今回は、MG 1/100 νガンダム HWS Ver.Kaのレビューをご紹介します!
MG νガンダムHWS Ver.Kaは、MG νガンダム Ver.KaのHWS(ヘビーウェポンシステム)装備型キットです。MG Hi-νガンダム用の拡張セットとしてキット化されたHWSをMG νガンダムにも装備。νガンダム自体も通常版とは異なる成形色を採用し、サイコフレームはライトブルーに変更。プレミアムバンダイ限定商品ならではのオリジナリティーを持ったキットになっています。MGνガンダムHWS Ver.Kaの発売日は2016年12月16日。価格は10,152円(税込み)です。
MG νガンダム Ver.KaがHWSをまとった姿です。全体的にボリューム感はありますが、バランスはなかなかいい感じに仕上がっています。
ファンネルを装備した状態でHWSを装備可能。装備品が多いですが、直立はしっかりとしていて安定しています。
シールドが重いので少し左側に傾き気味になりますが、気持ち右よりに体制を向けておくとちょうどいいかと。前後ともかなりかっこいいですね。
右はハイパー・メガ・ライフルを保持しているので全体を見ることができますが、反対側は大部分がシールドで隠れて見えなくなります。安定しているので後ろに倒れる心配もほぼないかと。
頭部両脇には肩部ミサイルランチャーを装備。ミサイルランチャー同士の感覚が狭く、頭部に直接干渉してしまいます。ガッチリとしているわけではないので、塗装はげはおそらく大丈夫かと。頭部を動かすときには注意です。
バストアップ。HWSの形状はほぼHi-νガンダム用HWSと同じ。画像は用意していませんが、MGνガンダムVer.Kaと同様に赤いコックピットハッチが上側に開きます。青色部分はHWSのアーマーが干渉するので動かしにくくなっています。コックピットにはアムロ・レイフィギュアがあります。
アーマーは被せているような状態なので、MGνガンダムVer.Kaの胸部にピッタリとフィットしているわけではありません。少しずれたような感じになっています。
胸部ダクトはHWS専用のものが付属しています。
パーツの組み換えによって通常のMGνガンダムVer.Kaの胸部ダクトも再現可能。
HWSの内側パーツがMGνガンダムVer.Ka専用になっていて、この突起をダクト部分に差し込んでアーマーを固定します。MGHi-νガンダムVer.Ka用のパーツも付属。Hi-νガンダムにも取り付けられるようになっています。
アーマー前方のハッチが開き、ミサイルランチャーが露出します。
フロントアーマー。νガンダムにも違和感なく装備されています。フロントアーマーを包み込むようになっているので、下のほうが少し手前に広がりぎみですが、とくに気になることはありません。
サブアームが展開。サブアームは各部に可動箇所がありますが、どちらも前後への可動のみとなります。先端のアーム部分にはビームサーベル柄を装備。
付属のビームサーベル刃を差し込んでビームサーベルを保持する隠し腕となります。
こちらもアーマーの裏側がMGνガンダムVer.Ka専用の内部パーツになっていて、νガンダムフロントアーマーに差し込んで固定させるようになっています。ポロリもなくしっかりとしています。
こちらも通常の内部パーツが余剰パーツとして付属。
脚部アーマー。こちらもHi-νガンダム用のものと同じですが、νガンダムの脚部にピッタリとフィットした形状になっています。
脚部HWSのアーマーは展開可能。νガンダムのスラスター部分も干渉すること無く展開できます。
アーマー内部には別のアタッチメントが付属、このアタッチメントを介してνガンダムの脚部に固定できるようになっています。
アタッチメント内部のダボをνガンダム脚部の外装パーツを被せる穴に挿し込んで固定させます。
外装パーツももちろん付属。通常のνガンダムが再現可能です。パーツの一部がシールでの色分けとなります。
ハイパー・メガ・ライフル。超大型のビームライフル。重量があり、腕部のみで持ち上げることは出来ませんでした。肘はキープできますが、肩が一定の位置を保つことが出来ません。
肘の駆動パーツを挟み込むようにしてハイパー・メガ・ライフルを固定します。
ハイパー・メガ・ライフル内部にはビームライフルが格納されています。
ハイパー・メガ・ライフルの外装パーツをパージすると内部のビームライフルが出現します。
Hi-νガンダム用の外装パーツも付属。Hi-νガンダム用のビームライフルも格納可能です。
ハイ・メガ・シールド。かなり重量があり、ポージングさせるのは極めて難しいです。ポロリはないものの、腕部を上に上げても垂れ落ちてまっすぐにしておくのがやっとです。腕部の強度を上げてやると、違った位置での保持も可能かもしれません。
MGνガンダムVer.Ka専用のアタッチメントが付属。Hi-νガンダムよりもシールドの保持力が高くなっていて、腕部から外れにくくなっています。その代わり、塗装した場合は塗装はげに注意する必要があります。
ハイ・メガ・シールドはνガンダムのシールドに固定させます。かなりしっかりと挟み込んで固定されるので、こちらも塗装はげには注意です。
アタッチメントもHi-νガンダム用のものが付属。Hi-νガンダムのシールドに固定可能。
シールドの両翼がスライド式に展開します。残念ながら、MGνガンダムVer.Kaのバックパックにマウントできるようにはなっていませんでした。
余剰パーツが幾つか付属。胸部ダクト下を色違いにしたり、ツインアイの内部や首内部をブルークリアーにしたり、シールドを通常のアタッチメントに変更したりできます。
ツインファンネル用のバックパックパーツやビームサーベル刃、フロントアーマー用パーツ、アムロ・レイフィギュアが付属します。
アムロ・レイフィギュア。ロンド・ベルの軍服を着たアムロ・レイです。ただし、フィギュアのカラーガイドがないのとパーツ一覧に☓印が入っていることから、このフィギュアは余剰パーツ扱いのようです。
サーベルはバックパックにストック可能。
薙刀型のビームサーベルと通常のビームサーベル用刃が付属。
ビームサーベルの柄は腕部に収納可能。通常のMGνガンダムVer.Kaと同じですが、ビームサーベル専用のスライドギミックを搭載。一部シールでの色分けとなります。
HWSをパージした状態。オーソドックスなMGνガンダムVer.Kaも再現することができます。
パージしたHWSとファンネル、その他武装。
通常のMGνガンダムVer.Kaと。塗装済みなので少し比較しづらいですが、白、紺、黄色、赤のパーツには、通常版とは違うウォーム系カラーの成形色が仕様されています。
頭部。全体的なホワイトカラーに違う印象を感じます。顎の朱色のような淡い色合いも特徴的。
バストアップ。肩のセンサーは通常通りグリーンのシールで再現されています。
腰部。形状的に通常のMGνガンダムVer.Kaと違いはありませんが、ここも朱色のパーツが少しイメージの違うものになっています。
腕部。ホワイトの外装が違うだけなので、通常のMGνガンダムVer.Kaとの違いは殆ど感じません。
脚部。こちらもホワイトの成型色以外はほぼ通常のものと変わらず。膝周りのライトグレーがシールでの色分けとなります。
足首から下の部分も変わらず。
通常のものも同じですが、足裏の爪が可動します。
バックパックも通常通り。
細かく展開します。
MGフルアーマーガンダムVer.Ka、MG百式Ver.2.0と。νガンダム自体、劇中でも少し大型のモビルスーツなので、基準に合わせてキットも大きめのサイズになっています。
頭部上下の可動は良好です。見上げるポージングも可能。柔軟性があります。
左右への可動も満足できるものになっています。首のパーツも回転しますし、襟もそれほど頭部と干渉するものではないので柔軟です。
腕部上げは、片側にセンサーがあるので、左腕には少し制限があります。それを差し引いてもこれだけ良く上がるのは頼もしいですね。
肘も素晴らしくよく曲がります。MGνガンダムVer.Kaはかなり評価の高いキット。こういった箇所もしっかりとしています。
腹部は残念ながらほとんど可動せず。かがみも胸張りも全くと言っていいほどできない状態です。
腰の回転もこの程度。全く回転していないのと同じ状態。
通常のMGνガンダムVer.Kaと同様に専用台座が付属します。台座をバックパックに設置させます。
台座に固定した状態。安定していて抜け落ちることも全くありません。
脚部もしっかりと可動してくれます。脚部をあまり上に上げすぎるとフロントアーマーがポロリするので注意です。普通にしている分にはアーマーのポロリはありません。
足首もまずまず可動します。つま先も少し可動。一部シールで色分けされています。
内股、がに股も完璧。文句なしの可動域です。
サイドアーマーの影響により、開脚は45度程度。
足首の横への可動はそこそこ。
立膝はそこまでキレイというわけではありません。少しぎこちない感じです。
アーマーの裏にはしっかりと掘られたディテールがあります。一部ダボが見えるので、塗装時などには少し処理が必要かもです。
リアアーマーの裏面。こちらもしっかりとしたディテールがあります。
ファンネル。アタッチメントが内蔵され、ファンネル内部のギザギザ部分に固定させるようになっています。通常のMGνガンダムVer.Kaに付属しているものと同じく、かなりポロリ頻度の高い箇所です。
アタッチメントは内部4箇所についていて、それぞれが可動して内部に収納できます。ファンネルはコの字、山型など様々な形態に可動。
裏面には細かいディテールが再現されています。
ビームライフルが付属。細かなパーツの組み合わせや段落ちモールドなどにより、合わせ目は目立たないようになっています。
シールドは大きめのパーツの組み合わせですが、裏面にはしっかりとしたモールドが形作られています。通常のシールド用アタッチメントも付属。
ニューハイパーバズーカも付属。
ニューハイパーバズーカは伸縮可能で、バックパックにマウント可能。センサー部分はグリーンのシールで色分けされています。
サイコフレーム展開状態。パーツを一部パージし、各部を展開することでHWS仕様のブルークリアーサイコフレームが顔を出します。
展開することで、通常版とは一味違ったMGνガンダムVer.Kaが楽しめます。
バストアップ。サイコフレームを展開することで、だいぶ印象が違ったものになります。胸部のダクト上部パーツを手前に引き出してサイコフレームを露出します。
腰部。ブルークリアーのサイコフレームパーツは裏面からシルバーのシールを貼ることで、発色がいいようにしてあります。腰部裏のストッパーを展開、腰部を引き伸ばしてストッパーを固定し、サイコフレームを露出させます。
腕部。二の腕を伸ばし、前腕の外装を広げることでサイコフレームが露出。ショルダーアーマーもスライドさせることでサイコフレームが露出します。
アキレス腱部分の外装パーツをパージし、内部のストッパーを手前に引き出します。脚部を伸ばしてサイコフレームを露出させ、ストッパーを元に戻します。後部のスラスター部分を展開させておきます。膝部グレーのアーマーを手前に引き出します。
腿の部分は膝に近い部分の外装パーツをパージ、腿後ろのストッパーを上側に展開し、腿を伸ばしてサイコフレームを露出させます。
バックパックスラスター付近のアーマーをパージし、上部アーマーを展開させます。
以上でサイコフレーム露出状態に変身となります。
では適当に何枚かどうぞ。
以上です。通常版では味わえないHWS装備状態が楽しめるのはもちろん、ブルーに光るサイコフレームにも特別感があります。中途半端にHWSをパージしている状態にしておいても、戦闘のリアルさや破壊されてなくなったかのような状態を想像させるので楽しめますね。
ファンネルのポロリは通常と変わらずなので、ファンネル装備状態でのポージングは少しストレスとなるかもしれません。しかし、Hi-νガンダムとは少し違った印象とかっこよさを持つHWSなので、フルスペック状態のνガンダムを楽しむのもいいのではないでしょうか。
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4 件のコメントがあります。
置物猫
on 2016年12月24日 at 16:32 -
こんにちは。
セットの方を購入されたんですね!
私はHWS単体を購入しました。
Hi-ν ver.Kaをまだ組んでいないのに・・・
出来上がりをみると組み付けてみたくなりますね。
ウチの組んだver.Ka.は膝廻りとか結構緩くて、すぐに曲がってくるんですけど、
HWSセットの方の膝廻りとかはどうですか?
nori
on 2016年12月24日 at 17:07 -
コメントありがとうございます!
膝のほうは気持ち緩めですが、気になるほどではないですね。膝から倒れる心配もなさそうです。
自分もMGνガンダムVer.Ka(すでに塗装済み)があるんですけど、ブルークリアのサイコフレームに魅力を感じてしまいました♪
サイコフレームを塗装してしまえばあまり関係なくなるんですけどね(笑)
匿名
on 2018年9月23日 at 19:50 -
凄く格好いいんですけど、気になるのが一点
なんで写真のMSみんな下に俯いてるんだろう・・・
最近、そういうしょんぼり?ポーズ流行ってるっぽいですけど
nori
on 2018年9月25日 at 00:21 -
コメントありがとうございます!
ご指摘感謝ですm(_ _)m
見上げたポーズも重要ですね;
もう少しポージングも勉強したいと思います^_^;