今回は、痛車 けいおん! ランサーエボリューションX Ver.2の製作⑥をご紹介します!
シャーシ、内装と組んできたので、今回から外装を製作していきます。組み間違えるといけないので、まずは説明書をじっくりと確認しつつ、組み合わせる箇所、パーツ、塗り分け箇所などをしっかりと把握してから組み立てに入ります。
製作手順を把握したら、まずはパーツを一通り切り出し、塗装する色味ごとにパーツを分類しておきます。そしてゲートを処理していきます。テールランプやウインカーなどのクリアパーツは紛失や組み間違いを防ぐため、組み立て時に切り出して処理します。
そしてゲート跡を処理したら、一旦外装パーツを組み合わせてクリアランスを確認します。特にボンネットなどは塗装して厚みが増すとうまくはまらず、ずれてしまう場合があるので、クリアランスはしっかりと調整しておきます。幸いこのキットはきれいに組み合わさるようで問題はなかったです。
続いてボディの表面処理をしていきます。画像ではちょっとわかりにくいですが、裏面にモールド(画像下の赤◯)などが造形されている場合は表面にヒケ(画像上の赤◯)があることが多いです。なのでボディの表面をヤスってヒケを消しておきます。
後部も同様、裏面ダボの影響で表面にヒケが出来ているので、しっかりとヤスってヒケを消します。400番の紙やすりでヒケを消し、1000番で表面のキズを消します。使い古した紙やすりを使ったほうが深いキズがつきにくいのでいいかも。中央の三菱マークを削らないように注意します。
リアバンパーやサイドステップにもヒケがあるので処理しておきます。
ものによってはこれ以外の箇所にもヒケやパーティングライン、ウェルドラインなどがある場合があるので、各部をしっかりと確認して表面処理をしておきます。
続いてボンネットのダクト口、窓枠周りのウィンドウモールやピラーなどにモールドがあるので、BMCタガネ(0.2mm)でモールドを掘り起こします。はみ出るとボディにキズが付いてしまうので、慎重にじっくりと掘り起こしていきます。キズが付いたら1000番紙やすりで処理。
モールドを掘り起こしたらデザインナイフ(新品刃)などでモールドをなぞり、スジボリの毛羽立ちを取り除きます。こうすることでより自然な形のモールドを表現することができます。こちらもはみ出してキズを付けないよう慎重に行います。
後はブラシなどでモールドの削りカスなどを取り除き、パーツ洗浄をして塗装に備えます。
以上、今回はここまでです。カーモデルはボディの仕上がりですべてが決まると言ってもいいので、手を付ける際に緊張したりしますが、やってみると意外とどうにでもなりそうな気もします。ただ、ヒケなどをおろそかにすると一気に質が落ちるので抜かりなく処理しておきたいですね。
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