HG ガンダムTR-1 ［ハイゼンスレイ］のパッケージ・ランナーレビュー

今回は、HG 1/144 ガンダムTR-1 ［ハイゼンスレイ］のパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。

パケ絵はプレバンのHGUCフォーマットで、コンポジット・シールド・ブースターを保持して素立ちするハイゼンスレイの姿が掲載。背景には宇宙を飛行する姿が掲載されたものになります。

パッケージアート自体はシンプルですが、気になったのはその大きさ。確かに重武装系でパーツボリュームも多めですが、MGなどで見られる大判パッケージになっています。

開封。この状態で見るとMGっぽい感じがありますね。

全部で8袋分のランナー。

説明書は白黒。プレバンのA.O.Zシリーズキットはどれも白黒の説明書です。ハイゼンスレイⅡ系も同じ。A.O.Zシリーズがカラーで表紙などがついてくるととてもよく見えると思いますが、海外を視野に入れないとカラーにしないんですかね。アストレイ系もいいですが、A.O.Z系は海外で人気になりにくい・・・？そういえば、F90にHGジェミナスにと、別途ユニットを連発するベース機はカラーパッケージになってますね。

一通り説明書をどうぞ。

以上、説明書でした。新造された胴体部や腕部などは関節強度などがヘタレないよう、ある程度固定強度が高めにしてあるようです。ですが流用のヘイズル改脚部などに少しヘタレの予兆が見られます。また、股間部が新造されましたが、組み立て直後は固めでもKPSはへたれやすい傾向にあるので、経年でどれだけ自立に耐えられるかも気になるところです。

カラーガイドはHGプリムローズやHGフルドドなどと全く同じ。HGヘイズル改とは少し違っていて、A.O.Zシリーズがすべて統一されているわけではありません。ですが最近はハイゼンスレイⅡ・ラーなど、白ベースのA.O.Z機はだいたいこのガイドで統一されています。

では各ランナーを簡単に見ていきます。

↑Aランナー。ホワイトとイエローのイロプラランナーで、胸部パーツ。HGプリムローズからの流用ランナーですが、バックパックのパーツなどが省かれています。

↑Aランナー。ダークブルー、レッド、イエロー、クリアーピンクのイロプラランナーで、頭部や各部ダクト、ソール部、ビームライフルパーツなど。HGヘイズル改からの流用ランナーです。

↑Bランナー。ホワイト成型色で、前腕やソール部パーツ。こちらもHGヘイズル改からの流用ランナーです。

↑B1ランナー。グレー成型色で、胴体部パーツ。KPS素材で、HGプリムローズからの流用ランナーです。

↑Cランナー。ホワイト成型色で、胴体部や脚部、バックパックパーツなど。HGヘイズル改からの流用ランナーです。

↑C2、Dランナー。C2はダークブルー成型色で、コンポジットシールドブースター用パーツ。KPS素材で、HGウーンドウォートからの流用ランナーです。Dはグレー成型色で、膝部やソール部、ハンドパーツなど。HGヘイズル改からの流用ランナーです。

↑E1、E2ランナー。ホワイト成型色で、頭部や胴体部（サブアーム・ユニットⅡ含む）、肩部ビーム・キャノン、コンポジット・シールド・ブースターパーツなど。以下、ハイゼンスレイ用の新規ランナーになります。

↑F1、F2ランナー。ダークブルー成型色で、腕部やソール部、背部ブーストポッドパーツなど。

↑G1、G2ランナー。グレー成型色で、胴体部や腕部、脚部などの関節パーツ類。KPS素材パーツです。

↑Hランナー。グレー成型色で、コンポジット・シールド・ブースターパーツ。KPS素材です。

↑I1、I2ランナー。I1はイエロー成型色で、頭部や胴体部、など、各部の色分けパーツ。I2はレッド成型色の胸部パーツです。

↑ポリキャップ（PC-123プラス）、ホイルシール、マーキングシールです。

以上です。HGウーンドウォートに始まり、フルドド、フルドドⅡ、プリムローズ、ハイゼンスレイ系と、A.O.Zシリーズもかなり充実してきました。ウーンドウォート・ラーやヘイズル・アウスラ、ギャプランⅡやハイザックⅡなど、正直何をどう組み合わせたら何になるのか、わけが分からなくなるくらいに構成が凝った感じになっていますが、キット単体でも十分に楽しめるものになっていると思います。

おそらくはまだ道半ば。次のキットの発表がないのは気になりますが、魅力的なキットの発表を期待したいですね。（まさかこれで終わり・・・・？リーベン・ヴォルフ？ヘイズルフルアーマー仕様なんかありそう。）