フルメカニクス ガンダムベース限定 フリーダムガンダム Ver.GCP レビュー

今回は、フルメカニクス 1/100 ガンダムベース限定 ZGMF-X10A フリーダムガンダム Ver.GCPのレビューをご紹介します!

フルメカニクス フリーダムガンダム Ver.GCPは、『機動戦士ガンダムSEED』に登場する主人公機『フリーダムガンダム』GCP版の1/100スケールモデルキットです。GCP版特有の全身パネルラインやディテールを新規造形で再現。着地用のランディング・ギアや平手が付属し、立像と同じポーズでのディスプレイが楽しめるキットになっています。価格は4,400円(税込み)。ガンダムベース限定の商品です。

商業施設「三井ショッピングパーク ららぽーと上海金橋」前に設置された実物大『フリーダムガンダム』立像が、Ver.GCP(Gundam China Project)として、FULL MECHANICS(フルメカニクス)1/100シリーズでキット化。ベーシックなフォルムながら、パネルラインやモールドなど各部がこだわりのあるデザインで造形されています。

成型色はホワイトとブルー、ブラックをベースにしたフリーダムカラー。部分的にレッドを配色し、全体的に設定に忠実な配色、カラーリングが再現されています。上部2本のアンテナだけゴールド成型色となっています。

シールは各部モールドやパネルラインを色分けするため、かなり多め。ですがシールを貼らなくても、成型色だけで十分な色分けが再現されています。塗装箇所もあまり多くはないので、素組みでも十分な仕上がりになります。

関節は内部パーツなど、ダークグレー成型色のパーツにはKPSが使用されています。

ポリキャップはRE/100シリーズでお馴染みのPC-210を各部に使用。構造もRE/100に近い簡易的なフォーマットになっています。背部にフリーダムガンダム特有のウイングを装備していますが、左右に展開させることで自立を安定させることができます。

キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。(一度切りです。)切れ味はもちろん、薄刃ですが強度が高く、長持ちします。 ⇒ヌルっと切れる片刃ニッパー

対ビームシールド、MA-M20ルプス・ビームライフル、MA-M01ラケルタ・ビームサーベル刃☓2、平手(左右)、ディスプレイ用ジョイントパーツ、ランディングギアパーツ✕2が付属。

専用のディスプレイ台座が付属します。

専用のマーキングシールが付属。

頭部はHGCEやRGに近いシルエットに造形。側面のダクト内部やこめかみのピクウス76mm近接防御機関砲はパーツでの色分けとなっています。アンテナ先端には安全基準フラッグが造形されています。

メット部は前後の簡易的な組み合わせですが、頭頂部から側面にかけての合わせ目は段差や段落ちなどでモールド化。後頭部のセンサーは白いパーツにブルーのシールを貼っての再現です。ゴールドのアンテナ裏の肉抜き穴は少し気になるところです。

胸部、腹部はシンプルで無駄のない作りになっています。

左右のマルチセンサーやエアインテーク内部は別パーツ化されているので塗装がしやすそうです。胸部のコックピットハッチ開閉ギミックはなし。コックピットもフィギュアも造形されていません。

ツインアイや額のセンサーはクリアーパーツにシールを貼っての再現。肩は接続部が引き出し可能です。

腰部。フロントアーマーは比較的小型。中央の上下赤と黒の装甲はパーツでの色分けです。リアアーマーは1個パーツ構成で簡易的な作り。ゴールドのラインモールドはシールでの色分けです。

リアアーマーは少し角度変更が可能。

サイドにはMMI-M15クスィフィアス・レール砲を装備。基部の上部にはMA-M01ラケルタ・ビームサーベルの柄もマウントされています。ラケルタ・ビームサーベルはVer.2.0と同じ構造で、挟んで乗せているような状態なので、手が当たるとポロリする場合があるので注意が必要です。

あと、個体差かもですが、クスィフィアスレール砲の腰部への接続軸強度が高く、ねじ切れそうな雰囲気がありました。ギリギリ動かすことができますが、塗装などして軸が太るとネジ切れそうなので注意が必要です。

MMI-M15クスィフィアス・レール砲。両腰に2門装備されている電磁加速砲です。設定に近いデザインで、表面には適度なモールドが入っています。

折りたたみ式で砲身や後部が展開可能。

砲口部分や砲身部分、後部各部とも左右の組み合わせですが、上下の合わせ目は細身ながらも段落ちモールド化されているようです。

グリップはダボに指を引っ掛けることで展開できますが、強度があって引き出せなかったので、向こう側から押し込むような形で展開させました。

砲口や後部スリット入りダクトは別パーツでの色分けとなっています。

腰アーマー裏は作り自体は簡易的ですが、細かなモールドが入っています。それぞれグレーに塗り分けが必要。

股間部は軸接続で、前後へのスライドギミックがあり、脚部の可動域を広げることができます。

腕部。表面に個性的なモールドが造形されつつも、比較的シンプルでベーシックなシルエットになっています。前腕の台形モールドはゴールドのシールでの色分け。

二の腕は筒型で合わせ目はなし。前腕は左右の組み合わせですが、前後の合わせ目はモールド化されています。ハンドパーツは固定式。握り手はトリガーに指を添えるような武器持ち手しか付属せず。

腕部内部構造。

ショルダーアーマーは表面に細かなモールドが造形。挟み込みタイプで簡易的な構造ですが、中央の合わせ目は段落ちモールド化されています。

側面のダクトは上下にスイングが可能。

ショルダーアーマーは肩軸に被せるタイプで外れることがあるので注意が必要です。

脚部。こちらも細かいモールドは造形されていますが、程よい肉付きで比較的ベーシックなシルエットになっています。

大腿部、膝から下共に左右の組み合わせですが、前後にできる合わせ目は端で細かくモールド化。ふくらはぎ後部の合わせ目もきっちりと段落ちモールド化されています。各部パネルラインのゴールドや膝裏のカッパー、ダクトのダークグレーなどはシールでの色分けです。

脚部内部構造。

後部のスラスターカバーは展開可能。内部にはスラスターが細かく造形されています。左右のダクト内部はグレーのシールでの色分け。膝のダクト内部は別パーツでの色分けですが、一旦はめ込むと抜けにくいので、塗装などする場合は仮組み時に注意が必要です。周辺のモールドはグレーやゴールドのシールでの色分けです。

ソール部。シンプルに造形されています。ダークグレーの基部は左右の組み合わせですが、中央の合わせ目は段落ちモールド化。アンクルアーマーの合わせ目は端でモールド化されています。かかとの装甲はゴールドのシールでの色分け。脚甲のモールドはグレーに塗り分けが必要です。

足裏は裏打ちパーツが造形され、モールドが細かくデザインされています。つま先は角度変更が可能。

背部はバックパックを基部に、左右にはバラエーナプラズマ収束ビーム砲を携えたウイングユニットを装備。

ウイングユニット。大翼☓2、小翼☓3、バラエーナプラズマ収束ビーム砲☓1で構成されています。

大翼、小翼、バラエーナ各種とも幅広く展開が可能。

ウイングは表面に個性的なモールドが加えられています。モールドの一部はグレーのシールでの色分け。

ブルーとブラックのウイングは共に1個パーツを組み合わせる構造になっていて作りが秀逸。基部で挟み込みつつ、段差でうまく噛み合わさるようになっています。

バックパックへの接続基部も合わせ目はありません。

バラエーナプラズマ収束ビーム砲。Ver2.0などのような展開ギミックはないですが、シンプルでベーシックな形状になっているのがいいですね。

左右の簡易的な組み合わせですが、上下の合わせ目は各部ともモールド化。

砲口も派手さはないですが、シンプルにまとまっています。

バックパックは黒一色。フリーダムの特徴である三角モールドの造形はありません。ダクトの色分けもなし。四方からパーツを組み合わせる構造で、合わせ目は端でモールド化されています。(中央にあるのはパーティングライン。)

バックパックは2ダボ接続となっています。ちなみにバックパック、ウイングともにダボの太さや形状が違うので、無改造でVer.2.0に組み付けることは出来ませんでした。

ウイングは上下左右に可動します。

ウイングだけを展開してハイマットモードにすることも可能。

もちろんバラエーナ単体での展開も可能です。

バラエーナ基部が左右にスイングするので、ハイマット・フルバーストモードを再現することもできます。

MGジム・コマンド(コロニー戦仕様)、MG強化型ダブルゼータガンダムVer.Kaと並べてサイズを比較。ダブルゼータほど大きくはないですが、ジムなどと比べると少し大きめになっています。

MGフリーダムガンダムVer.2.0と比較して。流石にMGと並べると細部の質に物足りない部分はありますが、フルメカニクスのほうはベーシックなシルエットなのと取り扱いやすさがあるので、一長一短ではあるかと。

各部をVer.2.0と簡単に比較。

ウイングの展開ギミックも違っています。

MGモビルジン、FULL MECHANICSのカラミティガンダムとも並べて。それぞれ組み合わせても問題はなさそうです。ただ、カラミティとは同シリーズという扱いになるかと思いますが、並べると少し質の違いを感じるかも。

頭部はわずかに上下する程度。ですが45度程度傾けると、深めに顎を引くことができるようでした。無理に上下させると、細身の首ボールジョイント軸が折れる場合があるので注意が必要です。左右へは多少顎と襟が干渉しますが、水平にまでスイングが可能です。

腕は水平程度まで上げることができます。肘は二重関節で完全に曲げることが可能。

肩の前後スイングは、後方は殆どスイング出来ませんが、前方へはかなり幅広くスイングさせることができます。

腹部が可動し、上半身を少し反らせることができます。

腰は少し引き抜いて干渉を避けることで360度回転しますが、上半身が浮いた状態で抜けやすいので注意が必要です。アクションベースやスタンドへは、付属のジョイントパーツを股間部に組み付けてのディスプレイとなります。後部からスライドするようにはめ込むのでしっかりと組み付けることができます。

前後開脚は広めに展開が可能。

膝も完全ではないですが、深くまで曲げることが可能です。膝裏の作りは簡易的ですが、関節の合わせ目は段落ちモールド化。

足首の可動は前後左右ともあまり広くはありません。

左右への開脚はハの字より少し広めに展開。

内股、ガニ股も45度程度までとわずか。

立膝はまずまずきれいな姿勢で再現することができました。

可動域の総括としては、構造が簡略化されているため、Ver.2.0と比べても全体的に可動域は劣ります。ただそれでも、脚部はまずまず広く可動しますし、肘も深くまで曲がるので、ある程度のポーズはスムーズに再現できそうですね。

自然に手を広げるかたちの平手が付属。

専用のディスプレイ台座。立像下に設置されている台座をイメージして円盤状に造形されています。1個パーツ構成で作りは簡易的。

フリーダムガンダム立像と同じポーズ、ディスプレイが可能なランディングギアが付属。モナカ割ですが、中央の合わせ目は各部とも段落ちモールド化されています。一部はグレーのシールでの色分け。

ランディングギアはバラエーナの砲口上部に組み付けます。

平手とランディングギアを組み付け、台座にディスプレイさせることで、上海に建造されたフリーダムガンダムと同じポーズを再現することができます。

俯瞰で見ると立像に近い雰囲気と迫力を感じることができます。

MA-M20ルプス・ビームライフル。適度にパーツ分割され、表面にもある程度のモールドが造形。

下部のダークグレー部分は左右の組み合わせで、下部に合わせ目ができます。

センサーはクリアーパーツでの再現ですが、ポロリしやすいので注意が必要です。フォアグリップは左右にスイングが可能。

リアアーマーにマウント可能。ウイングを避けるように配置できていて干渉はありません。腰をひねると干渉しそうではありますが、ある程度の固定強度があって外れにくくなっています。

対ビームシールド。表面は適度な色分けが再現されています。シールド表面の黒い装甲部分は、組み付けると外しにくそうなので注意が必要です。

L字型のシールドジョイントパーツは固定式で可動せず。基部は回転させることができます。グリップは組み替えることで配置変更が可能。握らせない場合は組み替えて待機状態にしておくこともできます。

一通り武装して。

ルプス・ビームライフルは手のひらのダボ固定でしっかりとした保持が可能。

シールドは前腕へのダボ接続でグリップも握れるので、しっかりと保持させることができます。

平手が付属するので、ルプス・ビームライフルの両手持ちを自然な感じで表現できますし、ちょっとしたポーズでも柔らかい表情を出すことができます。

クスィフィアス・レール砲のグリップは割とラクに保持させることができました。ハンドパーツがバラけることもなく、余裕残しでの保持が可能。

ハイマット・フルバーストモードは多少バラエーナの配置や角度が気になりますが、ウイングやクスィフィアス・レール砲を合わせて展開することで、ダイナミックな攻撃態勢が再現可能です。

ラケルタ・ビームサーベルを連結させてアンビデクストラス・ハルバードに。裾を組み合わせるだけなので保持はラク。ハンドパーツの分解もなく、保持に不自由さはないですね。腕を上げるとショルダーアーマーが外れやすくなるのでその点は注意が必要。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。ベーシックなフォルムでありながら、フルメカニクス特有のパネルラインやモールドなどが造形されて見た目にもこだわったキットになっていると思います。プロポーションもよく、原点回帰のようなフリーダムになっていていいですね。

気になる点は、部分的なモールドは大部分がシールでの色分けなので、緻密さという部分ではMGに劣るところがありますね。なのでMGに慣れている方だと、ディテールや組み立て構造などが物足りなく感じるかもです。あと、個体差かもですが、肩のボールジョイントやクスィフィアス・レール砲は接続強度がかなり高いので破損には注意が必要です。

構造が簡略化されているので組み立て時間が短くて済みますし、それでいてウイングの展開ギミックや構造などは抜かりなく作られていてポージングもダイナミック。平手やランディングギアによって立像のポーズが取れるなど、独自の表現力も高いです。Ver.2.0のアレンジに馴染めない場合にもいいですし、Ver.GCPオリジナルのフリーダムとしても楽しめるキットになっているのがいいですね。

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