MG ケンプファー・シュヴェーアのパッケージ・ランナーレビュー

今回は、MG 1/100 ケンプファー・シュヴェーアのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。

パケ絵はショットガンを構えるケンプファー・シュヴェーアの姿が掲載。両肩にジャイアント・バズ、左腕にシュツルム・ファウスト2本を装備した重厚感ある容姿での掲載となっています。背景には施設のような建物、嵐のように吹き荒れる砂塵なども細かく描かれています。ガンダムビルドダイバーズ Genius Head Lineのキットなので英字フォントがワイルド。

パッケージサイズはMGのVer.Kaなどと同じ大きさ。ベースのMGケンプファーは少し薄型でしたが、それにシュヴェーア用の増加装甲が追加されているのでこの大きさになっています。

開封。

全部で10袋分のランナー。細かいものが多いです。

説明書。大判B5サイズの冊子タイプで、表紙はパケ絵のカラーイラストが掲載されたものになります。表紙にはケンプファー・シュヴェーアの詳細に付いても記載。ケンプファー・シュヴェーアはベースのケンプファーに耐衝撃/耐ビーム塗装が施された装甲が追加され、更に出力も向上しているという機体。背部にマウントしたバズーカもリモートでキャノンとして使用することができます。

一通り説明書をどうぞ。

以上、説明書でした。組み立てに関しては、ベースのケンプファー事態が細かくランナーを寄る必要があるのと、部分的にケンプファー・シュヴェーア用に新造されているため、更にランナーを細かく寄る必要があります。なので組み立てはなかなか時間がかかります。

それと関節がビス止め仕様なのでプラスドライバーが必要。新造された増加装甲は近年の技術で再現されているため、組み立ては簡単。組み立てるだけでワンランク上のケンプファーに仕上がります。

カラーガイド。そんなに複雑ではないですし、無彩色が多いので塗装はラクそう。外装のブラック部分は成型色もつやありとつや消しが使用されているので、塗装する際にはつやありとつや消しで分けてみても面白そうですし、どちらかに限定してみるのも良さそうです。

では各ランナーを簡単に見ていきます。

↑A1、A2ランナー。A1はブラック、オレンジ、クリアピンクのイロプラランナーで、頭部や腹部、全身各部のバーニアパーツなど。A2はグレー成型色で、肘部や脚部スラスター、武器用ジョイントパーツなど。ABS素材です。以下、しばらくMGケンプファーからの流用ランナー。

↑B1ランナー。ブラック成型色で、腰部や脚部外装パーツ。

↑B2ランナー。ブラック成型色で、胴体部や脚部外装パーツ。

↑Cランナー。グレー成型色で、胴体内部パーツ、可動手パーツなど。

↑Dランナー。グレー成型色で、頭部や胴体部、脚部などの内部パーツ。

↑ダークブラウン成型色で、ジャイアント・バズやショットガン、シュツルム・ファウストパーツ。同じものが2枚あります。

↑Fランナー。ブラック成型色で、腕部や脚部外装パーツ。同じものが2枚あります。

↑G、Hランナー。Hはダークグレー成型色で、腕部や脚部内外パーツ、各部バーニアパーツなど。同じものが2枚あります。Hはグレー成型色で、肩部や肘・膝部などの関節パーツ。ABS素材です。

↑J1ランナー。つや消しのブラック成型色で、頭部や胴体外装パーツ。以下、ケンプファー・シュヴェーア用の新規ランナーです。

↑J2ランナー。つや消しのブラック成型色で、胴体部や肩部、脚部などの各部増加装甲パーツ。同じものが2枚あります。

↑K1、K2ランナー。グレー成型色で、頭部や腹部、肩部、ソール部、ハンドパーツなど様々。

↑L1、L2ランナー。オレンジ成型色で、フロントアーマーの裏打ちパーツや肩部アーマーのダクトパーツ。

↑M1、M2ランナー。ホワイト成型色で、腰部や胸部、腰部、肩部、ソール部などの各部外装パーツ。

↑MP2、SB4、ポリキャップ（PC-122）。MP2はハンドパーツ、SB4はクリアイエロー成型色のビームサーベル刃です。

↑ビス、水転写デカール。

以上です。できればビス止め関節などは新造して欲しかったですが、デザイン的にはバランスよく渋みのあるケンプファーに仕上がっていると思います。黒いカラーリングも艶あり、つや消しで分けてあるのも良いですし、黒白で清潔感や謎めいた雰囲気が表現されているのも良いですね。

今後もこのガンダムビルドダイバーズ Genius Head Lineシリーズはたまに発売されると思いますが、なかなか良いデザインのものがキット化されると思うので楽しみですし、その前のGBWCに登場したフルアーマーガンダム～バラージュザヘッジホッグ～、ウイングゼロルシファーなどもキット化につながると嬉しいです。