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製作① 小改修 ⇒ 製作② 塗装その1 ⇒ 製作③ 塗装その2 ⇒ 製作④ ホログラムフィニッシュを使ったツインアイの塗り分け、フィギュア塗装など ⇒ 製作⑤ デカール貼り、つや消しコートなど ⇒ 製作⑥ 仕上げと組立時の注意点など ⇒ 製作⑦ メタルバーニアの取り付けなど
今回は、RG 1/144 ユニコーンガンダム(バンデシネVer.)の塗装レシピと写真レビュー(ユニコーンモード編)をご紹介します!
RG ユニコーンガンダム (バンデシネVer.)が完成しましたので、塗装レシピと塗装後の写真レビューのユニコーンモード編をご紹介していきます。今回製作したRG ユニコーンガンダム (バンデシネVer.)は、簡単に合わせ目処理などを済ませ、塗装するだけで仕上げました。
改修箇所は各部バーニアをメタルバーニアに、センサー類をホログラムシートにと、手間なく仕上げられる部分のみ手を付けています。塗装に関しては、モールドの多いキットでデストロイモードへの変形機構もあるので、パーツに厚みが出ないよう、サフを吹かずにそのまま塗装して仕上げています。つや消しコートもあまり厚みの出ないものを使いました。それではまず塗装後と塗装前の画像からどうぞ。
■塗装後(アフター)
■塗装前(ビフォー)
塗装後はアームド・アーマーDEなし、塗装前はアームド・アーマーDEありでなんですが、モールドにスミ入れし、外装の白も比較的差が出るよう2色に分けることで、全体的に情報量の多いメカ感が出てくるかと思います。モールドの多さに関しては好みもありますが、やっぱりユニコーンガンダムはかっこいいですね^_^
では少し参考画像を御覧頂いてから塗装レシピをご紹介します。画像をクリックすると大きい画像がご覧いただけます。
まずはRGユニコーンガンダムの各部を簡単に。サフを吹いていないとは言え、塗装後は各関節部の強度が増すので、連結部(ダボ)にマスキングテープを貼って太らないようにする、又は塗装後にグリスを塗って可動しやすくするなどの対処が必要です。
自分はある程度グリスを塗っていましたが、それでも撮影時に股関節の網型ダボパーツが折れてしまったので、真鍮を埋め込んで瞬間接着剤で強固に修正しました;_| ̄|◯
グリスを塗っても強度は高いので、ポージングは破損しないよう慎重に行う必要があります。自立は特に問題なく安定しています。
頭部。一本角が特徴的なユニコーンモード。モノアイはホログラムシートを貼ってからクリアーグリーンに塗装しているので虹色グリーンに輝きます。派手なポージングをする場合はアンテナの破損に注意です。
胸部、腹部。サイコフレームが露出しない純白なスタイル。エアインテーク部分やフロントアーマーの展開部などは少しグレーを混ぜた白で塗装して色を変えています。かなりモールドが多いので、仕上がりが汚くならないよう、丁寧にスミ入れする必要があります。
腕部。肘は内部パーツをメタリックで塗り分けています。
脚部。膝裏はチタンフィニッシュシートを貼って色分けしています。後部のスラスターをメタルパーツに変更したためスラスターカバーが少し浮き気味ですが、見た目はそれほど問題なく仕上がりました。
バックパック。左右の展開部と下部スラスター周りのパーツは少しグレーを混ぜて色分けしています。下部のスラスターのみメタルパーツに変更。
RG ユニコーンガンダム(バンデシネVer.)の塗装レシピです。
■RGユニコーンガンダム(バンデシネVer.)の塗装レシピ
○アイアン部分(アドヴァンスド・MS・ジョイント、内部パーツ類):フレームメタリック1(ガイアカラー)
○サイコフレーム:(下地:ライトステンレスシルバー)クリアーレッド70%+パールシルバー30%(全てガイアカラー)
○ネイビー1(バックパック、脚部):マーズダークブルー(ガイアカラー)
○ネイビー2(バックパック、脚部):マーズダークブルー90%+ニュートラルグレーⅣ10%(共にガイアカラー)
○ホワイト1:ピュアホワイト(フィニッシャーズカラー)
○ホワイト2:ファンデーションホワイト(フィニッシャーズカラー)+ニュートラルグレーⅣ(ガイアカラー)少々
○メタリックブラウン部分(関節パーツなど):フレームメタリック1+フラットホワイト+サンシャインイエロー+ブライトレッド+ジャーマングレーを適当に(全てガイアカラー)
○ゴールド(アンテナ):ブライトゴールド(ガイアカラー)
○メタリックグレー(武器類やアームド・アーマーDEのパーツなど):ジャーマングレー45%(ガイアカラー)+ウッドブラウン45%(Mr.カラー)+フレームメタリック1 10%(全てガイアカラー)
○ビーム・マグナムのマガジン:上記のメタリックグレー+濃緑色(Mr.カラー)
○ツインアイ:クリアーグリーン(Mr.カラー)
○サーベル刃:クリアーピンク+パールシルバー(共にガイアカラー)を吹いた後にフラットホワイトでグラデ塗装
○スミ入れ:Mr.ウェザリングカラーのマルチブラック
○細かい塗装:ジャーマングレイ、フラットホワイト(タミヤエナメル)
○コーティング:EX-04フラットクリアー(ガイアノーツ)(外装に使用)、Mr.スムースクリアー50%+Mr.クリアー(透明)50%(関節パーツや武器類などに使用)
※サイコフレームはコートせず、塗装のみで仕上げています。
※ゴールドやアイアン部分の希釈にはメタリックマスターを使用しています。
外装のホワイトは艶ありのフィニッシャーズ塗料を使い、スミ入れ塗料が流し込みやすいようにしています。実際あまり流れなかったですけど、つや消しのホワイトを使うよりはきれいにスミ入れできると思います。ピュアホワイトとファンデーションホワイト+ニュートラルグレーⅣ少々で2色に塗り分けています。
サイコフレームは下地にライトステンレスシルバーを吹き、その上からクリアーレッド+パールシルバーで塗装しています。パールシルバーを混ぜたことで、少し虹色感が出るようにしてみました。
それでは引き続きRG ユニコーンガンダム(バンデシネVer.)の塗装済み画像(ユニコーンモード編)をどうぞ。
アームド・アーマーDE。ユニコーンガンダム本体よりはモールドが少なめです。変形機構があるので、HGに比べて情報量も多く、パーツ分割によって塗装もしやすくなっています。
ハイパー・バズーカ。筒型パーツの組み合わせなので砲身に合わせ目は出ません。それ以外の部分もモールド化されています。砲身は伸縮可能で可動させても擦れたりしないような作りになっていますが、頻繁にスライドさせていると徐々にコートが剥げてくるので注意です。グリスを塗るとベタついたところが露出するので、やっぱりグリスを塗らず、伸縮を控えるのが無難かも。先端はアイアン色で塗り分けています。
ビーム・マグナム。マガジンは少しグリーン系を混ぜて塗り分けていますが、画像ではあまりわからないですね;もう少しグリーン(濃緑色)を多めに加えても良かったかも。実物は角度を変えて光りの当て方を変えるとグリーンになって違いがわかります。
バナージフィギュア。アップにすると塗り分けた境目が雑に見えますが、極小のフィギュアなのでここまではっきりとはわかりません。実際のサイズは縦1cm程度。
武器類を装備した状態で。割と重量のある武器類ですが、自立にそれほど不安定さはありませんでした。アクションベースにディスプレイするとどうしてもアームド・アーマーDE側に偏るので、その点は考えたポージングが必要です。
アームド・アーマーDEは付属のマウントパーツを使うとバックパックに取り付けが可能です。ビーム・マグナムも前腕にマウント可能です。どちらもそれほどポージングに支障はありませんが、ビーム・マグナムは砲口部分が干渉したりするので注意です。
ハイパー・バズーカも片手でラクラク保持が可能。手首がかなりきついので、付け根のボールジョイントが折れないかヒヤヒヤでした。ボールジョイント軸が固めなので今のところは耐えてくれていますが、そのうちねじ切れそうな予感も・・・・;密かに可動式のハンドパーツなくなってるんですね。
HGと違ってマガジンが脱着可能なので、交換シーンなんかも再現できちゃいます。(予備ないけど・・・。)
ビーム・マグナムの両手持ちも楽勝。
ハイパー・バズーカやビーム・マグナムのセンサーはホログラムシートの上からクリアーグリーンに塗装したプラ板を貼り付けています。
サーベル刃はクリアーピンク+パールシルバーで塗装し、フラットホワイトでグラデ塗装しています。
破損しないか心配になるくらい各部の強度は高いですが、その分好みのポーズを再現するのが容易なのでポロリが多発するキットよりは取り扱い安いと思います。小回りがきくのも1/144サイズならでは。やっぱりケースに入れて飾っておくならこれくらいのほうが邪魔にならなくていいのかなって感じです。
それではPC版・スマホ版壁紙をご用意しましたので、気に入っていただければ壁紙をダウンロードしてみてくださいね。ダウンロード方法:(①画像を右クリック → ②『名前を付けて画像を保存』をクリック → ③ディスクトップなどを選択して保存)
■壁紙(PC版)
1920×1200サイズ
■壁紙(スマホ版)
750×1334サイズ 640×1138サイズ
以上、RGユニコーンガンダム(バンデシネVer.)の完成レビュー(ユニコーンモード編)でした。
ユニコーンモードは純白の清潔感ある外装に、表情のない仮面のようなフェイスマスクによって全体的にクールな印象が強くなっているのがいいですね。各部が展開していないのでかっちりとした造形でポージングもラクですし、見た目のとおり、熱いものを秘めた無駄のないスタイルになっていると思います。
RGということで全体的な体型バランスもより良くなり、HGやMGの問題点がうまく解消されています。変形機構もあるので、デストロイモードも合わせて楽しめるのがいいですね。ってことで、次回はデストロイモードの完成レビューをご紹介していきますのでお楽しみに。
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RG 1/144 RX-0 ユニコーンガンダム(バンデシネVer.)
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