オプションパーツセット ガンプラ 19(フィン・ファンネル) レビュー

今回は、 オプションパーツセット ガンプラ 19(フィン・ファンネル)のレビューをご紹介します!

オプションパーツセット ガンプラ19(フィン・ファンネル) は、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場するMS「νガンダム」が装備する武装「フィン・ファンネル」の1/144 スケールモデルキットです。「ENTRY GRADE 1/144 νガンダム」と組み合わせることでフィン・ファンネル装備状態が再現可能。付属のジョイントパーツを使用することで、様々な機体への取り付けも可能となっています。価格は1,650円(税込み)です。

本記事では、オプションパーツセット ガンプラ19(フィン・ファンネル)の成形色や付属品、HGUC、RGの武装各種との違いを中心に、キットの特徴を写真付きで詳しくレビューしていきます。

■付属品

νガンダムのバックパック左側に6基装備される無線式の誘導攻撃端末「フィン・ファンネル」と、νガンダムの専用武装であるニュー・ハイパー・バズーカ、ビームサーベル、バックパックなどがセットになった連装用ウェポンセットがオプションパーツセットに登場。

付属品はフィン・ファンネル6基、ニュー・ハイパー・バズーカ、ビームサーベル各種(ビーム刃2種、柄2種、柄尻用ビーム刃)、ダブル・フィンファンネル用バックパック。ホイルシールは付属しません。

その他、ジョイントパーツ各種(1軸接続のキット対応用✕2、フィン・ファンネル接続用1種、フィン・ファンネル接続用3種✕2)が付属します。殆どのパーツはKPS素材での再現となっています。ABSは不使用。

■フィン・ファンネル

まずはフィン・ファンネルの各部を見ていきます。6基連結した状態で。フィン・ファンネルはパイロットの感応波により、サイコミュを通してコントロールされる無線式の誘導攻撃端末です。劇中でも個別に攻撃する他、ビームバリアを展開するなど印象的な活躍を見せました。

表面モールドは比較的少なめでフラットな状態。裏面にはフィン・ファンネルの定番のジグザグモールドがデザインされています。

1基に分割して。中央部など各部がパーツできっちりと色分けされています、シンプルですが造りは良いですね。

フィン・ファンネルのパーツ構成。

上下の白い装甲部分はヒンジ接続で折りたたみが可能。深く折りたたんで放熱板として背部にマウントすることもできますし、コの字型の射出状態にし、攻撃的なフィン・ファンネルとして楽しむこともできます。

コの字型の射出状態で前後から。

フィン・ファンネルには3.0mm穴が造形されているため、手持ちのスタンドで単体でのディスプレイが可能。

フィン・ファンネルを連結させる際は、側面上部のコの字(C字)と下部の凸型パーツを引き出し、ファンネル同士を組み合わせて連結させます。パチンとはまり込み、安定した連結ができるようになっています。

コの字(C字)のパーツは左右の突起部分がゲートになっているので、誤って切り欠かないように注意です。

組み付け位置を変えることで段差を付けることも可能。

HGUC、RGのフィン・ファンネルと並べて比較。HGUCのフィン・ファンネルは一部が黄色いシールでの色分けですが、このオプションパーツセットは各部ともパーツできっちりと造形、色分けされていてクォリティが高いです。バックパックへの取り付け穴の形状も違っています。

RGは別格の情報量。HGUCの接続部がメタリック調なのは良いですね。

ジョイント部分はHGUCがコの字(C字)のみなのに対し、このオプションパーツセット、RGは共に下部に凸型のジョイントが追加されてしっかりと固定できるようになっています。成形色はこのオプションパーツセットのものが最も白味が強いです。

連結した状態でもHGUC、RGのものと並べて比較。HGUCは少し段差に幅があります。

ENTRY GRADE νガンダムにフィン・ファンネルを装備して。アシンメトリーのνガンダムらしいシルエットに変化します。組み付け強度も良く、しっかりと装備できています。多少後方に負荷がかかりますが、問題なく自立可能です。

ENTRY GRADEνガンダムのジョイントはHGUCのフィン・ファンネルに対応しているもの(画像左)なので、オプションパーツセットに付属のC型ジョイント(3.0mmジョイント+C字ジョイント)(画像右)に組み替えます。

ちなみにこのC型ジョイントはHGUCには対応していないので、無改造でオプションパーツセットのフィン・ファンネルをHGUCに装備させることはできません。残念;

フィン・ファンネルを装備した状態でHGUC、RGのνガンダムを並べて。中央のEGは少しファンネルが下の位置に配置されている感じですね。(画像をクリックすると大きい画像が確認できます。)

ファンネルの位置が左寄りなため、どのキットもどうしても姿勢が左に傾くのが玉に瑕;

■ニュー・ハイパー・バズーカ

続いてニュー・ハイパー・バズーカ。背部にマウント可能な280mm口径の実弾兵器です。携行して使用するだけでなく背部にマウントしたままでも発射が可能。更に通信用のワイヤーによる有線リモートコントロールにも対応とのこと。劇中でも何度となく使用しましたが、置きバズーカやワイヤーを使った有線射撃が印象的でした。

成形色はホワイトとダークグレーの2色での再現。造り自体はやや簡易的で砲身部分の伸縮ギミックはありません。また、色分けも少し不十分で砲口部分や中間部、弾頭などを細かく塗り分ける必要があります。

各部とも左右の組み合わせで造りは簡易的。上下に合わせ目ができます。合わせ目を消す場合はダークグレーの部分の後ハメが必要。

砲口は途中まで開口。砲口下部のナロウセンサーもきっちりと造形されています。

バズーカの構造。砲身部分と弾頭部分は一体成型です。

グリップはヒンジ接続で前後にスイング可能。

HGUC、RGνガンダムに付属のニュー・ハイパー・バズーカと並べて比較。HGUCと比べると、弾頭こそ白と赤で違っていますが、その他の形状、色分けなどは殆ど同じ。グリップの形状が少し違っているくらいです。

このオプションパーツセットのものはハンドパーツに差し込むだけで保持できるタイプなので保持非保持がラク。RGは造形が緻密で数ランクほど上の造りになっています。RGは砲身も伸縮可能。

ニュー・ハイパー・バズーカはENTRY GRADEνガンダムのバックパックに組み付け可能。上からスライドさせることでしっかりと固定できます。少しキツめですがHGUCにも装備できました。

■ビームサーベル

ビームサーベルは主兵装であるカスタムタイプのビームサーベルとスペア用のビームサーベルが付属。ビーム刃、柄共に付属しています。

カスタムタイプのビームサーベルをHGUC、RGのものと並べて比較。意外にもこのオプションパーツセットのものは長く、RGに匹敵するくらいの長さになっています。ビーム刃の形状はそれぞれで異なります。

スペアビーム・サーベルをHGUC、RGのものと並べて比較。こちらもHGUCはかなり短め。

ENTRY GRADE νガンダムは前腕サーベル柄を取り外すことはできないため、このオプションパーツセットに付属しているものをそのままハンドパーツに握らせます。柄を差し込むだけで保持可能。

■フィン・ファンネル装備状態のνガンダムでポージング

一通り武装して。

ファンネルを装備することで、劇中のフル装備状態を再現することができます。ENTRY GRADEνガンダムはHGUCのファンネルも装備できますが、HGUCを持っていない場合はこのオプションパーツセットを買うだけで完全な形で再現できるので良いですね。

成形色もEGνガンダムと共通なので、装備させても全く違和感がありません。

シールドが背部のフィン・ファンネルと干渉しやすいので注意。上手く腕を動かして干渉を避けるようにシールドを構えます。

ENTRY GRADEνガンダムが経年でヘタれていると自立やポージングが難しくなってくるので、その場合はパーマネントマットバーニッシュなどで上手く関節を補強してから装備させるとよいかと。

バズーカはグリップが前後するので、肩に担ぐポーズはラクに再現することができます。弾倉部分が肩に干渉しないよう、肘をしっかりと曲げて担がせるようにします。

脇に抱えてのポーズも一応再現可能。ただし干渉しやすいため、ややぎこちない感じの保持になります。

サーベル柄はやや細身なため、ハンドパーツに差し込むと角度によってクルッと角度が変わる事があるので注意です。気になる場合は詰め物などして角度が変わらないようにしておくとよいかと。

ビーム刃がギザギザでポーズに荒々しい表情が付くのが良いですね。

フィン・ファンネルを個別にディスプレイさせてフィン・ファンネル射出状態で。HGUCには3.0mm穴がないため、ディスプレイに工夫が必要でしたが、こちらは付属のスタンドなどを使えば簡単にディスプレイできます。

ウェポンディスプレイベース01などを使えば複数のフィン・ファンネルも一度にディスプレイ可能。ディスプレイシーンを華やかに演出できます。

■ジョイントパーツ、バックパック各種

1穴対応用のジョイントパーツ。背部が1穴のキットに装備させるためのジョイントパーツになります。このジョイントパーツを組み合わせることで背部が3穴になり、より多くの武装が取り付けられるようになっています。ENTRY GRADEやHGCEの背部に良く見られる1軸接続キットにこのオプションパーツセットのフィン・ファンネルを装備させることができます。

付属のジョイントパーツやバックパックを組み合わせれば、フィン・ファンネルを左右にバラした状態で装備させることができます。

背部装備はバズーカなどを組み合わせるとそこそこ重量が増すので、腰などがヘタレやすいENTRY GRADEだと経年で上半身が反りやすいかも。

付属のバックパックは1個パーツ構成。内側はガッツリ肉抜きですが、バーニアなどの造りはなかなか秀逸。表面からだと全く卒がなく完成度高く造形されています。

ちなみにこのバックパックはダブルフィンファンネル装備用のもので、ENTRY GRADEやHGUCνガンダムの背部に装備できますし、標準の2ダボ幅なのでHGUC各種やHG水星の魔女シリーズ、HG SEED FREEDOMシリーズなど様々なキットに組み付けられるようになっています。

バックパックにC型のジョイントを組み合わせることで、フィン・ファンネルを左右にバランス良く配置させることができます。上手く配置すれば、一つのストライカーパックっぽくも見えますね。

バズーカを持たせたり、フィン・ファンネルを飛ばしたりとギミックは十分。

ENTRY GRADEビルドストライクエクシードギャラクシーなど、各部に3.0mmジョイント穴があるようなキットであれば、四肢にこのフィンファンネルをマウントしたりしてカスタマイズすることもできます。

ファンネル3基を前腕にマウントして。3基だと特に重苦しい感じはなく、腕が垂れることなくポーズを取らせることができます。流石に6基だと結構苦しいと思われます;

脚部にも装着可能。大型ビーム兵器やミサイルポッドのような特殊な武装演出を楽しむことができます。

■ダブル・フィンファンネル用バックパック

このオプションパーツセットを2セット使うことでダブル・フィンファンネル装備状態を再現することができます。

バックパックはこのキットのダブル・フィンファンネル用のバックパックをENTRY GRADEνガンダムに装備。ジョイントは左右ともC字のものを組み付けておきます。

フィン・ファンネルを対称の形状で組み合わせる場合は、上のコの字(C字)のパーツのみ反転させて左向きにします。下の凸字パーツはそのまま右向きに突き出す形になります。

ダブルフィンファンネル装備状態だと、ENTRY GRADE νガンダムの関節がしっかりとしていないと自立は結構厳しいです。なので自分はスタンドを使って自立をサポートしました。浮かせてディスプレイさせるぶんにはさほど問題は無いかと。迫力あるνガンダムを楽しむことができます。

適当に何枚かどうぞ。

以上です。造形的にはかなり纏まりがあり、どんなキットと組み合わせても卒なく演出してくれるようになっています。6基を連結すれば放熱板として存在感ある武装になりますし、ENTRY GRADEνガンダムと組み合わせれば正規の容姿として楽しめます。ジョイントパーツを活用することで様々なキットと組み合わせられるなど、遊びの幅が広いのも良いですね。

気になる点は、フィン・ファンネルの可動部強度がやや弱めなので、経年などで自然に曲がったりするようになるかも。長期で楽しむ場合はある程度補強も考慮したほうが良いかもですね。それとニュー・ハイパー・バズーカのグリップもヒンジ接続なので経年でふらつきが出てくるかも。

このセットを2つ組み合わせればダブル・フィンファンネルも再現できますし、その他の武装も2倍になるので圧巻のフィン・ファンネル12基展開も再現可能。ダブルバズーカなど、超重厚且つ圧巻のディスプレイが楽しめるのが良いですね。

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執筆者:nori
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