今回は、アオシマ 移動販売シリーズ 静岡おでんの制作①をご紹介します!
1/24 移動販売シリーズは、『近所のスーパーやオフィス街、イベント会場等の様々なシーンに登場する各種移動販売車を楽しくリアルに再現する、ナウいシリーズです!!』とのこと。ナウい・・・いいですね;近所の模型店で見かけて面白そうだったので買ってみました。価格は2,420円。Amazonだと1,700円程度です。
移動販売シリーズは10車種ほど販売されていますが、今回購入したのは静岡おでん。レトロ感ある色味や雰囲気に良さを感じたのでこれにしました。以前風物詩シリーズのおでん屋台をレビューしましたが、おでんが多いのはたまたまです。特別おでんが好きだからというわけではありません;
このキットは仮組みしてしまうと分解が難しいかもしれないので、先にパッケージや説明書、ランナーなどを一通り確認して制作し、完成後にレビューをしていきたいと思います。パッケージサイズは一般的なHGガンプラよりも縦、横共に2cm程度大きめ。高さは同じです。
側面に記載されているのは完成画像2枚と付属デカール、カラーガイド程度。完成画像がこれしかないので、塗装見本はパッケージ表面のイラストかこの小さい完成画像を手本にするしかないのは痛いですね;カラーガイドが側面に記載されているので、塗料や道具のまとめ買いがラクなのはいいところです。
開封。ランナーは中判サイズのものが多く、パッケージには少し余裕があります。
内容物は4袋分のランナー+水転写デカールです。ゴムタイヤやビス、シャフト、紙やすりなども付属。
説明書。白黒で特に表紙や完成写真などはありません。派手なパッケージイラストと比べるとちょっと寂しい気もしますが、注意書きが分かりやすく事細かく記載されているのはいいと思います。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。大部分の組み立てには接着剤を使用します。組み立てではパーツごとに塗装する箇所が色分けされていたり、どの色で塗装するかの塗料番号も記載されているので割りと分かりやすくなっています。
カラーガイド。基本的な色種しか使用しないので収集はラクそうですね。完成画像が少ないので、調色する場合はイメージが湧きにくいかも。素直にカラーガイドの通りに塗装するのもありですね。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑ボディーパーツ。運転席と後部の荷台部分は一体型になっています。全体を1色で塗装するので、マスキング塗装は必要なさそうですね。細部の塗り分けだけで済みそうです。
ボディを前後から。車種はスズキのキャリィです。7代目なので1979-1985年製。一昔前のキャリィなので、昭和のレトロな雰囲気が表現されていていいですね。ちなみにこのアオシマ移動販売シリーズは全て車種がキャリィになります。
ステップやバックライト、ナンバープレート周りにはバリが見られるので、このあたりはきっちりと処理しておいたほうがよさそうです。
↑Dランナー。ホワイト成型色で、屋台の屋根や暖簾、おでんの看板、おでん容器などのパーツになります。
おでん容器は浮かぶ具材がかなり簡易的。ですが外観からは殆ど見えなそうなので、簡易的な塗装でもいいのかなと思います。
↑Cランナー。ブラック成型色で、調理台、軽トラのフロントグリルやフロントマスク、ダッシュボード、ハンドルなどなど。ホイールなどの一部パーツは余剰です。
調理台は荷台に乗っておでんを販売するタイプ。座椅子や小物類なども細かく造形されています。移動販売車のシステムが分かって面白いですし、営業者さんは暖を取りながら販売できそうでなんかいいですね。お客さんは寒いですけど;
ダッシュボードはメーターやラジオなど最低限の装備のみが造形されています。この辺りも昭和の軽トラ感が。
↑Aランナー。ブラック成型色で、軽トラのシャーシや座席、リアウインド、サイドミラーなど。
シャーシのシャフトやエンジンなどはモールドが簡単に入っているだけです。リアルさは物足りないですが、組み立てはラク。
↑Bランナー。クリア成型色で、軽トラの窓ガラスやライト、ウインカー、提灯など。
提灯は縦長のものを1個だけ使用します。シワはモールドでの再現。合わせ目消しや塗り分けがちょっと難しそうです。
↑軽トラのホイール、タイヤ、ポリキャップ、リベット、シャフトです。
↑水転写デカールです。塗装がそこまで複雑ではないので、ほぼデカールが肝になるキットかなと思います。きれいに貼り付けたいですね。
↑説明書には記載されていないですが、紙やすりが付属していました。おそらくゲート処理用。600番あたりだと思います。
以上です。今回はパッケージとランナーを簡単にご紹介しましたが、次回からいよいよ制作をしていきます。他のカーモデルのようにエンジン内部を細かく組み立てるタイプではないので、パーツ数はそれほど多くはありません。なので制作もあまり時間がかからずに済むのかなと。ですがボディの研ぎ出しなどもあるので、気楽にのんびりと制作、完成させていけたらと思います。
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