RE/100 ビギナ・ギナ（ベラ・ロナスペシャル）のパッケージ・ランナーレビュー

今回は、RE/100 1/100 ビギナ・ギナ（ベラ・ロナスペシャル）のパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。

パケ絵は成型色と同じレッドカラーに、背景には幕、両端には装飾が描かれ、一見すると豪華な感じにも見えます。ですがよく見ると味気なく、合成画像感を感じてしまうようなさみしいものになっています。

パッケージはRE/100の基本的なサイズ。HGに比べると差のある大きさになります。RE/100ビギナ・ギナに比べ、1cm程度厚みがありますが、これは成型色の変化によってランナーが分割され、異なるパッケージングがされているためと思われます。余剰パーツ数などもビギナと同じです。

では開封。細かく袋分けされたランナーがどっさりと入っています。小さいランナーばかりが重ねられた感じ。なのでパッケージに重量感は感じません。

全部で9袋分のランナー。

説明書は素組みでご紹介したとおり、通常のRE/100ビギナの説明書にベラ・ロナ機用のページが追加された形になっています。開封時はあれっ？と思いましたが、説明書を開くと納得しました。

組み立てに関しては、頭部以外はRE/100ビギナ・ギナとほぼ同じなので、ベラ・ロナ機用ページ以外の内容は省きます。ビギナ・ギナの説明書を確認したい場合はRE/100ビギナ・ギナのパッケージ・ランナーレビューを御覧ください。⇒RE/100 ビギナ・ギナのパッケージ・ランナーレビュー

以上、ベラ・ロナ機の説明書でした。頭部の組み立てが記載されています。頭部以外はビギナと同じ。ランナーは成型色によって細かく分割されているので、組立時には少し迷ったり、パーツを探したりするようになります。ランナーナンバーも説明書と違っているのでその点も注意です。パーツ自体は被るパーツなどはないので、組み間違いはそれほどないかと思います。

カラーガイドは細かく分けられている分、色種が増えています。ビギナ一般機と比べると面倒といえば面倒ですね；ですが塗装後にエングレービングシールを貼ってつや消しなどを吹くとかなり贅沢感があるキットになりそうなので、塗装して豪華なベラ・ロナ機を再現してみるのもいいのではないでしょうか。できればマーキングシールではなく、水転写デカールのエングレービングシールになっているともっと良かったですね。

では各ランナーを簡単に見ていきます。

↑A1、A2ランナー。A1はレッド、A2がダークグレーのランナーで、各部外装パーツ類。もともと一体型のA1ランナーでしたが、成型色が異なることで2枚に分割されています。さらに、ビギナの頭部パーツからベラ・ロナ機の額ガードパーツに変更されています。

↑B1、B2ランナー。共にレッドのランナーで、各部外装パーツ類になります。

B3、B4ランナー。ピンクのランナーで、二の腕、大腿部パーツなど。もともとB1とB3、B2とB4が一体型でしたが、こちらも成型色が違うので分割されています。

↑C1、C2ランナー。C1がダークグレーの肩部、胸部、脚部、バックパックなど各部パーツで、C2がピンクの頭部や脚部パーツなど。これももともとC1とC2が一体型でした。

↑D1ランナー。ダークグレーの脚部や腰部など各部内装、関節パーツ類です。

↑D2ランナー。ダークグレーでD1の一部と同じです。

↑E1、E2ランナー。ダークグレーの武装類やバーニアパーツなど。

↑E3、F1、F3ランナー。E3はゴールドの動力パイプパーツ。同じものが2枚あります。もともとE1、E2ランナーと一体だったパーツ類になります。F1はダークグレーのバックパックパーツなど。F3はクリアーブルーのベラ・ロナ機用ツインアイ、センサーパーツ。

↑SB-19、ポリキャップ（PC-210）です。SB-19はクリアーピンクのサーベル刃とビーム・シールド。

↑エングレービングが入ったマーキングシールです。

以上です。元キットがいいと、カラバリやこのベラ・ロナ機のような特殊なエングレービングなどを施してもよく見えるのがいいですね。逆に古いキットからのカラバリや組み換えだとやはり時代からか、おそまつなところも見られます。なのでそういった意味でもできればより多くのキットがREVIVEされると、流用機もいいものになりそうです。

もともと設定があったとは言え、このベラ・ロナスペシャルはかなり奇抜なデザインなので、好みが分かれるところではあると思います。お値段もちょっと張るところはありますが、プレバンならではの差別化がされたキットとして、楽しんでみるのもいいのではないでしょうか。