今回は、HGCE 1/144 ストライクフリーダムガンダム 光の翼DXエディションのレビューをご紹介します!
HGCE 1/144 ストライクフリーダムガンダム 光の翼DXエディションは、2016年11月12日に発売されたHGCE 1/144ストライクフリーダムガンダム本体と、それに対応した光の翼、フルバーストモードを再現できる各種エフェクトパーツをまとめたデラックスセットです。HGCE ストライクフリーダムガンダム本体も一部フレームにつや消しのゴールドメッキを使った特別仕様。価格は4,104円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。
関節や可動部などにゴールドが施された特別仕様です。ゴールドは、REVIVE版ストライクフリーダムガンダムに使用してあるような素材に粒子を練り込んだ成型色ではなく、表面からゴールドでコーティングされたいわゆるメッキ仕様になっています。
大柄でマントのようなスーパードラグーン機動兵装ウイングを装備。全身のモールド類は少なめですが、各部の独自解釈によってRGとは一味ちがったディテールが楽しめます。後発キットということでRGよりもプロポーションが良いのが魅力的。
ゴールドメッキ仕様になったせいか、関節強度が通常のHGCEストライクフリーダムガンダムよりも少し高くなっています。
強度が上がって不自由なことは特にないですが、ポージング時に関節を曲げるために力を加えると、胸部コックピットハッチパーツなどが外れたりして比較的弱めの箇所にしわ寄せが行く場合があるので注意です。思わぬところで破損が生じることもあるかもしれません。
ウイングが大きいためやや後方に倒れやすく、自立させる場合は少し前方に比重をかける必要があるかもです。
ビームシールド、シュペールラケルタビームサーベル刃✕2、高エネルギービームライフル(左右)、平手ハンドパーツ(左右)が付属。平手ハンドパーツもゴールドメッキ仕様です。
光の翼DXエディション用の光の翼エフェクトパーツ✕4、射出エフェクトパーツ✕8、レール砲用ビームエフェクトパーツ✕2、ドラグーン・高エネルギービームライフル用ビームエフェクトパーツ✕10、ディスプレイスタンド(組み換え支柱付き)が付属。
頭部。通常のREVIVE版HGCEストライクフリーダムガンダムと全く同じ。V字アンテナはゴールドではなく黄色い成型色で構成。額のセンサーなども同じくシールによる色分けです。
※今回のDXエディションレビューではキットの可動域や細かい部分のレビューは省略しています。詳細については、以下のリンクからHGCE(REVIVE)ストライクフリーダムガンダムのレビューをご参考くださいm(_ _)m
バストアップ。腹部のカリドゥス複相ビーム砲はゴールドメッキによって再現されています。それ以外は同じで、胸の上部ダクトやエアインテーク内部などは塗り分けが必要です。
腰部。外見は変わらず同じですが、腰部の隙間から見える内部パーツが全てゴールドになっていて、一味違った印象が楽しめます。
腕部。肘関節やハンドパーツのマニピュレーター、手首内部パーツなどはゴールドメッキ仕様。よりきらびやかなディテールになっています。ゴールドメッキはアンダーゲート仕様ではないので、多少ゲート跡が気になるかもです。
脚部。膝関節はゴールドメッキ仕様。それ以外は同じ。腿は左右挟み込みタイプなので裏面に少し合わせ目ができます。
開閉式のスラスターは全く同じ。側面には肉抜き穴があります。
足首から下の部分も形状は同じですが、内部パーツがゴールドなので、チラッと覗いたゴールドが輝く演出が楽しめます。
クスィフィアス3レール砲マウントパーツもゴールドメッキ仕様。ひと味違った上品さが味わえます。
クスィフィアス3レール砲は通常通り展開可能。
先端と後部は別パーツで色分けされ、中央にはシュペールラケルタビームサーベルのサーベル柄がマウント可能です。
先端は内部パーツが露出した形になっていて、後部はスリットの入ったダクト形状になっています。
バックパックはウイングマウント部がゴールドメッキ仕様に。パーティングラインやゲート跡が目立つのが玉に瑕。
左が光の翼DXエディションで右が通常のHGCE(REVIVE)ストライクフリーダムガンダムです。形状に大きな変化はないですが、全体的に成型色が濃いものに変更されています。
ディスプレイスタンドはクリアーブラックの成型色。ストライクフリーダムの股下穴にマウントします。
各部を組み替えることで斜めに飛行するスタイルも演出可能。
スタンドへのマウント。しっかりと固定されて特に抜け落ちることもありません。キットが若干上向きになるなのが少し気になるところではあります。
高エネルギービームライフル(左右)。HGCEストライクフリーダムガンダムに付属しているものと全く同じ。本体部分の青や赤ラインはシールによる色分けです。
片方はストックが引き出し可能で、もう片方はストックが開閉し、高エネルギービームライフルマウント部が露出します。グリップはどちらも収納可能。
高エネルギービームライフルを連結させたロングレンジ・ビームライフル状態。個体差があるかもしれませんが、連結部が少し抜けやすかったです。
高エネルギービームライフルは腰部にマウント可能。ビームライフルマウント時はクスィフィアス3レール砲を後方に移動させておきます。
シュペールラケルタビームサーベルは保持させると少し抜けやすいので、ポージング時は注意が必要です。
シュペールラケルタビームサーベルを2基連結させて「アンビデクストラス・ハルバード」モードに。
ビームシールドも前腕の赤いパーツを組み替えて装備可能です。
光の翼エフェクトパーツはクリアーブルーで比較的シャープなディテールに。RGの天空の翼とは異なり、各部にエフェクト状の穴を開けた演出がされています。材質はPSですが、ビームサーベル刃と同じ軟式の素材が使われています。
では光の翼エフェクトパーツを取り付けます。まずウイングからドラグーンを取り外して開いておきます。
開いたウイングの形状に合わせてエフェクトパーツを取り付けます。
エフェクトパーツに段々のマウント部があるので、それに準じて形を合わせつつ取り付けます。
ウイング先端にある溝にもエフェクトパーツを差し込んで固定します。しっかりと取り付けられるのでポロリもなく安定します。
かなり広々と展開します。
続いてドラグーン射出用のエフェクトパーツです。ドラグーンの後部とウイング(光の翼)のマウント部にギザギザのエフェクトモールドが入っています。長短の2種類付属します。
ドラグーンと高エネルギービームライフルのビーム発射口に取り付けるビームエフェクトパーツです。クリアーグリーンで整形され、クリスタルのようなトゲトゲ型になっています。
ドラグーンに射出エフェクトパーツとビームエフェクトパーツを取り付けた状態。射出エフェクトパーツはドラグーン内部のマウント部にハメ込んで固定します。ビームエフェクトパーツは向きに注意して先端に挿し込みます。どちらも適度にマウントされるのでポロリはありませんでした。
画像では少しわかりにくいかもしれませんが、ビームエフェクトパーツのマウント穴は、縦長のものと円形のものがあります。縦長はドラグーン用、円形は高エネルギービームライフル用です。
高エネルギービームライフルの先端に挿し込みます。こちらもしっかりと差し込めてポロリすることはありませんでした。
レール砲用ビームエフェクトパーツ。クリアーイエローの成型色で再現され、MGフリーダムガンダムVer.2.0用ビームエフェクトのような波打ち型になっています。
クスィフィアス3レール砲の先端に差し込んでマウントさせます。こちらもサクッと差し込めてポロリは特になかったです。長いのでポージング時に手が当たらないよう注意が必要かと。
射出エフェクトパーツは長短4本ずつあります。
光の翼エフェクトパーツに台形型の穴が開いているので、そこに射出エフェクトパーツを差し込んで固定します。軟式素材の組み合わせですが特にポロリはなく取り付けられます。
上下2本に短いエフェクトパーツのドラグーンを使用し、中央の2本に長いエフェクトパーツのドラグーンを取り付けます。
全てのドラグーンをエフェクトパーツでマウントさせた状態。羽に直接固定させるので、ドラグーンの向きに自由度がないのが少しもったいないですね。
全てのドラグーンを取り付けても全体的な重量バランスは問題なし。キットが一方向に傾いたりどこかに不可がかかることも特になかったです。
エフェクトパーツを取り付けるとかなり大きくなります。RGストライクフリーダムの天空の翼ほどではないですが、そこそこ場所を取るのである程度置き場所を確保する必要があるかと。MG1/100ブレニフ・オグス専用ザクⅡと比較するとこれくらいです。
クスィフィアス3レール砲と高エネルギービームライフルにビームエフェクトパーツを取り付けてハイマット・フルバーストモードに。
光の翼先端にはドラグーンをマウント可能です。ドラグーン内部のダボに差し込んで固定します。特にポロリなく安定。
光の翼にドラグーンを取り付けるとさらに広範囲のディスプレイエリアが必要になります。ですがドラグーン発射直後のようなダイナミックな演出が可能です。
では適当に何枚かどうぞ。
以上です。RGストライクフリーダムの天空の翼と比べると少しドラグーンの演出に自由度が少ないところもありますが、別売りの台座などを使えばポージングの幅が広がると思います。プロポーションのいいHGストフリなので、豪華な演出ができるエフェクトパーツが発売されたのは嬉しい限りです。
正直欠点と呼べるものはほぼないですね。ゴールドメッキ仕様のストライクフリーダムは豪華ですし、光の翼エフェクトパーツ類もHGストライクガンダムのポージングを演出するためにしっかりとした出来になっていると思います。これが物足りないと感じるなら、各部が細かく構成されたRGストライクフリーダムガンダムのほうが楽しめるかと。
誰にも人気なストライクフリーダムガンダムなので、ドラグーンやビームエフェクト、光の翼を使ったパワフルでダイナミックな演出を楽しみたいですね。
⇒アマゾンでHGCE ストライクフリーダムガンダム 光の翼DXエディションを探す
⇒あみあみでHGCE ストライクフリーダムガンダム 光の翼DXエディションを探す
⇒DMM.comでHGCE ストライクフリーダムガンダム 光の翼DXエディションを探す
⇒楽天でHGCE ストライクフリーダムガンダム 光の翼DXエディションを探す
⇒駿河屋でHGCE ストライクフリーダムガンダム 光の翼DXエディションを探す
⇒ヤフーショッピングでHGCE ストライクフリーダムガンダム 光の翼DXエディションを探す
2 件のコメントがあります。
匿名
on 2017年10月31日 at 00:06 -
ドラグーンエフェクトはキチンと差し込んで取り付けてやれば垂れたりすることはないし、方向もきちんと揃う。
失礼ながらあまり上手くないポージングセンス等の問題をキットのせいにするのはいかがかと。
nori
on 2017年10月31日 at 00:52 -
コメントありがとうございます!
きちんとキットを解析し、正しい説明ができるよう精進したいと思いますm(_ _)m