HGUC グフ・フライトタイプ レビュー

今回は、HGUC 1/144 グフ・フライトタイプのレビューをご紹介します!

HGUC 1/144 グフ・フライトタイプは、『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』に登場する試作MS『グフ・フライトタイプ』の1/144スケールモデルキットです。HGUCグフ・カスタムをベースに、熱核ジェットエンジンを搭載した脚部ユニットをはじめ、飛行用に改修された特徴的な機体形状を新規造形で再現。価格は2,268円(税込み)。プレミアムバンダイ限定商品です。

飛行用に改修された機体形状を持つHGUCグフ・フライトタイプ。HGUCグフ・カスタムベースですが、外装で流用されているのは腕部と大腿部くらい(内部パーツは共通)。似ている箇所こそありますが、その他の大部分が新規造形で再現されたキットです。

成形色はジャーマングレーやライトグレーといったグレー系でまとめられています。泥臭くて渋いカラーリングが魅力的。スラスター内部やガトリングガンのセンサーなど細かい部分は塗り分けが必要ですが、全体的にはパーツによってよく色分けされていると思います。

関節各部が細かくポリキャップで構成されていて強度が高いですし、どでかい脚部と広い足裏で自立はかなり安定しています。脚部スカートが広いですが、干渉しない状態で足裏を接地させることもできます。

頭部。グフ・カスタムの頭部より僅かにスリムになっているようです。動力パイプも少し角度が変わっていますし、後頭部の形状も違っています。アンテナの先端は安全加工がされ、モノアイは凸型にシールを貼るようになっています。

頭部下のスイッチを左右に振ることでモノアイを可動させることができます。

ただし、可動できる範囲はごくわずか。少し左右に振る程度になります。

胸部。グフ・カスタムと似ていますが、少し形状が異なります。グフ・カスタムは中央部がひし形に近かったのに対し、フライトタイプは台形型のようになっています。クリアーパーツの部分もグフ・カスタムは左右2箇所に分かれていましたが、フライトタイプは3箇所に分かれています。

腹部、腰部。こちらもフロント側はグフ・カスタムと似ていますが、動力パイプは少し低めに配置されていますし、フロントアーマーとサイドアーマーの境目が凸凹に造形されて特徴的になっています。リアアーマーもフライトタイプらしくスラスターを2機装備し、上部には動力パイプが露出。スラスター内部は赤く塗り分ける必要があります。

サイドアーマーにはスタビライザーを装備。リアアーマーのスラスター内部は細かく造形されています。

右腕部。特徴的なショルダーアーマー以外はグフ・カスタムと同じですが、ヒート・ロッドがなくなり、軽装の腕部が新造されています。各部とも筒型なので合わせ目は出ない組み合わせになっています。

左腕部。肩から下の形状は右腕部と同じ。ですがこちらには3連装35mmガトリング砲を装備しています。3連装35mmガトリング砲は接続がポリキャップなのでしっかりと固定されます。

3連装35mmガトリング砲。HGUCグフ・カスタムに付属するものと同じです。複数パーツの組み合わせになっていて合わせ目はできない仕様になっています。

3基の砲口はくり抜かれ、センサーは塗り分けが必要です。両脇のセンサーとアーマーは適度に可動します。

ショルダーアーマー。フライトタイプらしいブースター・ポッド型になっています。簡単なモールドが入っていて、合わせ目の一部はモールド化されています。円形部分の合わせ目は少し気になるかも。上部のスリット入りダクトは塗り分けが必要そうです。

ショルダーアーマーは内部がポリキャップになっているダボ接続です。

脚部。熱核ジェットエンジンを搭載した広いスカート型の造形になっています。脚部前面のインテークや後部のダクトは赤いパーツによる色分けで、その他各部もパーツによって細かく色分けされています。

大腿部はグフ・カスタムと同じ前後はさみ込みタイプで側面の合わせ目は段落ちモールド化、膝から下の部分は前後ともパーツを被せるようになっているため、合わせ目は膝裏付近に少しできるのみです。

後部の推進ノズル下部はシールによる色分けです。エンジン部はファンが別パーツで造形されています。

足首から下の部分。フライトタイプらしい平たい形状に新造されていますが、大部分は脚部のスカートで隠れるようになります。画像ではちょっと見えにくいですが、甲(つま先部)の隙間にはスリットが入っています。足裏は別パーツになっていて肉抜き穴はなく、モールドやバーニアが細かく造形されています。バーニアは赤く塗り分ける必要があります。

くるぶし外装は左右で形状が異なり、外側が大きくなっています。足首から下の中央接続部やスカートの内部構造はグフ・カスタムとあまり変わらず?です。

バックパック。新規造形部分でボックスタイプになっています。左右に羽のようなスタビライザーを装備しているので、昔に買った1/144グフ飛行試験型を思い出します。

スタビライザーはラインモールドに白いシールを貼るようになっています。スラスター形状はリアアーマーと同じ。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと比較してみました。それほど長身ではないですが、ブースター・ポッドなどを含めるとルプスレクスくらいの大きさになります。

HGUCグフ・カスタムが分解改修中でバラバラなので、比較できず申し訳ないですm(_ _)m 気休めくらいになりますが、アマゾンの商品画像と比較してみました。

頭部の可動はごくわずか。上下に動くと言うよりは、前後に少しスライドする程度になります。

左右へも少しの可動となります。

腕部は方のブースター・ポッドを可動させることで水平程度にまであげることができます。ブースター・ポッドを可動させない状態だと画像下程度。

ブースター・ポッドは少し展開します。

肩部はポリキャップが前側に引き出される構造になっていて、前側には広めに可動します。

肩の付け根パーツにはグフ・カスタムと同じくストッパーが付いているので、腕を上げた状態で固定できるようになっています。

サイドアーマーのスタビライザーは水平より少し上くらいまで可動します。

腰部がボールジョイントで、その可動によって少し前後に上半身を可動させることができます。

腰の回転はアーマー類が干渉するので僅かにひねる程度。

股関節のパーツが回転するので脚部を左右に振ることができます。腰部アーマー類の裏は特にモールドはなく、可動もフロントアーマーとサイドアーマーがごく僅かに可動する程度です。

股関節パーツにアクションベースを接続。

前後開脚はこれくらい。脚が太い割にはよく動いている方かと。フロントアーマーは動力パイプの影響でごく僅かに可動する程度です。

外装が肉厚で大腿部とスカート部で干渉するので、膝の可動は90度程度。

足首も少しの可動となります。

左右へは広めに開脚できます。ですが脚が重いので、浮かせた状態にしていると少しタレ気味になります。

足首の左右への可動もこれくらい。

グフ・カスタムの脚付け根構造から、内股、がに股はしっかりと回転可動します。ただし、がに股は股関節よりも脚部スカート部が干渉するので、あまり回転させることができませんでした。

バックパックのスタビライザーはスイング可動します。

ガトリングシールド、ヒートサーベル(ガトリングシールドに装着済み)武器用ハンドパーツ(左右)平手ハンドパーツ(右)が付属。

その他、HGUCグフ・カスタム用の余剰パーツが多数付属します。脚底パーツなどがないため、グフ・カスタムとして組むことはできません。この成形色のグフカスが組めるとなお良かったんですけど;これだけの余剰パーツが付属すると、各部を組み替えてカスタマイズするにはいいですね。

グフ・カスタムと同型のガトリングシールド。成形色が違うので味のある感じが出ています。グフ・カスタムは2010年発売のキットですが、しっかりと造形された出来の良い武器になっていると思います。シールドにはヒートサーベルが脱着可能。

ガトリング砲、シールド、ヒートサーベルは分離可能です。

ガトリング砲の砲身はモナカ割なので中央に合わせ目ができます。ガトリングの砲口は別パーツで6気筒になっています。

マガジンは合わせ目が出ない組み合わせになっていて、給弾ベルトも軟式のプラ素材が使われています。

ガトリングシールドは3連装35mmガトリング砲のダボ穴に挿し込み、グリップをハンドパーツに差し込んで保持します。

重さがある武器なので肩部が少し負けがちですが、それなりに保持ができました。ガトリングシールドを持たせると腹部を反っても戻ってしまうのは少しツライかも。

ヒートサーベルを装着したシールド。簡単な作りですが、グフの武装らしい造形になっています。

ヒートサーベルは武器用ハンドパーツで保持。グリップ部分はスカスカですが、グリップのスソが広がっているので抜け落ちることはありません。

では適当に何枚かどうぞ。

重装甲のフライトタイプがガトリングシールドを装備した姿はかなりカッコイイです^_^

以上です。外装が大きく、可動域がそれほど広くないこともあって、ポージング時に多少干渉する部分があります。首もそれほど可動しないので、その点は表現に乏しいかも。ガトリングシールドとバックパックのスタビライザーが干渉したり、手首が緩めだったりするのも多少気になる箇所ではありますね。

ですが肉厚な外装ということもあり、ポージングしているとどんなポーズでも簡単に決まって様になりますし、ガトリングシールドやヒート・ホークを装備した姿はとにかくカッコイイです。

グフの名残はしっかりと残しつつ、フライトタイプとしての重厚感も持っているので、第08小隊ファンのみならず、1stやMSVからのファンをうならせるキットになっていますね。

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