今回は、MG 1/100 ガンダムF90用 ミッションパック 専用ハンガー 2個セットのレビューをご紹介します!
MG ガンダムF90用 ミッションパック 専用ハンガー 2個セットは、ガンダムF90用のミッションパック各種がディスプレイ可能な専用ハンガーの2個セットです。支柱、アームパーツ、台座で構成された専用ハンガーを再現。パーツを組み替える事で、各ミッションパックが格納された「格納状態」、F90へ換装する「メンテナンス状態」の2形態が再現可能なアイテムになっています。価格は1,650円(税込み)です。
付属品はミッションパック専用ハンガー2種。ハンガーは大判の底板と小型の底板、ミッションパックを懸架するためのアームやフック、フレームパーツで構成され、パーツはミッションパックの種類によって組み合わせを変えることが可能です。画像左はメンテナンス状態に、画像右は格納状態にしています。手前のパーツは格納状態の武器マウント用アームです。
すべてダークグレー成型色パーツでの再現。素材はKPSとなっています。
ネームプレート用のホイルシールが付属。『N』、『X』、『Z』が無いですが、既に発売されているものや今後発売されるであろうミッションパックのものはすべて網羅されています。
まずはメンテナンス状態のハンガーを全体から。フレームがタコ足のように配置されていますが、基本的には左右対称。
続いて各部を簡単に見ていきます。
底板はMGなどに付属しているスライドロック式アクションベースのものと同じ。表面には格納庫の隔壁っぽいメカニカルなデザインモールドが入っています。表面には多数のジョイント穴も造形。ちょっとヒケが気になりますがその辺りはご愛嬌・・・;
プレートは固定強度があまり高くなく、簡単に向きが変わったりするので注意です。ただそのぶん、脱着がラクなのはいいですね。
後部の小型台座は新規造形。一部が凹み、十字のモールドが浮き出たかたちになっています。大判の底板と同様、各部には多数のジョイント穴があります。
大判の底板とはコの字型のジョイントでしっかりと固定。
中央の支柱は下部に動力パイプやシリンダーシャフトなどがメカニカルに造形。ディスプレイ時も整備施設のようなメカニカルなディテールを楽しむことができます。
支柱上部にはいくつかのパーツの組み合わせによるジョイントが造形。各部にミッションパックのアーマージョイント穴が用意されています。
支柱側面にはハンガー懸架用のアームが造形。網状のフレームになっていて、側面にはアーマーや武器マウント用のフックが造形されています。
フックは組み替えることで配置変更や高さ調整が可能。組み替えによる自由度が高いです。
懸架用アームの手前には基部支柱が造形。
基部支柱は3個パーツ構成。こちらも各部のジョイント穴が多数造形されています。KPSパーツ構成なのでサクサクと組み立てられますし分解もラク。
懸架用アームの上部にも簡単な支柱が造形されています。こちらは2個パーツ構成。部分的にジョイント穴があります。
ハンガーはF90のハードポイントと同じ位置にジョイント穴が造形されています。なのでF90の右肩に組み付けるユニットであればハンガーの右上に組み付けるというふうに、F90の配置に合わせてハンガー各部にミッションパックを組み付けるようになっています。
ハンガー背部にはバックパックのカバーパーツを外した状態のジョイント穴がありますし、
そのパーツを外すことで、バックパックを外した際の形状も再現されています。
続いて格納状態。メンテナンス状態からアームパーツなどを簡単に組み替えるだけです。格納状態は主に中心の支柱部分にパーツが集中しています。
支柱部分のフレームパーツが人型のように配置されているのが特徴。各部のジョイント穴もF90本体にミッションパックを組み合わせるのと同じ位置に配置されています。
懸架する武器がある場合は左右に懸架用のアームを組み付けます。
それではミッションパックをいくつか出来る範囲でディスプレイしていきます。
■B(ボンバード)タイプ
まずはB(ボンバード)タイプをメンテナンス状態のハンガーにディスプレイ。左右対称のミッションパックなので、組付けに難しさや特殊さはありません。ミサイルのハッチを開いた状態でディスプレイすると様になると思います。
底板の中心にF90が設置できるので表情が付きますし、メンテナンス中のような表現もできていいですね。
格納状態のハンガーにディスプレイさせるとその名の通り、格納されたようなコンパクトな状態になります。
手前にF90を立たせるとどの位置に装備するのかが分かりやすいですし、F90に装備しているかのようなシルエットになるのもいいですね。
■C(コールドネス)タイプ
C(コールドネス)タイプを格納状態のハンガーでディスプレイ。全体的に白いミッションパックなので、暗め成型色のハンガーに組み付けると映えますね。
F90と合わせてディスプレイさせたい場合はスキーユニットを左右に展開する必要がありそうです。
ちなみにC(コールドネス)タイプは肩部ユニット(防寒用マント)が左右で一体になっているため、そのままだとメンテナンス状態のハンガーにディスプレイすることはできないようです。ハンガーのフレーム位置を組み替えるなどする必要があるので注意です。
■E(エレクトロニック)タイプ
E(エレクトロニック)をメンテナンス状態のハンガーにディスプレイ。ユニットが点在するかたちで成型色の関係上、派手さも特にはありません。上部円盤状のレドームが少し目を引くかなという程度。
レドームをどのように配置するかで雰囲気が変わってきそうですね。
格納状態のハンガーにディスプレイさせて。
■F(ファイト)タイプ
F(ファイト)タイプをメンテナンス状態のハンガーにディスプレイ。派手な装備ではないため、ハンガーに組み付けてもあまり存在感がないようにも見えますね。
アームを展開すると少し表情が付きます。可動ギミックがあるミッションパックは、メンテナンス中という大義名分でそういったギミックを展開してディスプレイさせてみても面白そうです。
腕部格闘装備はハンガー上部のフレームと干渉するため、フレームの位置を組み替えて配置します。このように、ミッションパックの中には干渉などによってハンガーの配置を変える必要があるので注意です。
■I(インターセプト)タイプ
I(インターセプト)タイプをメンテナンス状態のハンガーにディスプレイ。大柄な装備が点在しているため、少し味気ない感じもありますが、真ん中にF90本体を設置したりすると一気に雰囲気が変わりそうです。
側面にフライト・シールドを配置するため、ハンガーのフレームは一部を組み替えます。左側面の武器マウント用フックも取り外し。右側はビーム・ランサーを懸架するため、フックを幅広く配置します。
成型色が明るめのF90IIを中央にディスプレイさせると華やかになりますね。装備にもボリューム感があるので、ハンガーを使ってディスプレイさせると迫力が感じられます。
格納状態のハンガーにディスプレイ。中央寄りになりますが、シルエットでF90、F90Ⅱに装備させた状態も想像することができます。
F90Ⅱの青いショルダアーマーも外してハンガーに組み付けておくと良さそうですね。
■K(キープ)タイプ
K(キープ)タイプをメンテナンス状態のハンガーにディスプレイ。こちらもFタイプと同様、比較的小柄な装備が多いので、ハンガーにディスプレイさせても寂しい感じがあります。
ビーム・シールド発生器は左側面に組み付けます。ケーブルがあるのでその部分を見るとメカニカルな雰囲気があっていいですね。
Kタイプは試作型メガ・ビーム・シールドが特徴のミッションパックなので、メンテナンス中としてビームシールド展開状態でディスプレイしても面白いと思います。
格納状態のハンガーにディスプレイ。いいですね。
■M(マリン)タイプ
M(マリン)タイプをメンテナンス状態のハンガーにディスプレイ。M(マリン)タイプは装備させるユニットが多く、成型色もオレンジなのでハンガーにディスプレイさせるとかなり華やかです。
腰部の装備品は左右で連結しているため、ハンガーの片側のみに組み付けてぶら下げるようにします。6連装アロー・シューターはハンガー側面のフックを組み替えて設置できるようにしています。
各部にユニットが点在しているので、ディスプレイさせた状態の配置バランスがいいですね。
格納形態のハンガーにも組み付けて。こちらもユニットがバランス良く配置されます。側面にはアームを増設し、6連装アロー・シューターを設置しています。
ハンガー側面のメカメカしさがたまりません。
■S(サポート)タイプ
S(サポート)タイプをメンテナンス状態のハンガーにディスプレイ。こちらも装備品が多いので、ハンガーにディスプレイさせると派手さが出ますし、上部のキャノンにも存在感があります。
フロントアーマーに組み付けるユニットは左右で一体なので、片側のみに設置。4連装ビーム・キャノンはエネルギーパックを設置後、ビームキャノン本体は側面のフックに設置します。
名称こそサポートタイプですが、かなり攻撃性の高さを感じさせるユニットになっています。
格納形態のハンガーにも組み付けて。自動砲台的な感じになってカッコいいですね。
■U(アップリフト)タイプ
U(アップリフト)タイプは格納形態のハンガーのみのディスプレイとなります。F90に装備してもハンガーに組み付けてもシュールな印象なのは変わらないですね;
支柱部分は一部のフレームパーツを使用せず、腰部のジョイントパーツは上下で反転させておきます。
あおり視点から見ると巨大さが強調されるので、シャトルの発射シーンっぽく見せることができます。そういった部分ではUタイプの魅力や良さが味わえるかなと。
■T(トレーサー)タイプ
T(トレーサー)タイプをメンテナンス状態のハンガーにディスプレイ。
そのままディスプレイさせるだけだとパッとしない印象ですが、シールドを展開すると存在感が増して印象が変わってきます。
背部も長距離推進器のバーニアユニットや中央の大型ブースターを展開することでグッと表情が変わってきます。こういった可動で表現を変えられるミッションパックはハンガーにディスプレイさせても映え度が高くていいですね。
格納形態のハンガーにディスプレイ。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。ミッションパックの種類によって映え度が変わってはきますが、メンテナンス状態と格納状態が演出できるなど表現力は高め。ディスプレイの仕方によって違った雰囲気が出てきますし、ハンガー自体もKPS構造で組み換えがしやすいです。ミッションパックの配置に合わせた分かりやすい構造になっているのもいいですね。
品数の少ないミッションパックであっても、数種を組み合わせてディスプレイさせることでボリューム感が出せそうですし、アームや支柱を組み替えればハンガー自体の形状を変えることもできそうです。台座中央にF90やF90Ⅱがディスプレイできるので、その分ボリューム感や重厚感も増します。ミッションパックのコレクション性も高まりますし、ワンランク上のディスプレイアイテムとして楽しめるのがいいですね。
⇒あみあみでMG ガンダムF90用 ミッションパック 専用ハンガー 2個セットを探す
⇒DMM.comでMG ガンダムF90用 ミッションパック 専用ハンガー 2個セットを探す
⇒駿河屋でMG ガンダムF90用 ミッションパック 専用ハンガー 2個セットを探す
⇒楽天でMG ガンダムF90用 ミッションパック 専用ハンガー 2個セットを探す
⇒ヤフーショッピングでMG ガンダムF90用 ミッションパック 専用ハンガー 2個セットを探す
キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。切れ味はもちろん優秀。薄刃ですが強度が高く、長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら