今回は、一番くじ A賞 MASTERLISE MECHANICS フリーダムガンダム フィギュアのレビューをご紹介します!
一番くじ A賞 MASTERLISE MECHANICS フリーダムガンダム フィギュアは、ローソンや書店、ホビーショップ等でくじを引くことで当たる機動戦士ガンダム & 機動戦士ガンダムSEED関連アイテムの一つです。バランスの取れたプロポーションやシルエット、重厚感、精密な造形が再現されたフィギュアになっています。
機動戦士ガンダムSEED主人公キラ・ヤマトの搭乗機『フリーダムガンダム』が一番くじのMASTERLISE MECHANICSとしてフィギュア化。MA-M20 ルプス・ビームライフルと対ビームシールドを保持し、どの角度でも楽しめるような素立ちポーズで造形されています。
A賞はホワイトをベースに、ブルーやダークグレーを配色したベーシックなカラーリングでの再現となっています。各部ダクトは周りや内部に至るまで細かい色分けを再現。装甲各部にはリアルなコーションマークがプリントされています。シールは付属せず。
各部装甲は一般的なフィギュアと同じPVC製樹脂(ポリ塩化ビニル)、関節にはABSが使用され、各部がガッチリと固定されています。可動箇所はなし。ですが強度のあるゴムのような軟式素材なので少しだけ曲げることができます。(元に戻ります。)適度に重量があり、ずっしりとした重厚感が感じられるフィギュアになっています。
背部に2基のウイングを装備していますが、スタンドを使用することで自立は安定します。スタンドなしだと自立させるのは難しそうです。ウイングを外せば自立は可能。
スタンドが付属。クリアー成型色のシンプルな小型スタンドです。
スタンドは支柱と底板の2個パーツ構成。股下に差し込み口があるので、そこに差し込むだけで固定させることができます。向きを間違わないよう、角型ダボは一部が欠けた状態になっています。
頭部。フィギュアなのでどうしても多少の崩れは見られますが、ツインアイやこめかみのピクウス76mm近接防御機関砲なども細かく造形されています。
胸部。エアインテークや中央の赤装甲、襟装甲など、各部が細かく色分けされています。エアインテーク内部の作り込みも細かいです。
頭部接続軸はかまぼこ型。しっかりと差し込め、簡単に抜けることもふらつくこともありません。
腰部。中央部や左右のアーマーなど、各部がシャープに造形されています。表面のモールドもプラモレベルの緻密な造形を再現。フロントアーマーは隙間モールドが深く、可動しそうなくらいにリアルです。
リアアーマーは他のフリーダムガンダムには見られないような特殊な形状になっています。細かなモールドも入っていて精密感が感じられる作り。
腰部のクスィフィアスレール砲。砲口や後部ダクト、基部装甲など各部が細かく色分けされています。砲口は内部までモールドが造形。ラケルタビームサーベル柄は固定式。プラモのようにポロリしないのでストレスがなくていいですね。
腕部。細身ですが、二の腕、前腕共に独自のモールドが造形されています。
MA-M20 ルプスビームライフルも落ち度なく造形。センサーや部分的な装甲もきっちりと色分けされ、青いラインも乱れることなく塗り分けられています。
シールドもプラモのような精密感のある造形、シルエットを再現。裏面はほとんど見えないにも関わらず細かな造形、色分けが再現されています。グリップなどもきっちりと造形。
ショルダーアーマー。内側にはしいたけフィン、前後には隙間やスリットダクトが細かく造形。上部や側面のダクトもずれなく塗り分けられ、前側にはフリーダムガンダムのマーキングもきれいにプリントされています。
脚部。細身ですが、スタイリッシュにきめ細かく造形されています。大腿部、膝から下共にモールドは多めですが、スミが入っていないのでくどくないですね。
ソール部。アンクルアーマーや脚甲のダクトまでずれなく造形されています。C面もきめ細かくシャープに造形されているのがいいですね。
脚部後部のダクトも内外が色分けされ、足裏も適度なモールドが入っています。
ウイング。表面には緻密なモールドやマーキングが入っています。形状はVer.2.0mのウイングに似た小羽が造形。展開ギミックはなく、各部がガッチリと固定されています。隙間のグレーも塗り分けが細かく、マーキングもシャープでリアル。ウイングはプラ素材っぽいのでABSが使用されているのかと。
ウイングとの隙間が深く、本当にバラエーナが展開するかのような作りに。内側の3枚小羽も重なるように造形され、M100 バラエーナ・プラズマ収束ビーム砲の装甲なども色分けされています。接続部は45度程度の角度がついた状態で固定。
バックパック。小型でシンプルに造形されていますが、ダクトはふちの赤が塗り分けられ、内部も精密なスリットモールドが入っています。
HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べてサイズを確認。小型なHGの倍程度の大きさです。
MGジムコマンド(コロニー戦仕様)、MG強化型ダブルゼータガンダムとも並べて。MGの中でも比較的大柄なダブルゼータよりもデカいです。
MGフリーダムガンダムVer.2.0と並べて。サイズはもちろん、背部のウイングも小羽が似ているだけで、全体的な造形やプロポーションはかなり違っています。
梱包状態。30cm程度のダンボールボックスになっています。上部は取っ手付き。
プラ素材のケースで上下から挟まれた状態で入っています。周りはテープで固定されていますが、テープを剥がすと糊が残るので注意が必要です。
頭部、胴体部、左右ウイングに分けて梱包されています。ウイングは表面にグリスのようなものが付着していたので、きれいに拭き取っておきました。
スタンドは支柱と底板で分けて梱包されています。特に組み立てなどの説明書は付属していません。ですがスタンドなども一方向にしか組めないので迷うことはないかと。
いろんな角度から何枚かどうぞ。
以上です。頭部など部分的な作りは好みが分かれそうですが、各部の造形や色分けはとにかく緻密でリアルに再現されています。各部ダクトは内部まできっちりと造形、色分けされていますし、シールド裏も抜かりなく作られてていいですね。ウイングもシャープですし、各部が本当に可動しそうなくらい緻密で、ディスプレイ用のフィギュアとしてはかなり優秀な出来になっているのではないでしょうか。
マーキングもズレなくくっきりとプリントされていますし、色分けの精度も高いです。素立ちポーズもどの角度から眺めてもかっこよく見えるようにデザインされていますし、ガンプラにはないオリジナル造形のフリーダムガンダムとしても重宝しそうですね。
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