今回は、2014年2月に発売されたHGUC 1/144 AMX-014 ドーベン・ウルフのレビューをご紹介します!
HGUC ドーベン・ウルフは、『機動戦士ガンダムZZ』に登場するMS「AMX-014 ドーベン・ウルフ」の1/144スケールモデルキットです。ドーベン・ウルフの特徴的な機体形状を新規パーツを用いて再現。大型ビーム・ライフルや組み換え式の前腕ビーム・ハンド、隠し腕が付属し、印象的なポージングが可能となっています。価格は2,640円(税込)です。
ネオ・ジオン軍が強火力と高機動を追求し、開発した量産型MSで、劇中ではラカン・ダカランが搭乗。グレミー軍のスペース・ウルフ隊に所属し、マシュマーのザクⅢ、ジュドーのFAダブルゼータと戦闘を繰り広げるなど活躍を見せた機体「AMX-014 ドーベン・ウルフ」がHGUCでキット化。
2013年8月に発売されたHGUC ドーベン・ウルフ(ユニコーンVer.)をベースに、ZZ版ドーベン・ウルフの特徴的なカラーリングが成形色で、エングレービングのない胸部や前腕部が新規造形で再現されています。
成型色はグリーンを基調に、胴体部や前腕部、大腿部、ソール部などにダークグレーを配色。その他、頭部や前腕部、背部レールキャノンなどにレッド、内部フレームや関節類がパープルグレー成形色での再現となっています。
ホイルシールが付属し、頭部モノアイや各部ダクト、モールド、ラインモールドなどを補います。シール量はやや多めですが、細部を補うため、素組みでも十分なくらいに仕上がります。
大きめのキットですが、肉太の装甲で脚底も広く、自立は安定しています。各部にポリキャップ(PC-132ABC)のほとんどを使用しているので、経年劣化によるヘタレは少なそう。
■付属品
メガ・ランチャー(ビーム・ライフル)、隠し腕(指揮官機のみ)×2、有線式ビーム・ハンド用パーツ(ジョイント2種×2、リード線×2、スタンド×2)、ビーム・サーベル(サーベル刃、柄)×2、武器持ち手(右)、平手(左右)が付属。
■各部形状
HGUC ドーベン・ウルフの各部を見ていきます。
■頭部
頭部。ハンマ・ハンマとも少し似ていて、動物系の印象が強い形状になっています。上部には3本のアンテナを装備。ハンマ・ハンマやザクⅢなど、この辺りの登場機は複数の長いアンテナを持つイメージも。メットを被せるタイプなので、合わせ目はありません。
モノアイは黒いシールの上に貼る仕様で、貼り替えて位置を変えることでモノアイの可動を表現します。
■胴体部
胴体部。胸部装甲はZZ版ドーベン・ウルフ用にフラットな装甲が新造。重厚な雰囲気が表現されています。左右や腰中央部のダクト、胸部のマークや腰部中央のダクトはシールでの色分けで、腹部2基のメガ粒子砲はイエローに塗り分けが必要です。フロントアーマーはなく、大腿部に曲面型の装甲を装備。
肩は2ダボ接続で着脱が可能。
■腕部
腕部。シルエットはユニコーンVer.とよく似ていますが、前腕はエングレービングのない角型装甲が新造。まとまりのあるデザインになっています。
上腕以下は先月発売のHGUC シルヴァ・バレト(2014年1月発売)と同形状。ユニコーンVer.のようなエングレービングはなく、前腕部には有線式ビーム・ハンド用のダクトやスラスターが造形されています。上腕は筒型で合わせ目はなし。前腕は左右の組み合わせで前後に合わせ目ができます。
前腕前側のダクト内部はシールでの色分け。後面のスラスター(アポジ)周りはグレーなどに塗り分けが必要です。
ショルダーアーマー。基部は前後の組み合わせですが、合わせ目は出ない組み合わせになっています。側面の角型装甲のダクトや前後の丸型バーニア?内部は黒いシールでの色分け。角型装甲のダクトふちは赤く塗り分けが必要です。
側面の装甲は上下に可動。表情を変化させることができます。
■脚部
脚部。ユニコーンVer.と同じ形状で、シルヴァ・バレトとはアンクルガードの形状が違っています。下腿部は複数パーツの組み合わせで、合わせ目は各部ともモールド化されています。
側面の曲状モールドやアンクルアーマーの赤いラインモールドはシールでの色分け。膝の装甲やアンクルガードは少し可動します。ソール部はシルヴァ・バレトと同じ形状。
大腿部は前後の組み合わせで側面に合わせ目ができます。装甲の内側にモールドはなし。装甲側面のバーニア内部は黄色く塗り分けが必要です。
膝側面の大型スラスター内部にスリットなどのモールドはありません。スラスター口はふちを黄色、内部をブラックに塗り分けが必要です。
後部のスラスターカバーは適度に可動。表面の黒いダクトはシールでの色分けです。下部バーニアは別パーツでの色分け。シンプルな1スリットモールドがデザインされています。特に可動ギミックはなく、内部は黄色く塗り分けが必要。足裏はモールド入りの裏打ちパーツで丁寧に造形されています。
■バックパック
バックパック。ビーム・キャノンや対艦ミサイル、ミサイル、インコムなどを装備した複合武装です。
バックパックは縦の2ダボ接続。固定強度はまずまずです。リアアーマーの3ラインは赤いシールでの色分けです。
中央部の上下にあるバーニアはふちや内部をシールで色分けします。中央部両脇にインコムと対艦ミサイルを格納したユニットと、外側にビーム・キャノンやミサイルが内蔵されたユニットによる組み合わせ。ダボとボールジョイントによる接続で、それぞれフレキシブルに可動します。
インコムは引き出し、脱着が可能です。インコムは取り付け向きを間違えると収納しにくくなるので注意です。
筒型の対艦ミサイルは脱着が可能。ユニットのハッチを展開することで、内部のミサイルが露出します。ミサイルは12発が造形。弾頭周りを黒く塗り分ける必要があります。
後部のスタビライザーのような装甲や対艦ミサイルを装着している爪は上下に可動します。
スタビライザーの先端ダクト部は表裏共にシールでの色分けです。ユニットのバーニアは1スリットの簡易的な造形。内部を黄色く塗り分ける必要があります。
肩部ビーム・キャノン(ユニット)は前方に展開が可能。展開させるときは頭部を外してから動かします。頭部のアンテナが細いので、脱着時は破損させないよう注意です。対艦ミサイルを装着した状態でも頭部と干渉しませんが、頭部を左右に動かすのは難しくなります。
■他キットとの比較
HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べて。1stの量産型機と並べるとかなりのサイズ差が。ドーベン・ウルフの全高は25.9mです。
HGUC シルヴァ・バレトと並べて。似たところは多いですが、ドーベン・ウルフのほうが横幅があって巨大兵器感が強めです。シルヴァ・バレトはガンダムタイプとして少しまとまっている印象。
頭部や胴体部、肩部をアップで比較。
■各部可動域
首が短い割に、頭部はそれなりに見上げることができます。顎引きは深くはできないようです。左右へは、一応水平にまで可動しますが、後部のアンテナが対艦ミサイルや肩部ビーム・キャノンと干渉してしまうので、これらを後方に避けるようにして頭部を動かします。
ショルダーアーマーがシルヴァ・バレトとは違っていますが、可動域はあまり変わらず。腕は水平より少し上くらいまでで、肘は90度までの可動となります。
肩はわずかに前方にスイングできる程度。
その他の可動域はHGUC シルヴァ・バレトとほとんど同じなので、以下のリンクからシルヴァ・バレトのレビューをご参考ください。
■武装類
メガ・ランチャー(ビーム・ライフル)。ドーベン・ウルフ専用のビーム・ライフルです。一般的なライフルより高出力で、胸部メガ粒子砲と接続する事で、メガ・ランチャーの砲身及び加速器として機能するとのこと。
本体部分は左右の組み合わせで上下に合わせ目ができます。センサーはピンクのシールでの色分けで、センサー周りは赤く塗り分けが必要です。
後部には腹部に連結するユニットが造形されていて、中央のフックを収納することで2ダボが露出し、胸部中央のメガ粒子砲と接続可能になります。
砲身は伸縮が可能で、左右の装甲を展開することで砲口が露出。砲口は別パーツで色分けされています。
砲身下部のグリップは収納可能で、砲口下部のバイポッド?は展開が可能です。左右のグリップも展開が可能。可動箇所は多いです。
隠し腕は左右の組み合わせで合わせ目ができます。爪は2本が可動式。
有線式のビームハンドを再現する場合は、射出用パーツを二の腕と前腕後部に取り付け、リード線で連結します。
手のひらにはビーム砲が造形されています。
リード線を使って有線式のビームハンドを射出状態にすると、迫力のあるシーンの演出が可能です。台座が小型でリード線に引っ張られやすく、倒れやすいので注意です。ディスプレイするとき、きれいなポーズを求めるなら少し難しさがあるかも。
隠し腕は可動箇所が少なく物足りなさもあるかもですが、サーベルも握れますし、ある程度ポージングの幅は広げることができると思います。
ビームサーベルはハンドパーツで握らせますが、ダボ固定などがないので遊びが多いです。ですが抜け落ちることはないので、特別ポージングが難しいということはありません。
有線ビームハンドのリード線を使うことで、インコムの射出状態も再現できました。(説明書に記載はありません。)
メガ・ランチャーは片手保持が可能です。後部が長いので、肘を曲げた状態での保持は難しいかも。
グリップなどを展開し、腹部に連結させて。
適当に数枚どうぞ。
以上です。同系機のシルヴァ・バレトに比べて頭部や胸部などの造形が違うため、ワイルドさが感じられるキットになっていると思います。変なアレンジがなく、ZZ登場時のスタイルでキット化されているので、第一次ネオ・ジオン戦争の時代感やちょっとしたレトロ感みたいなのも表現されているのがいいですね。(個人的な感想です。)
全体的な構造としては特に不安な点もなく取り扱いやすいですが、頭部のアンテナが長くて細い分、干渉しやすいので破損には注意が必要です。
シリーズ終盤では比較的存在感も強かったですし、ビームハンドやメガ・ランチャーといった特殊武装が付属しているので、シリーズに登場した個性的なモビルスーツの一つとして、ガンダムZZの世界観が広く楽しめるのではないでしょうか。
⇒メルカリでHGUC ドーベン・ウルフを探す
⇒アマゾンでHGUC ドーベン・ウルフを探す
⇒あみあみでHGUC ドーベン・ウルフを探す
⇒DMM.comでHGUC ドーベン・ウルフを探す
⇒駿河屋でHGUC ドーベン・ウルフを探す
⇒楽天でHGUC ドーベン・ウルフを探す
⇒ヤフーショッピングでHGUC ドーベン・ウルフを探す















































































