今回は、HGBD:R 1/144 メルクワンウェポンズのレビューをご紹介します!
HGBD:R メルクワンウェポンズは、『ガンダムビルドダイバーズRe:RISE』に登場するガンプラ「メルクワンガンダム」専用の水中戦特化型武装「メルクワンウェポンズ」の1/144スケールモデルキットです。別売りのコアガンダムとメルクワンユニットを組み合わせた形態「メルクワンガンダム」に装備することで強化が可能。既存のガンプラやHGアイテムと組み合わせも楽しめるキットになっています。価格は660円(税込み)です。
付属品は水中用の専用火器である「ウォーターニードルガン」、姿勢制御用の「大型フィン」と推進用の「推進ジェット」、展開式ブレードである「フィンザンバー」を持つバックパック、そして他のキットとの組み合わせが可能なジョイントパーツです。
成形色はダークブルーとホワイトの2色。メルクワンガンダム(コアガンダム※+HGBD:Rメルクワンユニット)と同じ成形色での再現となっています。※HGBD:Rアースリィガンダム(別売り)に付属。
ダークブルー成形色パーツにはKPS素材が使用されています。ABSは不使用。なので塗装する場合も破損を気にする必要がなく、安心して取り組めると思います。
■各武装類
各武装類を一通り見ていきます。
■ウォーターニードルガン
ウォーターニードルガン。コアスプレーガンにマーキュリーアーマー(メルクワンウェポンズ)のパーツを装着した水中用の専用火器になります。どこかザリガニやエビっぽいフォルムの特徴的な武装。
多数パーツの組み合わせで構成されていますが、合わせ目は各部とも段落ちなどでモールド化されているようです。裏面に少し肉抜き穴がありますが、成形色が暗めなのでそんなに気にならないレベルですね。
後部は分解可能。尾のような装甲パーツと小型銃に分離します。
小型銃は1個パーツ構成でかなり簡易的な作り。フレーム状の肉抜き穴がありますが、デザインとして見るにはちょっと厳しめですね;
小型銃の左右に3.0mm軸があるのでジョイントパーツとしても使用可能。メルクワンガンダムなどの背部に組み付けることで、他のウェポンパーツを装備させることができます。
先端のハープーンは脱着が可能。ハープーンもシンプルな1個パーツ構成ですが、適度にモールドが入っているので物足りない感じはありません。
特に説明書に記載はないですが、左右のビットも脱着が可能です。ビットは簡単な1個パーツ構成で裏面は肉抜き穴。ですが表面はディテールがしっかりとしていて見栄えが良いです。
■バックパック
バックパック。左右の大型フィンと推進ジェット、フィンザンバーで構成された複合装備になります。深海での機動性に優れている他、アーマー部の耐圧性能向上によって防御力も強化。センサーも水中用のソナーを装備しているため、敵機の位置を正確に把握することが可能とのこと。
白い推進ジェットの部分は上下の組み合わせですが、側面の合わせ目は段落ちモールド化されているようです。その他の部分に合わせ目はありません。
左右の大型フィンは付け根が回転可能。幅広く展開させることができます。
推進ジェット基部にマウントされているフィンザンバーは脱着が可能。展開することで武器として使用することができます。固定強度があまり高くないので、ヘタれてくるとポロリが多発する可能性はありますね。
■マーキュリーアーマー
メルクワンウェポンズをHGBD:Rメルクワンユニットの上下に組み付けることで、サポートメカ「マーキュリーアーマー」が再現可能。
マーキュリーアーマーをいろんな角度から。後部には足ヒレのような装甲を装備するなど、水中専用のユニットであることでよく分かるデザインになっています。
上部にメルクワンウェポンズを装備したことでより刺々しく派手さのある容姿に変化。
メルクワンユニットは基部パーツに外装パーツを組み付ける構造なため、組み立て直後だと特別形状が崩れるようなことはありません。経年でショルダーアーマーや前腕パーツが外れやすくなります。
底面には3.0mm穴があるので、アクションベースやスタンドの3.0m軸を差し込むことで浮かせてディスプレイさせることができます。しっかりと差し込めるので安定したディスプレイが可能。
3.0mm軸を差し込む際、メルクワンウェポンズのウォーターニードルガンが干渉しやすいので注意です。うまく交わしつつ差し込む必要がありそうです。
マーズフォーガンダムと合わせて劇中のような移動シーンを再現。プラネッツシステムはいろんな装甲ユニットに換装ができるため、様々な局面に対応できるのが良いですね。キットとしても組み替える楽しみがありますし、容姿やカラーリングも変わるので遊びがいがあります。
コアガンダムと組み合わせて。分解して2機で奇襲をかけるようなシーンも演出可能。コアスプレーガンの代わりにメルクワンウェポンズの小型銃を保持させています。
コアガンダムにフィンザンバーを持たせて。フィンザンバーのグリップがコアガンダムのハンドパーツに隙間なく差し込めるので、スルッと抜けたりせず、しっかりと保持させることができます。
■ジョイントパーツ
付属のジョイントパーツは通常の2ダボ接続なので、HGBDインパルスガンダムランシエや他のキット(一部のHGUCやHG水星の魔女、HG SEED FREEDOMシリーズなど)にもメルクワンウェポンズを装備させることができます。
HGBDインパルスガンダムアルクにも装備させてみました。こちらのほうが合っているかも。成形色が近いか配色パターンを合わせたほうが、メルクワンウェポンズを装備した際の見栄えはしそうですね。
ウォーターニードルガンはグリップに適度な太さがあるので、ハンドパーツに差し込むだけでふらつくことなく保持することができます。
重量のある武装なので、経年などでヘタれているキットだとどうしても手首が垂れたりします。なのでもしウォーターニードルガンを手持ちのキットに保持させたい場合は、ある程度補強してやる必要があるかもです。
■メルクワンガンダム
コアガンダムをメルクワンユニットに換装し、メルクワンウェポンズを装備してメルクワンガンダムに。左右の白い大型フィンは上下を反転させてから取り付けます。
同じプラネッツシステムのマーズフォーガンダム、ヴィートルーガンダムと並べて。メルクワンガンダムは水中専用機なので特に個性的な印象です。水中で隠密性を高めるためか、深みのあるブルーが基調になっているのが良いですね。
■メルクワンガンダムでポージング
水中を移動するシーンを演出。
平手が付属していると、ウォーターニードルガンに手を添えるような、より劇中シーンに忠実なポーズが再現できて良かったかも。
フィンザンバーを保持して。各部にメルクワンユニットを纏っていますが、特に干渉などはなく柔軟なポーズをとらせることができます。多少ショルダーアーマーと前腕の鱗のようなパーツが干渉するかなという程度。
ウォーターニードルガンのビットは底面に3.0mm穴があるので、スタンドなどを使って単体でディスプレイさせることができます。
劇中ではヴァルキランダーの前腕に装備して推力を高めていましたが、ダボ形状が違うので取り付けられないようですね。ちょっと残念。
ハープーン(白い槍)は小さいため、アクションベースやスタンドのアームで掴むのは難しいようですが、軸が3.0mmなので筒型のジョイントパーツ(アクションベースなどに付属)をうまく使えば単体でディスプレイが可能。ウォーターニードルガンから放つようなシーンを演出することができます。
適当に何枚かどうぞ。
以上、HGBD:R メルクワンウェポンズのレビューでした。続いてHGBD:R メルクワンウェポンズのパッケージ・ランナーレビューです。
■パッケージ
パケ絵はメルクワンガンダムと組み合わせた状態のポージング画像と、HGBDインパルスガンダムランシエに装備させた状態が掲載。水中戦仕様の武装ということで、背景も水中を意識したデザインに。パッケージサイズはHGBCなどのオプションセットと同じです。
横絵は各種武装について掲載。
開封。全部で一袋分のランナーです。
■説明書
説明書は1枚もので、表がカラー、裏が白黒仕様。組立工程も少なく、サクッと短時間で組み立てることができます。裏面の殆どは他のキットとの組み合わせ方が掲載されています。
■ランナー
↑G3ランナー。ダークブルー成型色で、ウォーターニードルガンやフィンザンバーパーツなど。HGBD:RメルクワンユニットがランナータグG2までだったので、その続きのようです。KPS素材。
↑G4ランナー。ホワイト成型色で、バックパックの大型フィンや推進ジェットパーツなど。
以上です。独特の形状をした装備になっていますが、ウォーターニードルガンはザリガニのようで造形的な面白さもありますし、ビットやハープーンなどの装備も充実していていいですね。フィンザンバーも分離して武器として使用可能など、全体的なアイデア性の高さも感じられます。
メルクワンユニットと組み合わせてメルクワンガンダムの完全体を再現するのもいいですし、ジョイントパーツを使えばその他のキットにも装備して楽しめます。水中用のオプション武装はそんなにないので、ビルド系キットと組み合わせるなどすれば、より印象的な水中格闘シーンなどが演出できそうですね。
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3 件のコメントがあります。
匿名
on 2020年3月17日 at 00:50 -
ウォーターニードルガンの小銃部分はコアガンダム付属のコアスプレーガンに交換して組むことは可能なのですか?
nori
on 2020年3月17日 at 22:12 -
コメントありがとうございます!
コアガンダムのスプレーガンは、上部が出っ張っているのでウォーターニードルガンに組み込むことはできないみたいですね。
匿名
on 2020年3月18日 at 08:30 -
なるほどありがとうございます!