今回は、SDガンダム クロスシルエット ガンダムベース限定 RX-78-3 G-3ガンダム(クロスシルエットフレームVer.)のレビューをご紹介します!
SDガンダム クロスシルエット ガンダムベース限定 RX-78-3 G-3ガンダム(クロスシルエットフレームVer.) は、『RX-78-3 G-3ガンダム』のSDガンダム クロスシルエットシリーズキットです。G-3カラーの成形色を使用したスペシャル仕様。内部フレームはクロスシルエットフレームが付属しています。価格は1,100円(税込み)。ガンダムベース限定の商品です。
『機動戦士ガンダムMSV』より、地球連邦軍が開発した試作型モビルスーツ『G-3ガンダム』がSDCSでキット化。2018年6月に発売されたSDガンダム クロスシルエット RX-78-2 ガンダム & クロスシルエットフレーム セット(以下、SDCS RX-78-2ガンダム)をベースに、G-3カラーで再現されたキットになっています。
成型色はホワイトをベースに、ダークグレー、グレー、グレーパープルを各部に配色。試作機らしいカラーリングが施されています。シールは頭部や腰部V字マーク、武装類を補うくらいで少なめ。素組みでも十分な色分けが再現されています。
SDフレームは付属しておらず、CS(クロスシルエット)フレームのみで構成されています。別途SDフレームを用意すれば組み換えが可能。CSフレームはSDCS RX-78-2ガンダムに付属のものと同じですが、こちらはランナー右上のジムヘッドが省かれています。
CSフレームだけの状態で前後から。
SDCSキットなのでポリキャップは不使用。四肢はCSフレーム(ホワイト)を介したボールジョイント接続です。強度はあまり高くないですが、低頭身で脚底の接地面も広いため、自立は安定しています。
キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。(一度切りです。)⇒ヌルっと切れる片刃ニッパー
ビームライフル、シールド、ビームサーベルが付属。フレームの首パーツは余剰です。
頭部。シャープで整った作りになっています。左右のダクトやバルカンマズルもパーツでの細かい色分けを再現。アンテナや顎がグレーパープルで引き締まった印象に。
とさか前のセンサーはグレーパープルのパーツでの色分け、後ろのセンサーはシールでの色分けです。メット部は部分的に合わせ目ができますが、パーツ分割が細かく出来はいいですね。瞳なしのツインアイはグレーパープルパーツで色分けされていますが、くまどりまですべて補うシールとツインアイのみ色分けするシールが付属しているので、お好みでチョイスすることができます。
ツインアイは組み換えによって瞳ありにすることも可能です。シールがずれてる・・・・?
胴体部もエアインテークやヘリウムコアまで各部ともパーツで細かく色分けされています。腰中央のV字マークはモールドにシールを貼っての色分けです。
バックパックは2ダボ接続。本体は1個パーツ構成で内側はごっそり肉抜き穴です。サーベル柄も連結した1個パーツ構成。ただし、切り離せば個別に可動させることができるようです。一部に肉抜き穴があります。
バーニア内部は簡易的ですが、下から見なければそれほど気になるものではありません。
腕部。CSフレームを含め、少ないパーツで構成されたベーシックな作り。ですがモールドもそれなりに造形されていて見た目はいいですね。
肘は90度程度曲げることができます。
ショルダーアーマーは1個パーツ構成で簡易的。ハンドパーツ裏は穴が大きくなっています。
脚部も簡易的な構造ながら、適度にモールドが入っていて見た目のいいです。特に肉抜き穴もありません。
膝の可動はくの字程度まで。足裏はモールドが造形されていますが、ふちには肉抜き穴があります。
HG陸戦型ジムと並べてサイズを確認。HGの2/3程度の大きさです。
CSフレームで組んだSDCS RX-78-2ガンダムと並べて。G-3ガンダムはクール且つミリタリー感のあるカラーリングになっていて味があります。
SDフレームで組んだSDCS RX-78-2ガンダムと並べて。
コアガンダム(G-3カラー)、コアガンダムⅡ(G-3カラー)と並べて成型色を比較。どちらのコアガンダムとも色味が違っているようです。コアガンダムと並べるとSDCSの頭身の違和感がより明確に・・・・;
短四肢、短頭身ながらも各部は適度に可動します。腰も360度幅広く回転。
左右への開脚や足首の可動など、下半身も柔軟に可動します。
ビームライフル。形状、成型色共に通常版と同じです。本体部分は1個パーツ構成で合わせ目はありません。
センサーはゴールドのシールでの色分け。センサー、フォアグリップともに左右にスイングが可能です。
シールドを通常版のものと並べて。表面はグレーパープルのG-3カラーで再現されています。十字はゴールドのシールでの色分けで通常版と変わらず。
グリップを組み換えることで、バックパックにマウントさせることができます。
首のCSフレームパーツとボールジョイントパーツの固定強度が高く、首パーツがねじ切れてしまいました。なのできついと感じたら、早めにグリスを塗ったりして可動をスムーズにしておくことも必要ですね。結局余剰パーツのボールジョイント部分を切り飛ばして組み込み、修復しておきました。
一通り武装して。
ビームライフル、シールドどちらもハンドパーツにしっかりと差し込んで固定できるので、遊びや抜け落ちることなくポーズを取ることができます。
片足立ちもできるので、ポージングがしやすいですしポーズの幅が広がります。
CSフレームの肩スライドギミックや膝の可動により、ビームライフルの両手持ちも余裕で再現可能。
ビームサーベルを装備して。可動が柔軟なので、迫力あるポーズを取ることができます。ビームサーベルはビーム刃をピンクに塗装する必要があります。ハンドパーツに差し込むと少し遊びがありますが、スルッと抜け落ちるほどではなかったです。
通常版に付属しているSDフレームに組み換えて。さらに低頭身になって可愛らしさが出てきます。
シルエットブースター(ホワイト)(別売り)と組み合わせてさらに高頭身に。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。渋みのあるカラーリングで、RX-78-2ガンダムよりも実機感が強くていいですね。ミリタリー調で一般的なガンダムカラーとは違った魅力が味わえますし、色味も違和感がなく、落ち着きのあるものになっていると思います。
気になる点は、個体差があるかもですが、首の固定強度が高いため、動かしていると軸パーツが折れてしまうことがありそうです。硬いと感じたら早めに対処しておいたほうがいいかもですね。ベースキットからですが、ビームサーベルが色分けされていないのもちょっともったいないところです。
CSフレームの恩恵から、可動も広く柔軟。どんなポーズでも決まるので、ポージングしていてとても楽しかったです。最近はSD三国創傑伝キットの影に隠れがちですが、改めてクロスシルエットキットの出来の良さに関心するほどの良いキットでした。
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