今回は、ゴトプラ 丸亀城のレビューをご紹介します!
ゴトプラ 丸亀城は、2018年の西日本豪雨の影響で崩落した石垣修復支援のために作られた、丸亀城のご当地プラモデルです。今回、身内が訪れた香川県丸亀市のお土産として貰ったものになります。価格は1,100円。
ちなみに『ゴトプラ』とは、地名や名称をランナー上のパーツで表現し、更に文字を取り外して組み立てることで、本格的な建造物が完成するプラモデルになります。このゴトプラ 丸亀城は丸亀市ふるさと納税の返礼品や観光案内所などで購入が可能。
パッケージは棚のフックにひっかけて陳列するタイプ。透明のプラカバーで中身が見えるようになっています。裏面にはこのゴトプラ丸亀城の完成イメージや、被害を受けた丸亀城の写真も合わせて掲載されています。崩落写真は生々しいものがありますね。
プラモデルはPS素材。ランナーのふちもパーツになっています。捨てる部分が少ないので、ある意味エコなプラモデルと言えそうですね。
台紙の内側にはパーツ番号や組立方法が記載されています。ランナーにナンバーが印字されていないので、説明書を良く確認しながら組み立てる必要があります。幸いパーツ数が少ないので、全て切り出してから組み立てても間違えずに完成させることができると思います。
組み立て前はパーツが『丸亀』という文字に配置されています。ランナーを見るだけでも十分に楽しめますし、せっかくの文字が消えてしまうので組み立てるのが惜しいですね。2個買って一方だけ組み立てるのもあり・・・?
そして完成画像。難しくないので15分~20分もあれば完成させられると思います。堀や森林、石垣、本丸、二の丸、三の丸各種が細かく造形されていてリアル。
側面から。入り口から本丸にかけて高くなっている丸亀城の構造がよくわかりますね。ちなみに現在の丸亀城は石垣と天守のみで二の丸、三の丸はほとんどありません。なのでこのキットは昔の丸亀城を再現したものということになりそうです。
丸亀城は高さ日本一の石垣を有する「石垣の名城」として有名で、高い位置にあるお城なので上から丸亀市の街並みや夜景を見ることができますし、LEDの光やプロジェクションマッピングでライトアップされている時期もあるので観光するにも良いところです。
弄ると分解することもありますが、大部分が上下のダボで固定されているので、上から各部を抑えることで簡単にパーツがはまり込みます。
石垣のみの状態で。石段なども細かく造形されています。こう見ると石段の角度がかなり急なのがわかりますね。
ちなみに1/144サイズのガンプラと並べるとこんな感じ。膝くらいの大きさになります。
天守には向唐破風(むこうからはふ)※なども造形されています。※向唐破風(むこうからはふ)・・・丸みのある屋根のこと。
二の丸や三の丸をはめ込むと石垣のパーツが白化するのはちょっと気になるかも。
あおり視点から。これだけ細かく造形されていると、そびえ立つ実物の丸亀城を見上げているような雰囲気にもなりますね。
このままでも悪くはないですが、グリーン一色なので余裕があるときにでも塗装してみたいと思います。
以上です。ご当地プラモデルという特殊なカテゴリで価格も安価ですが、組み立ててみると各部が緻密に造形されていてリアル。天守や石垣、門などもかなり細かく造形されているので、丸亀城の小型ディスプレイモデルとしても十分に楽しむことができます。
ランナー状態は『丸亀』という文字が象られていてインパクトがありますし、そういった部分でも面白みのあるプラモデルになっていると思います。もし付近の道の駅やサービスエリア、売店などで見かけた際は記念として購入してみるのもいいですね。
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2 件のコメントがあります。
生餌
on 2023年5月13日 at 21:20 -
いつもと違うアプローチだったのでとても面白かったです。新しい発見を感じてワクワクしました。
nori
on 2023年5月14日 at 01:52 -
コメントありがとうございます!
ありがたいお言葉感謝ですm(_ _)m
たまにはこういったガンプラ以外のものをレビューするのも新鮮味があっていいですね!
自分もこんなのがあるんだ!と関心させられました!