Mr.カラー・ガイアカラーのシルバー塗料各種を比較してみました。

今回は、Mr.カラー・ガイアカラーのシルバー塗料各種を比較してみましたのでご紹介します!

おなじみになりつつある比較検証シリーズ、今回はGSIクレオスやガイアノーツから発売されているシルバー塗料数種類を比較検証して、どれくらい色に変化があるかを見ていきたいと思います。

シルバー塗料はガンプラでは関節部やシャフト、シリンダー、動力パイプなどに多く使われ、車や航空機などではエンジンやランディングギア、駆動部、マフラーなどに使ったりするので用途は多いですね。

ですがどの色が一番合うのか、メカニカルな演出ができるのかという色味的なものは、一度使ってみないとわからない部分でもあります。なので、もしどれがいいのかわからないと悩んでいるなら、今回の検証結果を少しでもご参考いただければと思います。

 

■■比較するシルバー塗料■■

今回集めたシルバー塗料は下記のとおり。比較的主要と思われるものをチョイスしてみました。シルバー塗料はこの他にも、Mr.スーパーメタリックやMr.メタルカラー、他社製品など多数ありますが、価格や性質が少し違うものについては、また別の機会に比較していけたらと思います。

◯Mr.カラー『シルバー(銀)』『シャインシルバー』『ガンクローム』『スーパーシルバー』

Mr.カラーは左から『シルバー(No.8)』『シャインシルバー(No.90)』『ガンクローム(No.104』『スーパーシルバー(No.159)』の4種類。シルバーやシャインシルバーは基本色で、ガンクロームはエンジン他に、スーパーシルバーは自動車他への使用が推奨されているようですね。

◯ガイアカラー『ブライトシルバー』『スターブライトシルバー』『スターブライトジュラルミン』『ステンレスシルバー』『ライトステンレスシルバー』『ダークステンレスシルバー』

ガイアカラーからは、メタリックの『ブライトシルバー(No.009)』『スターブライトシルバー(No.121)』『スターブライトジュラルミン(No.123)』の3種類と、鉄道模型用カラーとして発売された『ステンレスシルバー(No.1000)』『ライトステンレスシルバー(No.1001)』『ダークステンレスシルバー(No.1002)』の3種類を使用します。鉄道模型用カラーはその名の通り、鉄道模型に使うことを目的として作られた塗料です。

◯ガイアカラー『Ex-シルバー』『パールシルバー』

最後にガイアカラーの『パールシルバー(No.131)』と『Ex-シルバー(Ex-07)』です。Ex-シルバーは容量が多いこともあってたっぷりと使えるので、よく使っている方も多いと思います。ある意味ド定番とも言えるシルバーかと。

パールシルバーは個人的に一番検証してみたかった塗料です。普通に塗装する場合はそれほど頻繁に使わないので、どういったものなのか結果が楽しみです。

 

■■比較検証方法■■

今回はクリアーのミニスプーンに、下地としてサーフェイサーエヴォホワイトとEx-ブラックを吹いておきます。ミニスプーンに関してはプラ板のような平らなものに塗装するよりも、曲線がある素材に塗装したほうが輝きなどもわかりやすいかと思うのでこれを使うことにしました。

Ex-ブラックは基本的なつやあり黒になります。本当は白もEx-ホワイトなどつやありの白を使いたかったのですが、手持ちが無かったので致し方なく;エヴォホワイトはフラット(つや消し)ですが、塗料の隠蔽力の確認用として見れば問題ないと思います。

 

■■検証■■

それでは各シルバー塗料で塗装した状態を比較検証していきます。ちなみに塗装では、金属粒子を均一にしてムラなく塗装できる、メタリック塗料専用の溶剤メタリックマスターを使用しています。

まずはMr.カラーの4種、シルバー、シャインシルバー、ガンクローム、スーパーシルバーです。それぞれの塗料ごとに、下地白と下地黒のものを2本ずつ並べてみました。画像をクリックすると大きい画像が表示されるので、細かい部分も確認が容易かと思います。

Mr.カラーNo.8 シルバー・・・・粒子が細かく、シックな感じに仕上がっていますね。下地が白でも黒でも特に大きな違いはなく、隠蔽力は高いです。金属感はやや弱めですが、これを使っておけばとりあえず間違いない、まさに基本的なシルバーになっていると思います。

Mr.カラーNo.90 シャインシルバー・・・・かなり粒子が大きく、キラッキラしたてかりが強いですね。まさにシャインのような輝きが得られる塗料になっていると思います。粒子が荒い分使いみちが制限されそうですが、味を出したい時やキーホルダーなど目立つアイテムには使えそうです。一方、ガンプラや自動車のような大きく見せたい模型にはやや不向きかもです。下地の影響をかなり受けるので、成型色に直接塗装する場合は少し気を使いそうです。

Mr.カラーNo.104 ガンクローム・・・・No.8 のシルバーよりも少しメタリック感が強く、上品な色合いになっていると思います。隠蔽力も高いので下地にあまり左右されないのがいいですね。Mr.カラーの中ではある意味一番美しいのかも。黒光り感があるので、そのあたりでNo.8 と使い分けるといいかもですね。

Mr.カラーNo.159スーパーシルバー・・・・見た目的にはガンクロームと似ていますが、こちらも下地の影響を受けていますね。簡単に言うと、ガンクロームの隠蔽力が低い版のような塗料になっていると思います。

続いてガイアカラーの3種、ブライトシルバー、スターブライトシルバー、スターブライトジュラルミンです。個人的には一番使用頻度が高い塗料になります。

Mr.カラーNo.009 ブライトシルバー・・・・Mr.カラーのシルバーと同じようなシックさがあります。ガイアカラーとしては基本的なシルバーですね。粒子も細かい、ケチのつけようがない美しいシルバーに仕上がります。使いやすいシルバーの代表的な存在です。

Mr.カラーNo.121 スターブライトシルバー・・・・ブライトシルバーのメタリック感を強めたような色合いになってますね。金属の質感が一番強く出ている塗料だと思います。粒子も細かいですし、ガンプラのシャフトなど内部パーツに使ってもフィットする良い塗料だと思います。隠蔽力が少し弱く、下地の影響をうけやすいので、下地塗装するなど、そのあたりは使い方を考える必要がありそうです。

Mr.カラーNo.123 スターブライトジュラルミン・・・・スターブライトシルバーのような金属質感を持ち、それでいて隠蔽力が高いのがいいですね。こちらも使いやすく美しく仕上がる塗料だと思います。ただ、スターブライトシルバーと違って、光を当てると少し茶色の焼けたような色で輝くので、その点も踏まえて使うと良いかと。

ガイアカラーの鉄道模型用カラー、ステンレスシルバー、ライトステンレスシルバー、ダークステンレスシルバーです。どれもメタリック感が強くて美しいですが、スターブライトシルバーと比べて少しだけメタリック感を落としてあります。

顔を近づけると、スターブライトシルバーは顔の輪郭が割りとはっきりと写りますが、ステンレスシルバー系は輪郭がぼやっとしてあまり写り込まないくらいの質感になっているのが特徴かと。

この3種の違いは、ステンレスシルバーから徐々に茶黒くなっていく感じですね。ダークステンレスシルバーは光のあて方を変えると焼けたような色に輝きます。スターブライトジュラルミンとはほとんど違いがわかりません。

ガイアカラーのEx-07シルバーとNo.131パールシルバーです。

ガイアカラーEx-07 Ex-シルバー・・・・粒子はそこそこ粗めですが、メタリック感はよく出ていると思います。量が多くてお得な割にはいい色合いになっているのではないでしょうか。こちらも隠蔽力が少し弱く、下地の影響を受けるのでその点は注意が必要ですね。

ガイアカラーNo.131パールシルバー・・・・隠蔽力が弱いというよりは、少し特殊なシルバーになっています。成型色(下地)にそのまま吹きかけることで、その成型色や下地塗装の色をベースにパール調に輝かせることができます。ガンプラのスペシャルコーティングの色合いに似ているのではないでしょうか。(違ったらスイマセンm(_ _)m)下地黒に吹くとそのままシルバーとしても使えるので、なかなか面白い塗料ですね。

Ex-07シルバーについては今回、だいぶ長く使っているもので塗装したので、所々にゴミ(塗料が固まったもの)が吹き出てしまっています。こういった容量の多い塗料だと乾燥して塗料が固まり、それが塗料と混ざってしまうので、こういったことが起こりやすくなります。(自分の落ち度でもありますけど^_^;)

なので量の多い塗料や使用頻度の低い塗料など長期間保管しているものは、塗料の口やフタについた塗料をできるだけ拭き取っておくと、キレイな塗面で塗装できるのでいいですね。

今回比較した塗料をすべてまとめて撮影してみました。まずは黒下地。それぞれの塗料の違いがわかりやすいかと思います。

Mr.カラーNo.8シルバーとガイアカラーNo.009ブライトシルバーはほぼ似たような色合いなので、シンプルなシルバーを使いたいならこのどちらかを使うと良さそうです。その他はメタリック感が強いですが、粒子が粗めのものや焼き色が付いたものなど様々です。

白下地をまとめて。下地が変わると色合いが変わるので、また違ったメタリック塗料としての面白さが出てきます。使いみちも色々と模索できますし、パールシルバーのような特殊なシルバーもあるので、それぞれの特徴を把握しておくと楽しみ方が広がりますね。

比較検証は以上です。基本的な塗料は万能型といえる色合いになっていますし、スターブライトシルバーなどは粒子も細かく、メッキに近い色合いが再現できます。その他にも焼き色がついて機械系のものにふさわしい色合いのものもありますので、用途に合わせてお好みのものをチョイスしていただければと思います。そして完成後には、理想に近い塗装が再現できているといいですね。

百式ゴールドとその他のゴールド塗料数種類を比較してみました。
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4 件のコメントがあります。

  1. U.C.0063

    on 2018年2月10日 at 18:33 - 返信

    nori様

    いつも更新ありがとうございますm(_ _)m

    今回のシルバー塗装の比較サンプルとても役に立ちます。
    ゴールド編と同様、永久保存版にします(^^)

    最近のメタリック塗料は昔よりも隠蔽力が高くなりましたが、
    やはり下地は気になる所でした。

    Mr.カラーの8番と104番は大健闘でしたね!

    • nori

      on 2018年2月11日 at 20:06 - 返信

      コメントありがとうございます!
      シルバー塗料は新商品も度々発売されていますけど、並べて見てみないとどういう色かがわかりにくいんですよね。
      なので今回調べてみて、各シルバーの特徴がわかって、自分的にも良かったと思います。

      104番は昔あるサイトで使っていたものを参考にしたことで、それをずっと使うようになりました。
      何気によく使っていましたけど、質の高い塗料だったんですね^_^

      下地の影響を受けるものやそうでないものもあるので、こういった比較をしておくことで、
      都合に合わせて使い分けられるのもいいですね!

  2. 匿名

    on 2018年3月17日 at 07:20 - 返信

    おお!!これはスゴイ!!!参考にします!

    • nori

      on 2018年3月19日 at 17:21 - 返信

      コメントありがとうございます!
      どんなシルバーなのか知りたくて考察してみましたが、役立てていただけると幸いですm(_ _)m
      ご覧いただき感謝です!

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