今回は、SDW HEROES 悟空インパルスガンダム 塗装済み完成品 レビューをご紹介します!
SDW HEROES 悟空インパルスガンダム 塗装済み完成品が完成しましたので、塗装済み完成品のレビューと簡単な塗装レシピをご紹介していきます。
今回製作したSDW HEROES 悟空インパルスガンダムは、手元に未組立のSDW HEROES 悟空インパルスガンダムがあったので簡単に塗装してみました。特に改修などはせず、シンプルにエングレービングなどを塗り分けただけですが、主に水性塗料とキッチンマジックリンを使っています。
方法はシナンジュなどのエングレービングの塗り分け方と同じ。下地をゴールドで塗装後、上から色分け塗料を吹いてからキッチンマジックリンで塗料を落とし、エングレービングを浮かび上がらせる方法です。それではまず塗装後と塗装前の画像からどうぞ。
■塗装後(アフター)
■塗装前(ビフォー)
SDW HEROESシリーズは素組みだとかなり大味ですが、塗装することで雰囲気が全く違ってきます。ですがエングレービングが細かくデザインされているため塗り分けが難しく、マスキングだけで塗り分けるのはかなり難儀。どうするか悩んでいましたが、とあるYoutuberさんがキッチンマジックリンを使って塗り分けをしていたので参考にさせていただきました。
ゴールド部分だけラッカー系で塗装し、その他のホワイト、ブルー、レッド、グレーは水性塗料を使用しています。水性塗料を落としてエングレービングを浮かび上がらせる際は、キッチンマジックリン1:水1で薄めたマジックリン溶液を使用しました。
ただ、エングレービングを塗り分けるだけでは完全ではないので、どうしてもマスキング塗装は必要になってきます。なのでエングレービング以外の塗り分けも考慮しつつ、マスキングゾルなども使って処理したのと、色分け箇所が雑にならないよう、スジボリでモールドの掘り起こしもしています。
頭部は頭頂部や後頭部などに合わせ目ができるので、後ハメ加工をして合わせ目を消しています。アンテナの赤はマスキングで塗り分け。後頭部はエングレービングを浮かび上がらせてからマスキングで塗り分けています。額のセンサーはシールの余白を切り出して貼り付けました。
胴体部は主にラッカー系ゴールドで塗装後、水性塗料のレッドで塗装し、マジックリン溶液と綿棒でエングレービングを浮かび上がらせています。ホワイトとブルーの部分はマスキングテープとゾルで塗り分け。
腕部は肩に合わせ目ができるので、後ハメ加工をして合わせ目を消しています。前腕の赤は筆塗り。上腕の内側やハンドパーツの裏面は肉抜き穴を埋めています。
アンクルガードやヒザ下はマジックリン溶液でゴールドのエングレービングを浮かび上がらせています。ソールはマスキングテープやゾルを使用して細かく塗り分けました。
尻尾はつなぎ目と先端をゴールドで塗り分けただけです。赤い部分はクリアパーツそのまま。
如意棒も同様。前後だけゴールドで塗装し、柄部分はクリアパーツそのままです。
まずはシンプルな悟空インパルスガンダム通常状態でポージング。塗装したことで関節強度やパーツの組み合わせ強度が高まっているので、グリグリ動かしてもポロリやバラけなどはないですね。
組み合わせ強度が高く破損が気になる箇所は、予めグリスを塗ってから組んでいるので関節がキツイということもありませんでした。
SD 三国創傑伝やSDW HEROESシリーズは素組みと塗装見本がかなり違っているだけに、塗装することで全く別物のように綺羅びやかに仕上がるのがいいですね。
SDW HEROES 悟空インパルスガンダムの塗装レシピです。
○ホワイト:つや消しホワイト(水性ホビーカラー)
○レッド:つや消しレッド(水性ホビーカラー)
○ブルー:ブルー80%+フラットベース(つや消し剤)20%(水性ホビーカラー)
○スミ入れ、細部の塗装など:Mr.ウェザリングカラー(マルチブラック)、フラットブラック、ダークグレイ、チタンゴールド(タミヤエナメル、筆塗り補完用、細部の塗り分け用)
※ブライトゴールドの希釈にはメタリックマスターを使用しています。
その他の制作内容についてはSDW HEROES 悟空インパルスガンダムをご参考くださいm(_ _)m
続いて悟空シルエット。額に獅子の仮面、側頭部やアンクルガードに装飾パーツを組み付けます。
額に獅子の仮面を組み付けたことでワイルドな悟空インパルスガンダムに変化しました。
脚部や腰部周りは塗装しているため、ブラックライトで照らしても発光はせず。獅子の仮面と頭部、胸部、装飾パーツのみブラックライトで発光します。
獅子の仮面中央の合わせ目が消せなかったのがちょっと心残りですが、それ以外はまぁまぁ納得の出来かなと。
モールドを掘り起こす(スジボリする)ことでスミがきれいに入ってくれるので仕上がりが全然違ってきます。特にこのような細かなデザインのキットではそれが顕著に現れるので、面倒でもしておいたほうが絶対いいですね。
一旦外装パーツを取り外し、悟空インパルスガンダム軽装状態に。露出した猿足が印象的。
各パーツを組み替えて剛猿形態に。獅子の仮面が頭部ガンダム顔を隠し、両腕には鋭い紅蓮爪を装備。ヒロイックな悟空インパルスガンダムが獣感漂う凶暴な姿に変化しています。
組み替えることで露出する箇所が出てくるので、その当たりも考慮しつつきっちりと塗装して仕上げたいところです。
紅蓮爪を振りかざすことでダイナミックで躍動感あるポーズを再現することができます。様々な形態で変化が楽しめるのもこの悟空インパルスガンダムの魅力の一つですね。
適当に何枚かどうぞ。
それでは今回もPC版・スマホ版壁紙をご用意しましたので、もし気に入ったものがあればダウンロードしてみてくださいね。ダウンロード方法:(①画像を右クリック → ②『名前を付けて画像を保存』をクリック → ③ディスクトップなどを選択して保存)
■壁紙(PC版)
1920×1200サイズ
■壁紙(スマホ版)
750×1334サイズ 640×1138サイズ
以上です。SD三国創傑伝やSDW HEROESシリーズはエングレービングなどが細かくデザインされているぶん、塗装はなかなかハードルが高そうに見えますが、ラッカー系や水性塗料、マジックリンなどをうまく使い分けることでだいぶラクに塗り分けることができます。
特にこれらのシリーズは塗装すれば全く別物のように美しく仕上がりますし、MGなどに比べれば小型で取り扱いもラク。キット自体も安価なので、塗装技術の向上などを目的として製作してみてもいいのではないでしょうか。
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