今回は、2014年8月に発売されたタミヤ 1/32 ミニ四駆・くまモン バージョンのレビューをご紹介します!
タミヤ ミニ四駆 ・くまモンバージョンは、熊本県のマスコットキャラクターとして全国で人気の『くまモン』が乗ったミニ四駆のプラスチックモデル組み立てキットです。くまモンをイメージした黒いカラーリングや特徴的なくまモンイラストのステッカーなどを再現。ハンドルを握ってコクピットに乗るくまモンなどが印象的に表現された可愛さいっぱいのミニ四駆になっています。価格は1,210円(税込み)です。
世代的にホットショットやホーネット、アバンテ、エンペラーといった初期のミニ四駆を買った記憶がありますが、それ以来なので久々のミニ四駆になります。近所の模型店でくまモンとコラボした面白いミニ四駆があるなぁと思って気になったので買ってみました。
ベースはタミヤのスーパーアスチュートJr.ですが、くまモン搭乗用にボディのコックピットがくり抜かれています。くまモンの色に合わせて全体が黒、ホイールが赤での再現。スプリングやショックアブソーバーなどのサスペンションは色分けされていないので赤やシルバーに塗り分けが必要です。
製作に必要な道具はニッパー、カッターナイフ、プラスドライバーです。ギアやシャフトの可動を円滑にするためのグリスが付属。グリスはキャップがついているので、使用後は蓋をして保管しておくことができます。昔は爪楊枝などで開口させていた記憶が・・・。いい時代になりました;
シールもタミヤのスーパーアスチュートJr.のものと形状は同じらしいですが、メタリック調でくまモンを交えたフォーミュラー風のイラストやタミヤマークなどがデザインされています。自分のものと分かるようにネームシールも含まれているのはいいですね。
余剰パーツがいくつか付属。
フロントのスタビライザー。
タイヤはゴム製でホコリが付きやすいので注意。スポンジタイヤ(別売り)に交換するとソフトな感じになってスピードの変化にも繋がると思います。
リアのスタビライザーはシャーシとは分割されているのでビス止めする必要があります。組み立てにはプラスドライバーが必要。
電池は単三電池を2本使用します。電池は別売り。裏面のレバーを『ON』にすることでモーターが可動し、ミニ四駆を走らせることができます。
ボディを外す場合は後部の留具を回転させてロックを外します。
内部はこんな感じ。シャーシはスーパーIIシャーシが使用されています。2010年12月23日に発売された、スーパー1シャーシのリメイクシャーシとのこと。ミニ四駆なので当然前輪と後輪はシャフトで連結されています。
フロントのギア周り。
リアのギア周り。構造自体は昔から変わっていないようですね。ただ、モーターを覆うカバーパーツはビス止めするようになっていました。ギアは色分けされているので間違うことなく組み込むことができます。
モーターはごくシンプルなものです。ハイパーダッシュモーターやウルトラダッシュモーターなどに組み替えていた記憶がありますが、格段に性能が変わってくるので質の高いモーターには憧れますね。
コックピットに据えられているくまモン。ハンドルを握るような姿には愛らしさがありますね。
くまモンフィギュアは塗装済み。細部まで細かく塗り分けられています。この何も考えていないような表情がなんとも・・・(笑)
くまモンは付属のスポンジ両面テープで電池カバーに貼り付けるだけです。あまりにも簡易的ですが、何気にくまモンを左右に振れたりするので割りと理にかなっている感じではありますね。
簡単に何枚か。低い視点から見るとフォーミュラーカーらしい格好良さが感じられるのでいいですね。ミニ四駆として走らせるだけでなく、ディスプレイモデルとしても割りと様になります。
シールを貼らないと真っ黒でかなり味気ない感じ。
サスペンションだけ塗り分けてみました。一応それらしい感じにはなってますね。
並状のエフェクトパーツなどがあると走っている感じがあって見栄えがしますが、アクリルキューブを使ってちょっと角度を変えるだけでもそれらしくはなるかなと。
以上、タミヤ ミニ四駆 ・くまモンバージョンのレビューでした。
続いてタミヤ ミニ四駆 ・くまモンバージョンのパッケージ・ランナーレビューです。
パケ絵は半分以上くまモンが独占。ミニ四駆画像は申し訳程度に掲載されています;ただそれだけに、ミニ四駆としては異質で目立つパッケージ。
パッケージサイズはHGBCなどのオプションセットよりも縦に長く、横幅は狭め。ミニ四駆としては標準サイズ・・・かな?
側面にはくまモンの出身地である熊本の魅力や特徴が簡単に掲載されています。熊本城は早く復旧するといいですね。
開封。
内容物はランナーやホイール、タイヤ、シャーシ、ギア系など。
説明書と注意事項の用紙が入っています。
説明書は英語表記の多いタミヤ定番の仕様。特に難しいところはないですが、ワッシャーやリベットなど小さい金属パーツが多いので紛失に注意です。どちらも一応予備が1個ずつ付属しています。
↑A、B、Cランナー。Aはスタビライザーやモーターカバーパーツなど。Bはホイール、Cはタイヤです。
↑Dランナーとくまモンフィギュア。Dはボディとサスペンションパーツです。
↑シャフト、モーター、グリス、金具類、ワッシャーやリベット、ギアパーツなど。
↑ホイルシールです。
以上です。コックピットにちょこんと座るくまモンは愛嬌があって可愛らしいですし、フォーミュラーカーを操縦しているような感じで雰囲気も出ています。スポンジ両面テープなど構造的な即席感が感じられるところはあるものの、外観はうまくまとめられていますし、クスッと笑ってしまうような感じもあっていいですね。
あと、久々にミニ四駆を組み立てましたが、ガンプラとはまた違った面白さがあって楽しかったです。パーツが小さいのでビス止めなどが難しかったですが、大人の手だから逆にぎこちなくなるのかも。グリスを塗ったりギアを組み込んだりするのも懐かしく感じられました。走らせるコースがないと・・・ですが、ディスプレイさせるだけでも全然ありですし、たまのミニ四駆もいいものですね。
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