HG ガンダムアストレイ(ブルーフレーム) レビュー

今回は、2004年2月に発売されたHG 1/144 ガンダムアストレイ(ブルーフレーム)のレビューをご紹介します!

HG 1/144 ガンダムアストレイ(ブルーフレーム)は、月刊誌ガンダムエース、少年エース掲載の『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY、AstrayR』に登場する準主役機『ガンダムアストレイ(ブルーフレーム)』の1/144スケールモデルキットです。内部フレームがむき出しの特徴的な各部造形に加え、柔軟な関節可動を再現。ブルーフレーム用のバズーカ「M68キャットゥス500mm無反動砲」が付属し、肩に担いた射撃ポーズも再現可能です。価格は1,296円(税込み)です。

ブルーのフレームカラーが印象的なアストレイブルーフレーム。当初はロウ・ギュールが搭乗し、その後に叢雲劾(むらくも がい)の乗機となった機体がHGでキット化されています。

2003年11月に発売されたHGガンダムアストレイレッドフレームをベースに、内部フレームがブルー成型色で再現されています。ブルーのフレームパーツはアンダーゲート仕様で、ゲート跡が目立たないようになっています。

MGのアストレイはやや細身ですが、このHGは適度な肉厚加減。関節にはポリキャップ(PC-123プラス)が一通り使われているため、関節強度は高めで自立も安定しています。

頭部。アンテナはややシャープさに欠けるなど、全体的な造形は簡易的でも、アストレイ特有のメカニカル感は再現されています。前後挟み込みタイプなので上部から側面にあわせ目ができます。額(モールドあり)と後部のセンサーはシールでの色分けです。

胸部から腰部。エアインテーク部分など、各部がパーツで細かく色分けされています。モールドも入っていて細かめ。腹部と腰アーマーの一部はシールでの色分けです。サイドアーマーにマウント穴がありますが、レッドフレームのガーベラ・ストレート用なので、ブルーフレームでは使用しません。

腕部。こちらもアストレイ特有の、メカニカルな内部フレームが露出した状態。二の腕、前腕共に左右挟み込みタイプなので、前後に合わせ目ができます。アンダーゲートをきれいにカットしないと合わせ目に隙間ができてしまうので注意です。

ショルダーアーマー。肩内部パーツを前後パーツで挟み込む仕様で合わせ目はありません。肩内部パーツには合わせ目あり。

脚部。こちらもメカニカルな構造。大腿部は左右挟み込みパーツに外装を被せ、膝から下は左右外装パーツを挟み込んで各部パーツを取り付けていく仕様で色分けされています。部分的に合わせ目ができます。

足首から下の部分。適度にパーツで色分けされ、モールドが造形された足底パーツで蓋をされているので肉抜き穴はありません。

バックパック。特有の造形が再現されています。

バックパックは腰部から伸びるアームによって展開が可能。サーベル柄マウント部が別パーツで構成されています。下部のスラスターも別パーツでの色分け。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べて。陸戦型ジムよりも小型です。アストレイの全高は17.53m。

HGエールストライクガンダムと並べて。大きさはあまり変わりません。

頭部は顎引きはそれほどでもないですが、見上げる動きはかなり広く可動することができます。左右へは多少顎と襟が干渉しますが、真横にまで可動させることができます。

腕は水平以上に可動させることができ、肘はV字程度にまで曲げることができます。

肩はこれまでのHG SEEDキットのような胸部から軸が伸びているタイプではなく、ポリキャップと別パーツによる構造で、適度に前後スイングさせることができます。

ポリキャップはブルーカラーです。

胸部や腹部は可動しませんが、腰がポリキャップ接続なので、上半身を少し引き抜いて前後スイングさせることができます。

腰は360度回転します。アクションベースへはコの字パーツを使ってのディスプレイとなります。股間部のボールジョイントが細身なので、コの字パーツでもしっかりと固定されず不安定さがあります。

腰アーマー類がないため、前後開脚はかなり広めに展開させることができます。

膝は90度程度まで曲げることができます。膝内部は大腿部と一体なので、中央に合わせ目ができます。

足首は特別広いというわけでも無いですが、適度に前後左右に可動します。

股間部はコの字パーツを使ってアクションベースにディスプレイしている場合はハの字程度で狭め。

ですがこの字パーツを挟まないとかなり広げることができます。

股間部がボールジョイントなので、内股、がに股は45度程度まで展開可能。

立膝はまずまずこなしてくれますが、今一歩という感じ。画像ではきれいに見えますが、少し股が開いた状態になっています。

可動域の総括としては、現在のキットに比べると物足りない部分はありますが、(このブルーフレームの発売までに)発売されたHG SEEDシリーズ(HGエールストライクガンダム、HGデュエル、HGブリッツなど)のキットとしては関節が広めに進化していると思います。ダイナミックなポージングはある程度再現できそうです。

対ビームシールド、武器持ち手(右)、M68キャットゥス 500mm無反動砲、ビームサーベル刃×2、強化ビームライフルが付属。

傭兵部隊『サーペントテール』のマーキングシールが付属。

対ビームシールド。造形はHGエールストライクガンダムやHGデュエルガンダムアサルトシュラウドなどに付属しているものと全く同じで、ホワイトとグレー成型色パーツの簡易的な2枚構成。裏面には適度にモールドが造形されていますが、グリップなど塗り分けが必要です。

M68キャットゥス 500mm無反動砲。本体部分は左右モナカ割で、砲口やセンサーなど部分的なパーツを組み合わせることで構成されています。グリップは可動せず、マガジンの脱着などもありません。砲口の開口もなし。

強化ビームライフル。砲口は別パーツでそれ以外の本体部分はモナカ割の簡易的な作りです。フォアグリップは可動しません。

M68キャットゥス 500mm無反動砲と対ビームシールドを装備して。M68キャットゥス 500mm無反動砲はグリップが細く、ハンドパーツでダボ固定されるわけでもないのでふらつきやすいです。対ビームシールドは前腕にダボ固定でき、固定強度もまずまずで外れることなくポージングできます。

無反動砲はトリガーの指が邪魔になり、角度が変わったりするので通常の持ち手を使ったほうがポージングしやすかったです。

関節可動が少し不十分なため、多少のぎこちなさはありますが、適度にポージングは楽しめます。無反動砲やシールドにも存在感があるので、ポージングは様になりやすいです。

無反動砲は脇に抱えることもできました。ポージングの幅が広がるのでいいですね。

強化ビームライフルも保持がふらつくので、ハンドパーツに詰め物などをして保持強度を上げてやるといいかも。

サーベル柄が太いので、ビームサーベルの保持強度は高め。スルッと抜け落ちることなくポージングが可能です。ビーム刃は根本がギザギザの特徴的な造形になっています。

以上です。少しもっさりとした造形、プロポーションではありますが、ポージングさせたりして各部を可動させると様になりますし、かっこよさは感じられますね。MGやハイレゾなど、情報量の多いキットは発売されていますが、このHGもまだまだ現役でも十分に楽しめそうです。

気になる点としては、武器持ち手(右)が付属してはいるものの、しっかりと固定されないので、無反動砲や強化ビームライフルを持たせてもふらつきやすいです。無反動砲はトリガー用の指が突き出ているぶん余計安定しないので、普通の持ち手で保持したほうがいいかも。

可動域については、構造は現代のキットにはかなわないものの、軽装なので可動域が広く感じますし、ポージングもなかなか優秀。腕部や脚部の合わせ目は気になりますが、アストレイならではの忍者スタイルが楽しめる、柔軟性のあるキットでした。

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