今回は、RG 1/144 機動戦士ガンダム ラストシューティング ジオングエフェクトセットのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。
パケ絵はジオングの全身とフェイスアップが掲載されたRGフォーマット。ただしエフェクトセットなので、RGνガンダムのファンネルエフェクトセットと同じく、背景は赤のグラデーションになっています。
ジオングの全身はスカートアーマーのスラスターを噴射し、5連装メガ粒子砲からビームを放射するジオングの姿。さらに背景にはRX-78-2ガンダムのラストシューティングシーンが描かれるなど、このセットで再現できる姿での掲載となっています。
パッケージサイズはMGのVer.kaパッケージよりもさらに3cm程度高さがあります。1/100のMGだとたまに見かけるサイズですが、RGでこのサイズはおそらく初。年々ガンプラのパッケージが大きくなるのは気のせいですかね・・・；
横絵は片側が主にRGジオングの各種ギミック、反対側にエフェクトセットの詳細が掲載。特に各種ギミックの掲載内容は詳細に記載されていて、ジオングがあらゆる構造を持ったキットであることがよく分かります。もはやRGを超えたRG；
開封。
全部で18袋分のランナーです。
説明書はRGジオングの説明書とRG 機動戦士ガンダム ラストシューティング ジオングエフェクトセットの説明書が別々で用意されています。エフェクトセットの説明書にはRGジオングと未組立のRG RX-78-2ガンダムが必要と記載がありますが、どちらも組んだ後でもラストシューティングシーンをディスプレイさせることは可能です。
まずはRGジオングの説明書。ジオングのフェイスアップ画像が掲載されたRGのフォーマットです。ガンダムやザク、トールギスなどのフェイスアップはそこまでインパクトはないですが、ジオングの場合、独特の禍々しさがあるので初見はちょっとドキッとしました；汚しなども入っていてリアル。表情も悪そうですね（笑）
一通り説明書をどうぞ。
以上、RGジオングの説明書でした。パーツ数が多いのでその分組立時間はかかりますが、使用するパーツは部位ごとにまとめられているので、パーツを求めてランナーを探し回るようなことが少なく、比較的組み立てがラクになっています。脚がないですが、その分スカートアーマー内にもギミックが集約されています。外装の一部がアンダーゲート仕様なので、アンダーのゲートを切り残さないように注意が必要です。
カラーガイド。メイン外装で使われているブルーやグレー、部分的なイエローが2色あり、それに加えてパープルやダークグリーンなど、機体自体に色種が多いので、その分塗装には手間がかかります。それに加えて調色はどれも2色以上で構成されているので、なかなかハードな塗装となりそうです。各部がパーツ分割されていてマスキングする必要がないのは救いですね。
ではRGジオングの各ランナーを簡単に見ていきます。外装パーツは一部がアンダーゲート仕様になっています。
↑Aランナー。ブルー、パープル、ブラック、クリアーのイロプラランナーで、頭部や胴体部、ショルダーアーマーの外装パーツなど。
↑Bランナー。グレーとライトグレーのイロプラランナーで、ハンドパーツ（5連装メガ粒子砲パーツ）。多重整形のアドバンスド・MS・ジョイントが採用されています。一部にABSを使用。
↑Cランナー。グレー成型色で、頭部や胴体部、腕部、スカートアーマーなどの外装パーツ類。
↑D1ランナー。グレー成型色で、頭部や胸部、ハンドパーツ（5連装メガ粒子砲パーツ）などの各部外装パーツ類。
↑D2ランナー。グレー成型色で、胸部や腕部、スカートアーマーなどの各部外装パーツ類です。
↑Eランナー。ダークグレー成型色で、頭部や胴体部、スカートアーマーのフレームパーツなどの各部内部パーツ類。KPS素材です。
↑Fランナー。ダークグレー成型色で、スカートアーマーの内部やフレームパーツ類。KPS素材です。
↑Gランナー。ダークグレー成型色で、胸部スラスターや腕部内部フレームパーツなど。KPS素材で、同じものが2枚あります。
↑Hランナー。ダークグレー成型色で、スカートアーマー内部の大型バーニアと小型バーニア、スカートアーマー用のジョイントパーツなど。KPS素材で、同じものが2枚あります。
↑I1ランナー。ダークグリーン成型色で、肘関節やスカートアーマー、大型バーニア、小型バーニア、ランディングギアパーツなど。
↑I2、Jランナー。I2はダークグリーン成型色で、I1の一部と同じです。Jランナーはレッド成型色で、頭部や大型バーニア、小型バーニアパーツ。同じものが2枚あります。
↑K、L1、L2ランナー。Kはライトブルー成型色で、胸部やショルダーアーマーなどの外装パーツ類。L1は濃いイエロー成型色で、前腕外装パーツ。L2は淡いイエロー成型色で、頭部や前腕外装パーツです。
↑BA14、ACB-BAランナー。BA14はグレー成型色の軟式素材で、前腕5連装メガ粒子砲ディスプレイ用の支柱パーツです。ACB-BAはグレー成型色で、専用台座の底板とジョイントパーツです。アクションベース4や5からの流用。
↑ACB-BAランナー。上記のものと同じで、合計3枚あります。
↑ACB-5ランナー。グレー成型色で、専用台座の支柱やジョイントパーツ各種です。アクションベース5からの流用です。
↑リアリスティックデカール、黒リード線、赤リード線です。黒リード線は前腕5連装メガ粒子砲射出時に、赤リード線は大型バーニアに使用。
以上、ここまでがRGジオング単品にも含まれている内容でした。ここからRG 機動戦士ガンダム ラストシューティング ジオングエフェクトセットのみに含まれているアイテム類になります。
RG機動戦士ガンダム ラストシューティング ジオングエフェクトセット用の説明書。白黒で表紙がなく、組み立てのみが記載されたプレバンなどでよく見られるタイプの説明書になっています。RGジオングでは余剰となっているパーツを使うので、間違えないように注意が必要です。
では一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。素組みレビューでもご紹介しましたが、一部のパーツはカスタマイズシーンベース01やFigure-rise Effect ジェットエフェクトといった一般発売されているディスプレイ、エフェクトパーツと同じものです。組み立ては簡単なので、サクッと作ってディスプレイさせることができます。カラーガイドはありません。
ではRG機動戦士ガンダム ラストシューティング ジオングエフェクトセット用のランナーを簡単に見ていきます。
↑XA1、XA2ランナー。クリアーイエロー成型色で、頭部や大型バーニア、前腕5連装メガ粒子砲のエフェクトパーツ類。XA1とXA2では頭部用ビームエフェクトパーツ（画像下）の長さが違っています。
↑XB1、XB2ランナー。XB1はクリアーピンク成型色で、RG RX-78-2ガンダム（別売り）用のビームエフェクトパーツ。XB2はダークグレー成型色で、シーンベース用ジョイントパーツ、5連装メガ粒子砲の指先を固定するための手のひらパーツ、ジオングの頭部ディスプレイ用ジョイントパーツ、RG RX-78-2ガンダム（別売り）用の破損部分パーツ、武器持ち手です。
↑CSB-1Aランナー。グレー成型色で、ラストシューティングシーン再現用のシーンベースパネルパーツやディスプレイ用のジョイントパーツです。同じものが2枚あります。
↑I、SB6ランナー。Iはクリアー成型色で、小型バーニアのエフェクトパーツ用ジョイントパーツ。同じものが2枚あります。SB6はクリアーイエロー成型色で、腕部5連装メガ粒子砲用のビームエフェクトパーツ。同じものが5枚付属します。
↑Jランナー。クリアーイエロー成型色で、小型バーニア用のエフェクトパーツです。同じものが2枚あります。
↑ランナーを積むと全部でこれくらいに。まぁガンプラのなかではよくあるボリュームかと。画像左がRGジオング用、右がエフェクトセット用のランナーで、余剰パーツも多めです。
以上です。日に日に完成度が高まっていくガンプラですが、このRGジオングも、RGのなかでもかなり高品質なキットに仕上がっています。KPSの内部フレーム構造に移行したことで更に完成度が高まった印象ですね。
なので、アドバンスド・MS・ジョイント関節のヘタレや各部のぽろりなど、今回組み合わせたRG RX-78-2ガンダムの欠点がどうしても顕わになってしまうことも；RGもより高い完成度を目指し、Ver.2.0などでアップデートしていくといいですね。そして構造的にパーフェクトジオングも考慮されているようなので、こちらのキット化も期待したいですね。
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