今回は、HG スコープドッグ用拡張パーツセット3のレビューをご紹介します!
HG スコープドッグ用拡張パーツセット3は、HG スコープドッグ(別売り)やHGバーグラリードッグ(別売り)をさらに楽しむためのオプションパーツの拡張パーツセットです。バーグラリードッグ用ミッションパックやブレードアンテナ付きミッションパック、PRSPパックといった多彩な装備が付属。カスタマイズ用外装パーツも付属し、幅広いカスタマイズが楽しめるキットになっています。価格は2,200円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。
付属しているのはバーグラリードッグ用ミッションパック、ブレードアンテナ付きミッションパック、PRSPパック、マガジンパーツ✕2、
HGスコープドッグ(別売り)と組み合わせて各部にジョイント穴を増設するための「カスタマイズ用外装パーツ」になります。
バーグラリードッグ用ミッションパックとカスタマイズ用外装パーツはHGバーグラリードッグからの流用ですが、ブレードアンテナ付きミションパック(ブレードアンテナ、バックパック、ガトリングガン)、PRSPパックは新規造形での再現となっています。殆どのパーツはKPS素材でABSは使用されていません。
説明書にはHGスコープドッグ(別売り)と拡張パーツセット各種の組み合わせ例が記載されているので参考にすると良いですね。ちなみに掲載されているのは下記の7体。
・スコープドッグ サンサ戦 リーマン少佐機
(HGスコープドッグ、HG拡張パーツセット3、HG拡張パーツセット4)
・バーグラリードッグ
(HGスコープドッグ、HG拡張パーツセット3、HG拡張パーツセット5)
・スコープドッグ ドッグマン専用機
(HGスコープドッグ、HG拡張パーツセット3、HG拡張パーツセット4、HG拡張パーツセット5)
・スコープドッグ レッドショルダー隊員機 TYPEⅠ、TYPEⅡ
(HGスコープドッグ、HG拡張パーツセット3、HG拡張パーツセット4)
・ブルーティッシュドッグ
(HGスコープドッグ、HG拡張パーツセット3、HG拡張パーツセット4、HG拡張パーツセット5)
・スコープドッグ オドン戦 キリコ機
(HGスコープドッグ、HG拡張パーツセット2、HG拡張パーツセット3、HG拡張パーツセット5)
■カスタマイズ用外装パーツ
HGスコープドッグ(別売り)に、このキットに付属しているカスタマイズ用外装パーツを組み合わせた状態で。説明書の通りに組み立てたので、公式ホームページに掲載されているものとは少し形状が違っています。ですが組み合わせによっては公式ホームページと同じ形態にすることも可能です。
今回は組み立て済みのHGスコープドッグをバラして組み合わせましたが結構面倒でした;なのでこの拡張パーツセット3と組み合わせる場合は未組立のHGスコープドッグを用意したほうが良さそうです。
各部を通常のHGスコープドッグと比較しながら見ていきます。
胸部と腹部は脇に3連ミサイル・ランチャーやガトリングガンを増設するためのジョイント穴が造形されています。非装備時のカバーパーツも抜かりなく造形。
フロントアーマーはモールドのないフラットな角型アーマーが造形。
リアアーマーもカスタマイズ用の3.0mmが造形されています。
腰アーマー裏は各面ともメカニカルなモールドが造形。
通常のスコープドッグは股間部ボールジョイントが中央を基点として上下するのに対し、カスタマイズ用外装パーツは左右ボールジョイントが同時に下方にスライドするようになっています。これによって脚部がより柔軟に可動するようになっています。
左前腕にはカスタマイズ用の3.0mm穴が造形。ただしアームパンチのスライドギミックはオミットされています。
ショルダーアーマーはフックの基部が筒型タイプになっています。
左肩は通常のスコープドッグはフックのみなのに対し、カスタマイズ用外装パーツはスモークディスチャージャーになっています。フックは同形状。
脚部を通常のスコープドッグと並べて比較。通常のスコープドッグでは大腿部が分割されていますが、カスタマイズ用外装パーツは一体型になっています。それと脹脛側面に3.0mmのジョイント穴が造形。後部裾のフラットな装甲はオミットされています。
大腿部は通常のスコープドッグが付け根全体がロールするのに対し、カスタマイズ用外装パーツでは内部の◯ジョイントのみがロールし、可動による不自然さがなくなっています。
内部パーツも通常のスコープドッグとは形状が異なり、1箇所可動部が追加されています。これによって降着状態が柔軟に展開するようになっています。
■バーグラリードッグ用ミッションパック
バーグラリードッグ用ミッションパックはドロッパーズフォールディングガン、専用バックパック、7連ミサイルポッド、3連ミサイル・ランチャーで構成されています。
ドロッパーズフォールディングガン。背部バックパックに装備する長距離砲になります。ブルーグレー成形色での再現。基部には細かなラインモールドやシリンダーシャフトのようなモールドもデザインされています。
砲身部分は展開可能。展開することで射撃時の形態に変化します。部分的に塗り分けても良さそうですし、公式ホームページのように汚しても味が出そうですね。
基部は左右の組み合わせで上下に合わせ目ができます。合わせ目が広範囲に渡るので、消す場合は少し手間がかかるかも。同一成形色なので後ハメなどは必要なさそう。
砲身部分は付け根にのみ合わせ目ができる仕様。砲口は別パーツ化されており、しっかりと開口されています。
バーグラリードッグ用ミッションパックの専用バックパック。特に派手さはなく、モールドも最低限の簡易的なものになります。側面各部にはドロッパーズフォールディングガンや7連ミサイルポッド、3連ミサイル・ランチャー、ガトリングガン装着用のジョイント穴が造形。
簡単な左右の組み合わせですが合わせ目はありません。ダクト内部も特にモールドなどはなく簡素。
7連ミサイルポッド。ボックスタイプのミサイル・ランチャーになります。構成されるパーツ数は少なめですが、弾頭は赤いパーツできっちりと色分けされています。砲筒部分は合わせ目ができない組み合わせ。
ガトリングガン。簡単な2枚パーツ構成で上下に合わせ目はできますが、エッジが効いていますし隙間を埋めるようなモールドも適度に入っています。
3連ミサイル・ランチャー。こちらも7連ミサイルポッドと同様、筒型パーツの組み合わせで合わせ目はなし。弾頭部分は赤いパーツで丁寧に色分けされています。表面3本のモールドも印象的。
HGスコープドッグ(別売り)にカスタマイズ用外装パーツとバーグラリードッグ用ミッションパックを組み合わせた状態で。
上半身はHGバーグラリードッグ(別売り)とほぼ同じ。多数の武装を持つ重武装仕様ですが、下半身はトランプル・リガーのない軽装スタイルになっています。
HGスコープドッグに付属のヘヴィマシンガンを装備して。
バーグラリードッグ用ミッションパックを装備する場合、一旦バックパックのみを組み合わせてからドロッパーズフォールディングガンを組み付けることで、バックパックがロックされるようになっています。
拡張パーツセット1に付属のエフェクトパーツを使用することで、地面を滑走するような臨場感あるシーンを演出することができます。拡張パーツセットにはいろんなアイテムが含まれているので、揃えることでいろんな形態や演出が再現できるのが良いですね。
背部のドロッパーズフォールディングガンを展開して。脚部にトランブルリガーがないですが、セミバーグラリードッグとしても十分に楽しむことができます。脚部に装備がないぶん、完全なバーグラリードッグよりも取り扱いやすいです。
■ブレードアンテナ付きミッションパック
ブレードアンテナ付きミッションパックはブレードアンテナ、専用バックパック、ガトリングガンで構成されています。主にインゲ・リーマン少佐が操る指揮官仕様のスコープドッグが装備するミッションパックになります。
ブレードアンテナ。ロングサイズの大型通信用アンテナになります。赤いカラーリングが特徴的。
細長い装備で、表面には簡単なモールドがデザインされています。
アンテナは中央部で角度変更が可能。表情を変化させることができます。可動強度はまずまず高め。
ブレードアンテナ付きミションパックの専用バックパック。コンパクトなボックスタイプバックパックで、上部にはフックが造形。下部には2基のマガジンを装備しています。マガジンは別途付属しているのと同じものになります。バックパックをバラすことで取り外しが可能。
バックパック自体は簡単な3個パーツ構成ですが合わせ目はモールド化。側面のカバーパーツを外すことで3.0mm穴が露出します。
ガトリングガン。形状自体はバーグラリードッグ用のものとそれほど違いはないですが、後部形状が異なり、バックパックへの接続位置が違っています。砲口も6口のモールドが造形。簡単な2個パーツ構成で上下に合わせ目ができます。
HGスコープドッグ(別売り)にカスタマイズ用外装パーツとブレードアンテナ付きミッションパックを装備した状態で。アンテナは上が長い側なので、組み付ける際は注意が必要です。
何といっても赤いブレードアンテナが印象的。特徴的な装備ですが、レッドショルダーのような存在感がありますし、デザイン的にも不自然な感じはないですね。
腕を上げる際、アンテナを外側に開いているとショルダーアーマーが少し干渉するところがあるので注意です。アンテナをロールさせて干渉を避けるようにすると良いかと。
一部装備は異なりますが、HGスコープドッグと拡張パーツセット3だけでもリーマン少佐機らしい姿にすることは可能です。
■その他の付属品
その他の付属品としてPRSPパックとマガジン2個が付属しています。
PRSPパック。ブルーティッシュドッグ用の装備になります。本来はヘビィ級ATに搭載されるポリマーリンゲル液浄化装置で、これによって長時間に及ぶ高運動性能の発揮を可能にしているとのこと。
簡単な2枚パーツ構成ですが合わせ目はモールド化されていますし、モールドや起伏も多く、見栄えのする装備になっています。
予備のヘヴィマシンガン用マガジン。HGバーグラリードッグやブレードアンテナ付きミションパックの専用バックパックに装備されているものと同じものになります。表裏ともに適度なモールドが造形。
マガジン自体はモナカ割で各面に合わせ目ができます。付属のジョイントパーツを使用することで、腰部や脚部など各部にマウント可能。
背部にPRSPパックと予備マガジンを装備して。PRSPパックの左側面には拡張パーツセット4に付属のガトリング砲用マガジンを組み付けることができます。
HGスコープドッグにカスタマイズ用外装パーツと拡張パーツセット3に付属しているアイテムを組み合わせてカスタマイズ。
各部のジョイント穴と付属武装を組み合わせて自分好みのスコープドッグを再現してみても良いですね。
適当に何枚かどうぞ。
以上です。このセットだけではバーグラリードッグやリーマン少佐機など設定通りの装備を再現することはできませんが、それでも多数の武装類が付属しているのでHGスコープドッグと組み合わせれば十分に楽しめるアイテムになっています。特に赤いブレードアンテナは存在感がありますし、装備させるだけでガラッと印象が変わってくるのが良いですね。
カスタマイズ用の外装パーツもHGバーグラリードッグが手元にない場合は重宝しますし、武装類と組み合わせれば自分好みの装備も再現可能。もちろん他の拡張パーツセットと組み合わせることでブルーティッシュドッグやオドン戦仕様のスコープドッグが再現できるなど、何気に重要なアイテムでもあるので、うまく使ってスコープドッグを幅広く楽しみたいですね。
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