承をm(_ _)m)

ショルダーアーマーを前方に展開し①、脚部は大腿部を回転させて角度を変更。膝を外側に曲げておきます②。足首は回転させて②つま先を伸ばします③。ウイングも下げておきます④。

左前腕にGNシールドを、右前腕にGNビームサブマシンガンをマウントしたら飛行形態への変形完了です。

飛行形態を色んな角度から。HGのようにショルダーアーマーと機首部分が固定されていないため、少し位置がずれることがあります。ですが各部関節の強度が高いので、大きく形状を崩すことはありません。

HGガンダムキュリオスの飛行形態と並べて大きさを比較。

飛行形態専用のディスプレイパーツを使ってアクションベースにディスプレイさせます。前後に長く、大柄なキットですが、内部構造は再現されていないため比較的軽量。ディスプレイさせても安定しています。

上半身がMS形態に展開できるので、人命救助シーンを再現することも可能です。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。可動も柔軟で関節強度も高く、ポージングもしやすいです。ストレスなく安定した取り扱いができるのがいいですね。サイズが大きいのでHGに比べてもかなりの迫力がありますし、可動箇所も多いので人体のような柔らかい表現も可能。とてもかっこいいキットに仕上がっていると思います。

欠点的には、パーツによる色分け度はHGよりも高いですが、それでも不十分な箇所があります。組み立ても簡易的な部分が多いので、精密感という部分ではやや薄いかなという印象でした。それと頭部や腰部の可動が不十分でポージングが制限されてしまうのももったいないところです。

外装にはエッジが効いていてリアルさがありますし、メカニカルな感じも出ています。だいぶ前のキットながらも古さは殆ど感じないですし、なかなか侮れないなと感じる部分も多い、演出力の高いキットでした。

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長太郎様 ガンダムブログ、とても参考にさせていただいております!MGEX ユニコーン、自分も楽しんで製作しようと思います(^^♪

tak様 たくさんの画像ありがとうございます。ターンA,ターンXのブログともによかったです。

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