今回は、ポケプラクイック!! ゼニガメのレビューをご紹介します！
ポケプラクイック!! ゼニガメは、『ポケットモンスター』に登場するキャラクター「ゼニガメ」の簡単組み立てプラモデルです。シンプルで組み立て簡単！初めてでも簡単に組み立てられる「ポケプラ クイック!!」シリーズ第17弾。全長は約85mmで、思わず集めたくなるような可愛いポーズのゼニガメを楽しむことができます。発売日は2024年2月10日。価格は715円（税込み）です。
ポケプラクイック!!はポケモンキャラクター（モンスター）のプラモデルで、接着剤やニッパーを必要としない簡単組み立てのスナップフィットキットです。ランナーからプチッ！とパーツを外して組み立てるだけで、可愛らしいゼニガメを完成させることができます。パーツ数は全16種で少なめ。
ちなみにゼニガメは、ヒトカゲと以前レビューしたフシギダネとともにトリオを形成する「カントー御三家」の1種。「ポケットモンスター 赤・緑」で初登場したポケモンで、博士から最初に貰えるパートナーポケモンの一角となっています。亀のような形態をした水タイプのポケモンで、ゼニガメ→カメール→カメックスへと進化。
ホイルシールは目の部分の色分けを補います。それ以外の部分はパーツできっちりと色分けされているため、特に塗装の必要もありません。
頭部。その名の通りカメの頭を模したようなデザインですが、ツルツル頭で瞳が大きくキュート。赤ちゃんっぽい容姿がなんとも可愛らしくて良いですね。
頭部は目の色分けパーツを挟みつつ、2枚のパーツを前後に組み合わせる構造。なので頭頂部や側面などに合わせ目ができます。
目の部分にはモールドが造形されているので、筆塗りなどもしやすくなっています。設定どおりでなくても、好みで色を変えてみても面白そうですね。
胴体部はカメのおなかのようなデザイン。
背面は甲羅型になっています。適度に丸みがあって柔らかい雰囲気。ぬいぐるみのような感じがあって可愛らしいですね。
甲羅はお腹、ふち、甲羅部分と各部がパーツできっちりと色分けされています。
手もカメの手状で、なんとなく3本指のようなデザインになっています。
頭部、四肢各部とも後ハメなので組み立てがラク。
首は太めの1軸接続でロールが可能。
腕はボールジョイント接続で上下などに動かせますが、肩に隙間ができたり抜けやすかったりするので注意です。バタついた感じが表現できるのは良いですね。もちろん定位置で固定することも可能。固定した状態だと隙間はできません。
脚部も簡単なモナカ割で合わせ目ができます。脚部もボールジョイント接続ですが、こちらはすぐに抜けてしまうので動かして表情を付けるのは難しいようでした。
尻尾は緩めの渦巻き型。簡単なモナカ割で中央に合わせ目ができます。
尻尾もボールジョイント接続で柔軟に可動します。足裏は真っ平ら。
頭部や四肢各部を外すことで、甲羅に身を隠したような姿を再現することができます。各部の穴が目立ちやすいのは御愛嬌といったところ。
ちなみにゼニガメさんは身の危険を感じると甲羅に手足などを引っ込めて身を守り、首を甲羅に引っこめるときには口から水鉄砲を発射して反撃。口から出す泡も強力です。でも可愛い。
御三家のフシギダネさんと並べて。ヒトカゲさんがいないとちょっと寂しいですね；ヒトカゲさんレビューの際はぜひ御三家揃って。
ゼニガメさんの全高は約85mm。前回レビューしたミミッキュよりも10mm程度低いですが、それでも存在感は十分です。赤ちゃんのようなあどけない表情がなんとも可愛くて良きですね。
少し隙間ができたり外れやすかったりしますが、頭部の向きを変えたり、腕を上げ下げできるので表情が付きます。
特にディスプレイ用の3.0mm穴などはないので、浮かせて飾ることはできません。デスクに直接置いて可愛らしい容姿を楽しむって感じかと。
イジられるゼニガメ；
巨大化するゼニガメ（笑）
手持ちのポケプラクイック!!を並べて。どのポケモンも素組みで十分なくらいの色分けが再現されていますし、造形も申し分ありません。可愛らしい容姿がうまく再現されていると思います。やはり数並べてなんぼなところもありますね。
適当に組み合わせてワチャワチャ♪ ヤドンさん、今日も何も考えてない・・・・；
背を向かい合わせれば、バトル時の攻撃的な雰囲気が感じられるかなというところ。
ピクミンのテラリウムと並べて。このようなアイテムと一緒に並べるとデスク周りがより華やかになります。
ゼニガメさんも可愛くもありますし、どことなく力強い雰囲気もあって良いですね。
以上、ポケプラクイック!! ゼニガメのレビューでした。
パッケージには塗装済みのゼニガメと組み立て前のランナー、スナップフィットの簡単組み立て方法の画像などが掲載されています。その他、パーツ数や工具不要、塗装不要のアイコンも合わせて掲載。水タイプなので青いカラーリングのパッケージ。
他のポケプラクイック!!と同様、パッケージサイズはHGBCなどのオプションセットよりも少し大きめ。
横絵も表面と同じスナップフィットの簡単組み立て方法が番号に沿って掲載されています。そしてゼニガメがキット化されたことで揃った御三家もきっちりと掲載されてますね。
開封。全部で1袋分のランナーが入っています。
パッケージ底面には組み立て方法が記載。パーツ数が少なく組み立ても簡単なので、説明書を見なくても完成させることができました。
↑A1ランナー、ホイルシール。A1はライトブルーと淡いイエローのイロプラランナーで、頭部と腹部、尻尾パーツ。
↑A2ランナー。ライトブルー、ブラウン、ホワイトのイロプラランナーで、目や四肢、甲羅パーツなど。
以上です。カメ容姿でありながら、赤ちゃんのような可愛らしさが魅力的。ただ、可愛いだけでなく、わずかながら強い雰囲気も感じるのは気のせいではないような・・・。パーツによる色分けがきっちりとしていますし、甲羅の造形なども柔らかい感じが表現されていて良いですね。
意図的なギミックではないかもしれませんが、頭部や四肢が動かせるのでバタバタした表情を付けることができますし、パーツ数が少ないので組み立ても簡単。プラモ初心者でもサクッと完成させることができそうです。せっかくのキット化なのでぜひヒトカゲ、フシギダネと共に御三家を並べたいですし、可愛らしさ全開のゼニガメを堪能したいですね。
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