ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに 復刻セット レビュー

今回は、ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに 復刻セットのレビューをご紹介します!

ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに 復刻セットは、『ADVANCE OF Z ~ティターンズの旗のもとに~』より、電撃ホビーマガジン特別号のガンプラ付録4種セットです。手のひら大サイズのミニモデルながら、精緻な造形を追求。1/144以上のスタンダードスケールと遜色ない細やかなディテールが再現されたキットになっています。価格は2,200円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。

2004年に毎週刊行されていた電撃ホビーマガジン特別号のガンプラ付録「ヘイズル改」「ヘイズル2号機」「ビグウィグ」「キハール」4種がセットになった復刻版セットになります。復刻にあたり、成形樹脂が当時のPSからKPSに変更され、関節やパーツ嵌合部の耐久性が高めてあります。

成型色はどれも単色。なので大部分を塗装する必要があります。造形が細かいので塗装には手間がかかりそうですが、その分ディテールがしっかりとしていて精密感のある作りになっています。ホイルシールやポリキャップは使用されておらず、すべてパーツのみによる構成です。

専用の水転写デカールが付属。各部に貼り付けることで、塗装後のキットをよりリアルで華やかに演出することができます。HGのキットにも使えそうですね。

キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。(一度切りです。) ⇒ヌルっと切れる片刃ニッパー

個別にご覧になりたい場合は以下のリンクからどうぞ。

◯ガンダムTR-1[ヘイズル改]
◯ガンダムTR-1[ヘイズル2号機]
◯ハイザック TR-2[ビグウィグ]
◯試作アッシマー TR-3[キハール]

◯1/200スケール RX-121-1 ガンダムTR-1[ヘイズル改]高機動形態

まずはヘイズル改から見ていきます。3枚のシールドブースターを装備した高機動形態で再現されています。色分けされていないのでプロポーションの把握が難しいところがありますが、全体的に見てもバランスのいい作りになっているようです。白成型色のみなので、各部を細かく塗装する必要があります。

シールドやビームライフルは脱着が可能。外した状態で。

頭部はフェイスが別パーツ化されておらず、シンプルな前後パーツでの組み合わせ。側面に合わせ目ができます。アンテナは別パーツ化されています。

胴体部は前後2個パーツ構成の簡易的な作り。ですが腰部のV字までモールドが造形されるなど作りが細かいです。サイドアーマーのマガジンは別パーツ化されています。腰の回転はできません。

マガジンは1個パーツ構成で内側に肉抜き穴あり。

腕部。単色なので一見すると無骨な印象もありますが、ヘイズル改の造形はしっかりとしていて再現度は高いです。二の腕、前腕共に挟み込みタイプで合わせ目ができます。二の腕やハンドパーツはロール可動しますが、どちらもT字を挟み込む構造なので、塗装して仕上げる場合は後ハメ、もしくはマスキング塗装など高度な作業が必要となります。

ショルダーアーマーも挟み込みタイプで上部に合わせ目ができます。

脚部もヘイズル系特有の肉厚な装甲が造形。大腿部、膝から下共に左右の組み合わせで前後中央に合わせ目ができます。膝から分離しないので、合わせ目を消す場合は技術が必要。

ソール部は2個パーツ構成。足裏が別パーツで蓋されているので、肉抜き穴はありません。

バックパックは1個パーツ構成で、バーニアやサーベルの脱着やバーニアの可動ギミックはありません。

上部のブースター・ポッドは可動式。左右挟み込みタイプなので中央に合わせ目ができます。

HGUC 1/144 ガンダムTR-1[ヘイズル改]と並べて。大人と子供くらいサイズに違いがありますが、小さいので取り扱いがラクでいいですね。

サイズを合わせてプロポーションを比較。腰部や脚部に差があります。HGのほうが少し肉厚な感じですね。

スケールが小さいながらも各部が適度に可動します。頭部は45度程度見上げることができ、腕は45度程度まで上げることが可能。肘は90度程度まで曲げられます。股間部がボールジョイント接続で、ハの字程度まで開脚が可能。

首は左右へも干渉なく振ることができますし、腕は前後へのスイングも可能。腰アーマーが可動しないので前後開脚は限られますが、膝は90度程度まで曲げることができます。

ビームライフルは1個パーツ構成の簡易的な作り。全体的に薄さが目立つ印象です。表面のモールドは細かいですね。

シールドブースターも1個パーツ構成で内側は大きな肉抜き穴になっています。3枚とも同じ作りで、強化型シールドブースターは付属していません。

シールドブースターは前腕にジョイントパーツを組み付けての装備となります。

股間部に3.0mm穴などがないので、浮かせてディスプレイさせる場合はアームで掴むなどする必要があります。多少不安定さがありますが、小さいのでポーズを取るのは難しくはないですね。

小さい割に動く箇所も多いので、ある程度自然なポーズも取れますし、ポージングの幅は広いです。

◯1/200スケール RX-121-2 ガンダムTR-1[ヘイズル2号機]

続いてヘイズル2号機です。ジムクェルの各部にチョバムアーマーを装備したようなスタイル。こちらも白成型色のみでの構成なので、四肢や頭部、武装類などを細かく塗り分ける必要があります。ジム・ライフルとジム系のシールドを装備しています。

ジム・ライフルとシールドを外した状態で。トライブースターユニットの中央のシュツルム・ブースターが長いので、自立させる場合は突っ張らないように配置する必要があります。

頭部はヘイズル改と似ていますが、左後部にロッドアンテナが造形。細かいところまで再現されています。

胴体部は全体がチョバムアーマーで覆われた作り。

腕部はヘイズル改とほとんど同じ。二の腕、前腕、ショルダーアーマー各部とも合わせ目ができます。ですがハンドパーツがボールジョイントで脱着が可能なので、合わせ目消しが少しラクそうです。

脚部はジム・クゥエルと同型の細身スタイル。構造はヘイズル改と同じで大腿部、膝から下共に左右の組み合わせなので中央に合わせ目ができます。

ソール部はヘイズル改と全く同じ作りで足裏も裏打ちパーツが造形されています。股間部もヘイズル改と同じボールジョイント接続。

トライブースターユニット。バックパックはヘイズル改と同型でビームサーベルなども固定式ですが、左右のユニバーサル・スラスター・ポッドは前後にスイングが可能です。中央の接続部(赤◯)の固定強度が弱いのでふらつきやすいかも。ユニバーサル・スラスター・ポッドは簡単なモナカ割で合わせ目あり。

シュツルム・ブースターもモナカ割で上下に合わせ目ができます。

適度に上下スイングが可能。

チョバムアーマーを装備していないので胴体部の形状などが違いますが、一応HGガンダムTR-1[ヘイズル2号機]と並べて。トライブースターユニットのサイズ差がなかなかすごいですね。

ヘイズル改に比べて胴体部の作りが違うので、頭部が干渉し、見上げる動きが制限されます。腕部の可動はヘイズル改と同じですが、股間部の左右開脚も若干狭め。

顎が干渉するので、頭部左右へのスイングも真横にまではいかないようです。膝は90度程度まで曲がりますが、腰アーマーが干渉しやすいので前後開脚も制限されます。

ジム・ライフルは1個パーツ構成。ヘイズル改と同じく薄型なのは気になりますが、表面にはモールドが細かく入っています。

シールドも1個パーツ構成で作りが簡易的。ダボの大きさが違うのでヘイズル改に装備することはできないようでした。

シールドがポロリしやすいのは気になりますが、多少可動域が狭めなくらいで問題なくポーズを取らせることができます。

背部トライブースターユニットに存在感があっていいですね。

◯1/400スケール YRMS-106+BL-85X ハイザックTR-2[ビグウィグ]

続いてビグウィグです。ハイザック先行量産型をベースに、ビームキャノン・ユニット「BL-85X」を組み合わせる事で構成された大型ユニット。中央にはハイザックが造形されています。

ダークブルー単色なので、各部をホワイトやイエローなどで塗り分ける必要があります。

個性的なデザインのロングレンジ・ビームキャノンは複数パーツの組わせになっています。基部は内側の側面に合わせ目ができます。

センサーなど細々とした部分には肉抜き穴があります。

ハイザックのジェネレーターは複数パーツの組み合わせによって戦艦のようなメカニカルなデザインが再現されています。

砲身を外すことでハイザックが脱着可能。

背部のスラスターユニットもマゼランの後部のような4基のスラスターが造形され、内側もメカニカルに造形されています。スラスターはモナカ割なので上下に合わせ目ができます。

ハイザックは固定式で四肢は可動しませんが、動力パイプなど各部が細かく造形されています。右肩にL字シールドはありません。

頭部は左右にスイングが可能。左肘は少し動かすことができます。

左肩のスパイクアーマーは合わせ目ができます。脚部も前後挟み込みタイプで合わせ目あり。

足裏の作りは簡易的。ビグウィグ本体にきっちりと収まるような作りになっています。

台座は簡単な作りで脱着が可能です。

HG陸戦型ジムと並べてサイズを比較。小型なのでディスプレイは省スペースで済みそうです。

ハイザックだけで比較して。

うまくアームを引っ掛ければ、台座なしでもディスプレイが可能です。

サイズ感の把握が難しく、迫力には欠けるかもですが、造形がいいので塗装すると印象深いシーンディスプレイが再現できそうです。

◯1/400スケール NRX-044(R) 試作アッシマーTR-3[キハール]宇宙仕様

最後にキハールです。アッシマー型の頭部やフレーム構造の胴体部、シュツルム・ブースター3基による下半身など、宇宙用の個性的な機体形状が再現されています。後部には長く水平に伸びるテール・スタビライザーを装備。

イエロー成型色のみで、部分的にグレー、シュツルム・ブースターをホワイトなどに塗り分ける必要があります。

頭部はアッシマータイプの十字型モノアイが造形。中央にはモノアイのモールドも細かく造形されています。メット部にはキハール系のアンテナが造形。左右挟み込みタイプで上部に合わせ目ができます。

胴体部はメカニカルなフレーム構造。

背部にはテール・スタビライザーが造形されています。

テール・スタビライザー付け根の装甲は可動式。腕部側面にも肩と前腕側面に装甲を装備しています。こちらも可動式。

腕部は細身でメカニカルなフレーム構造。固定式で肩以外の関節は可動しません。モナカ割で上下に合わせ目ができます。後部にはバーニアも造形。

後部には3基のプロペラントタンク兼シュツルム・ブースターを装備。どれもモナカ割の簡単な作りで合わせ目ができますが、先端にバーニアが造形されるなど細かい作りになっています。

3基のシュツルム・ブースターは脚部のように股間部で前後スイングさせることができます。中央のブースターも45度程度上下にスイング(画像)。

こちらの台座も2個パーツの簡単な作りです。支柱はT字型ダボで股間部にスライド固定。

HG陸戦型ジムと並べて比較。キハールは1/400の小型サイズですが、胴体部の情報量はかなり多いです。緻密でメカニカルな作りになっています。

ビームライフルはアッシマーのものと似たタイプ。縦長の砲口で造形されています。こちらも1個パーツ構成の薄型タイプ。

簡単に乗せているだけですが、アームやコの字パーツを使えば浮かせた状態でのディスプレイも可能でした。

後ろ下部から撮影するとサイズ感が感じられて見栄えがします。

可動が頭部と肩部、シュツルム・ブースターくらいなので表情は少しつけにくいところがありますが、メカニカルな造形でアップ画像でも小ささを感じさせないのがいいですね。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。小さいながらも細部の造形がかなり細かく、アップ画像でもその機体形状のリアルさが確認できるのがすごいですね。各部ともエッジが効いていてシャープですし、細かいモールドのメリハリもしっかりとしています。可動も最低限ながらもある程度のポーズが取れるくらいに動くなど、演出力は高いと思います。

気になる点はやはり色味で、各キットとも単色なのでプロポーションや機体デザインなどが把握しにくいですし、おもちゃ感も出てきてしまいます。パーツ分割が大まかなので合わせ目消しや塗装は手間がかかりそうですが、できれば筆塗りででも塗装して見た目を良くしたいですね。

手のひらサイズで取り扱いやすいですし、場所を取らないコンパクトさが魅力でもあるので、卓上を飾れるキットとしてA.O.Z.シリーズの世界観を楽しむのもいいのではないでしょうか。

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2 件のコメントがあります。

  1. 匿名

    on 2021年2月18日 at 23:21 - 返信

    ヘイズル2号機、Mk-Ⅱと同タイプのシールドと記載ありますがジム系列で使われる物ですね。

    • nori

      on 2021年2月19日 at 01:24 - 返信

      コメントありがとうございます!
      ご指摘感謝ですm(_ _)m

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