今回は、MG 1/100 ウイングガンダムゼロEW Ver.Kaのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵はVer.Ka特有のホワイトベースイラスト。ウイングガンダムゼロはバスターライフルを両手に構えてのカトキ立ちで掲載されています。背景にはネオバード形態(大気圏外モード)合わせて掲載。MGウイングガンダム Ver.Kaの発売から16年が経っていますが、パケ絵のウイングゼロにもプロポーションに多少変更が加えられているようです。
パッケージサイズは他のVer.Ka(大)と同じです。比較的小柄な機体ですが、背部のウイングにボリュームがあるのでその分パーツ数は多めです。
横絵もホワイトベースのVer.Kaデザイン。僅かな解説と各部画像をピックアップし、掲載されたものになっています。機体スペックも合わせて掲載。
開封。
全部で12袋分のランナーです。
説明書。表紙もVer.Ka特有のぼかしがかったデザインです。キット解説やカトキ氏インタビュー、組み立て工程の他、大気圏突入モードやネオバード形態2種への変形方法が記載されているのでページ数はやや多め。
一通り説明書をどうぞ。
間にはカトキ氏のインタビューや開発経緯などが制作サンプルの画像を交えて記載されています。EW制作当時の機体デザイン秘話なども含まれていてなかなか楽しめるものでした。
以上、説明書でした。細かいパーツの集合体でありながら、意外とぽろりしにくそうな構造になっていますし、関節もABSやKPSパーツを使用しつつも、経年劣化してもそこまで強度が落ちないような微調整がされているっぽいですね。ツインバスターライフルはKPSのみなので後にヘタレが出てきそうです。
気になった点としては、完全新規のランナーでありながら、左右対称形状のパーツナンバーが飛び飛びなのが気になりました。例えば片側は⑧番、反対は⑯番といった感じ。なのでパーツの配置自体は近いですが、ナンバーを確認しながら組むのに少し難しさを感じるかもです。それとキットの色分けが細かく、ランナーの色ごとにパーツの配置もバラバラになっているので、パーツを探し回るのも少し手間でした。
カラーガイド。それほど複雑ではないですが、同系色でも2色に分かれていたりと色種が多めでぞれぞれの色味にもちょっとしたワンポイントが加えられたものになっています。バンダイホームページの完成画像を見ても、落ち着いた色合いの大人の雰囲気を持ったカラーリングになっているのがいいですね。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。イエロー、ブルー、レッド、ホワイトのイロプラランナーで、頭部や胴体部、肩部、ソール部パーツなど。アンダーゲート仕様のランナーです。
↑B1、B2ランナー。ホワイト成型色で、頭部や胴体部、腕部、脚部など各部外装パーツやシールドパーツです。アンダーゲート仕様。
↑C1、C2ランナー。ホワイト成型色のウイングパーツ。こちらもアンダーゲート仕様です。
↑Dランナー。ホワイト成型色のウイングパーツです。KPS素材。同じものが2枚あります。アンダーゲート仕様。
↑E1、E2ランナー。ホワイト成型色で、ウイングやハンドパーツです。KPS素材。
↑F1、F2ランナー。ホワイト成型色で、頭部や腕部、脚部外装パーツなど。アンダーゲート仕様。
↑Gランナー。ダークグレー成型色で、胴体部や肩部、股間部、ウイング用のアームといった強度が必要な箇所のパーツ類。ABS素材です。
↑Hランナー。ダークグレー成型色で、ツインバスターライフルやシールドパーツなど。KPS素材です。
↑Iランナー。ダークグレー成型色で、腕部や脚部などの各部内部パーツ類。KPS素材で、同じものが2枚あります。
↑J、K1ランナー。Jはダークグレー成型色で、ツインバスターライフルやウイング用のアームパーツなど。KPS素材で同じものが2枚あります。K1はブルー成型色で、胸部や肩部、前腕パーツなど。
↑L1、L2ランナー。L1はダークブルー成型色で、頭部や腰部、肩部、シールドパーツなど。L2はブルー成型色で、肩部や前腕パーツなど。
↑M、SB4、BA13-Aランナー。Mはクリアーの頭部や胸部サーチアイなど各部のセンサーパーツ。SB4はクリアーグリーン成型色のビームサーベル刃、BA13-Aはダークグレー成型色で、スライドロック式のアクションベース用底板パーツです。
↑BA13-B1/B2ランナー。ダークグレー成型色で、スライドロック式アクションベースの支柱や底板パーツです。
↑水転写デカール、ホイルシールです。
以上です。2002年から始まったVer.Kaシリーズもこれで21体目(MGEXを含めると22体目。プレバン、イベント限定を除く)。オリジナルのギミックを交えつつ、カトキ氏のデザイン特有のプロポーションや造形が再現された高品質のキットになっていると思います。ラインナップは主に宇宙世紀や変形機構を持つキットが多いですが、今後の展開は読みにくいところがありますね。満を持してのゼータか、初のSEED系か、G-セルフ・・・?とりあえずMGEXのバンシィが有力かも・・・。
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