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月刊ホビージャパン2018年11月号 レビュー

今回は月刊ホビージャパン2018年11月号のレビューをご紹介します!

ホビージャパン11月号はMM特集。『MM』とはミリタリーミニチュアシリーズのことですが、タミヤのMMシリーズが50周年を迎えるということで記念スペシャルが特集されています。普段のホビージャパンはガンプラメインなことが多く、後半に記載されているMMは縁の下の力持ち感がありますけど、この機会にド~ンと特集しようってわけですね。

最近のホビージャパンでは巻頭特集がガンプラではないものが多く、ガンプラメインでHJを見ている自分としてはやや寂しさを感じています。なので今回もガンプラに関しては小ぶりな内容かなぁとも思いつつ、いつものようにサクッとレビューをしてきたいと思います。

表紙は素組みのMMキットがずらりと並べられた写真が掲載。あまり得意なジャンルではないのでわからないですけど、ピンク成型色のキットもあるんですね。他の色はだいたいミリタリー調の配色になっているので納得ですが、ピンクは少し奇抜感が・・・;左上には申し訳程度にダブルオーダイバーの写真が小窓で掲載されています。

目次1ページ目は巻頭のMM特集に加え、第2特集のガンダムビルドダイバーズガンプラ特集が掲載されています。右側にチラッと黄色いキットが掲載されているあたりは、ガンプラファンの気持ちを離さないようなひと手間も。

続いて目次2ページ目です。こちらもガンプラ特集から。これまた右上には注目のキット画像が掲載されています。発売直後のキットなので当然といえば当然なんですけど、これで今月号もスルーできない一冊になりました^_^

ではまずは巻頭のMM特集です。兵士キットがずらりと並べられていますが、いろんな色がありますね。昔は結構この類のキットを購入していました。小さい頃で車両系キットは金銭上入手できなかったので、安い対戦車砲や歩兵セットなんかを購入してたんですね。割とリアルでいろんなポーズがあるので、ジオラマを作るにも使い勝手のいいアイテムだったのを記憶しています。確かドイツ兵やアメリカ兵など兵士にも種類があるんですよね。(ニワカでスンマセン^_^;)

さすがに巻頭特集なだけあってMMの情報がかなりのボリュームで紹介されています。普段のHJでは完成したジオラマが掲載されていることが多いので、白黒の説明書や土のう、テント、レンガなどのサポートアイテムが紹介されているとなんかワクワクしてきます。『あったな~♪』なんて。こう特集されると、MMシリーズ熱もまたぶり返してきそうです。また買ってみようかな。汚しなんかはガンプラにも応用できそうですね。

さてここからは第2特集のガンダムビルドダイバーズ特集。初面はダブルオーダイバーエースがビルドダイバーズのブルーレイボックスと同じポーズで掲載されています。ダブルオーダイバーはMGのダブルオーガンダムをベースに各部をスクラッチ。MGサイズのダブルオーダイバーを見事に完成させています。各部がHGとは違ったデザインに仕上がっているのがいいですね。

その他にはHGBDダブルオースカイ(ハイヤーザンスカイフェイズ)のお手軽処理、キュートに仕上がっているダイバーナミ、ひと手間加えられたジェガンブラストマスターなど。さらに食玩のスーパーショックガンダムもカスタマイズされてリアルな完成度に仕上がっています。

セイラ・マスオ氏によるガンダムAGEⅢリヴェルタも、ビルドダイバーズっぽさを表現しつつ、細かいディテールでかっこよく完成させてありますね。分離・変形ギミックも健在。

そしてHGUCムーンガンダム。足首の可動は修正されていないものの、各部の隙間や肉抜き穴などを補うように改良してあります。脚部のアーマーは展開できるようにギミックが追加され、ガンダムエース付録のロング・ライフルもバックパックにマウントできるようになっています。個人的に気になっていた頭部のグリーンラインも薄色で目立たないようになっていますし、かなり参考になる内容でした。

RE/100ヤクト・ドーガ(ギュネイ・ガス機)は、それほど派手な改修はないものの、黄色い部分を金色に塗装して少しおしゃれなデザインに仕上げられています。その他には、MGギラドーガや泥まみれのザクⅡ、HGジョニー・ライデン専用ゲルググにアヴァランチエクシアダッシュなどなど。ボリューム的に多くはないですが、主要キットはしっかりと抑えてあります。

ガンプラ以外の掲載物として気になったものは、ガシャポンMSEのインレの他に、宇宙戦艦ヤマトやバイクモデルなど。10月から深夜に放送予定の宇宙戦艦ヤマト2202では、『波動実験艦 銀河』、福井晴敏氏のインタビュー、超合金の宇宙戦艦ヤマト2202などが特集されていますし、武蔵や睦月、空母いぶきなどの軍艦模型も掲載されています。このあたりは軍艦モデルファンにはたまらないかもですね。

以上、簡単にレビューでした。はじめはそれほど思い入れもなかったですが、一通り見ていくとずいぶんと心を掻き立てられるホビー情報が多かったです。ガンプラはもちろん参考にしたい内容ですが、MM特集も昔を思い出しましたし、宇宙戦艦ヤマトも波動実験艦 銀河の出来の素晴らしさに興味が惹かれました。ヤマトにリモコンが付属しているのも気になるところです。

今回のホビージャパンは、ガンプラから目移りしそうなくらい、他シリーズキットの多様性やその良さが楽しめる一冊になっています。ガンプラ以外の模型の奥深さや魅力も感じられると思うので、気になる方は手にとって見てはいかがでしょうか。

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2 件のコメントがあります。

  1. Re-Z

    on 2018年10月2日 at 21:35 - 返信

    こんばんは。いつも楽しく拝見しております。ピンクのキットは砂漠迷彩用のレンジローバーで本物も艶消しピンクだそうですよ。ガンプラ的に言うとデザートザクピンクパンサー仕様と言うMSV図鑑の端っこにのっていたヤツ(ツノが2本だったような気がします。)の元ネタだと思われます。タミヤのMMを作られるのであれば、191番のシャーマン以降を買うのがお勧めです。それより前だとキャタピラが焼き止めです。私が作ったなかではソ連軍ならJSー2、ドイツ軍はヘッツァーがお勧めです。キャタピラがベルトとプラが選べて、エッチングの網がついてます。余談ですが、今日プラモ店にいったら、ガンダムバルバトスルクスレプスの再販、バンダイマークが青く代わってました。

    • nori

      on 2018年10月4日 at 16:00 - 返信

      コメントありがとうございます!
      すごい!ほんとにピンクなんですね!砂漠でカモフラージュするためのカラーリングかな?面白いですね!
      キャタピラは発売時期のキットによって構造が違うみたいですね。知らなかった;
      最近のはいいみたいなので、買うとしたら最近のかな?ちょっと検討してみたいと思います。
      多くの貴重な情報に感謝ですm(_ _)m

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