こんにちは!今回は、PG 1/60 ユニコーンガンダム3号機フェネクスの説明書のレビューをご紹介します!
説明書はPGユニコと同じく分厚い冊子型。ブックレットのようなボリューム感満載の組立工程が掲載されています。ですが組み立てに関してはPGユニコとほとんど同じ。一度PGユニコを組んだことがあればうろ覚え感があってラクに組み立てられるので、説明書はほぼ流し見でも問題ないかなって感じです。
そんな中、フェネクスについての記述や解説はPGユニコとは違ったところもあるので、そのあたりを気にしつつ見ていきたいと思います。それと、いつも説明書のレビューはほぼ流し見でご紹介していますが、今回は説明書のみのレビューなのでちょいちょいコメントを挟みつつご紹介していきたいと思います。では早速どうぞ。(画像をクリックすると大きい画像がご覧いただけます。)
まずは表紙です。表紙はパケ絵の一部をカットしたフェネクスのフェイスアップ。
続いてフェネクスの詳細が記載されています。イラストはフェネクスのデストロイモードで、宇宙世紀でのフェネクスの立ち位置について掲載。フェネクスはアナハイム・エレクトロニクスではなくて地球連邦軍が作った機体なんですね。TV版ユニコーンでは副音声で続編をほのめかしていましたが、続編が作られるとしたらフェネクスは登場するのかな?って感じです。
次のページはフェネクスの各部の紹介です。デストロイモードとユニコーンモード。外装の金色は耐ビームコーティングのエマルジョン塗装とのこと。そしてステルス性も向上とのことですが、これだけキンキラキンだと何処にいても目立つような気がします^_^; ちなみにエマルジョンとは乳濁液のことで、エマルジョン塗装とは「ビニル系あるいはアクリル系のポリマーを乳化重合で製造する」とのことです。・・・・・よ~わかりません^_^;
続いてランナーの一覧です。って、多すぎっ!説明書にあるランナー番号☓2ってのもあるので、説明書に掲載してあるもの以上にボリューム大です。それから水転写デカールの張り方やゲートの切り方など。
このキットはかなりアンダーゲートが多く、外装を傷つけずに仕上がるようにしてあります。キレイに仕上がるのはいいんですけど、いっぺんに組み上げてしまおうという場合にはアンダーゲートはちょっと邪魔だったりします。カットする箇所がその分多くなりますので。
組み合わせるときもアンダーゲートを切り忘れるとパーツ同士の組み合わせが悪くなったりするので、説明書を見ながら適切にアンダーゲートをカットしていかないといけません。まぁ、ヤスリがけも素組み状態でもキレイに仕上がるのはすごくありがたいんですけどね。
まずは台座の組み立てから入っていきます。ピンクのライン内にはLEDユニットの組み込み方法が掲載されています。このあたりはかなりわかりやすくていいですね。
続いて胸部です。あぁ、PGユニコ組み立ての時は間違えて組んで無理やり分解したなーって懐かしく思いました(笑)
胸部は各箇所が固めですし胸部内にパーツがしっかりと隙間なく組み込まれるような形になっています。凝縮されている分間違えると噛み合わないですし分解が難しいので、説明書を見ながら間違えないように組んでいきましょう。それにしてもこの構造は見事ですよ、ホント。
ここまではPGユニコーンガンダムの説明書とほぼ同じです。ただし各部組み立て前の全身画像はきっちりフェネクスに変更してあるのと、POMパーツとPC(ポリキャップ)の『ライトグレー』と『ダークグレー』記載下には『Light gray』や『Dark gray』と、その他の日本語下にはそれに応じた英語表記がしてあります。このあたりは外国の方でも組み立てやすいように親切な説明書にしてありますね。ちなみにバンシィはPCユニコと同じで英語表記はありませんでした。
ここからもだいたいPGユニコと似ていますが、付属装備品の種類によってちょいちょい違っている感じです。ビーム・ガトリングガンがなくてアームドアーマーDEが付属しているって感じ。ですが組み立て方は同じです。アームドアーマーDEもバンシィに付属していたものと同じ。パーツの殆どが使いまわしパーツによって構成され、それで4万円以上するっていうのだから、いい商売してますね、バンダイさん^_^;
以上、ここまでがPGフェネクスの組立工程でした。アームドアーマーDEのアームなんかはフェネクス独自のパーツですね~。あと頭部と。っていうか新規パーツはそれだけです_| ̄|◯ まぁこのメガサイズモデルキットを一から開発しようと思うと相当な力量がいると思いますし、同じようなキットでもバラエティよく楽しめるのは逆にありがたいのかもしれません。PGユニコだけだとちょっとつまんないですしね。骨の髄までしゃぶりつくせるって感じです(笑)(言葉が悪い?)
ここからはユニコーンモードからデストロイモード・アンチェインドへの変形(変身)方法の解説です。説明書のサイドに『ASSEMBLE-組立-』、『TRANSFORM-変身-』、『DISASSEMBLE-分解-』と分けてあるので今何処のカテゴリなのかわかりやすくなっています。
『DISASSEMBLE-分解-』ではLEDユニットを組み込むための分解方法が記載されています。
最後にも解説ページがあります。このページはアンチェインドの詳細や機動戦士ガンダムUCの語録みたいなのが記載されています。半分は英語。アンチェインドはデストロイモードの物足りなさを補うような形態になっているのでかっこいいです♪ ディスプレイしておくならやっぱりアンチェインドがいいですね、ライトアップすると良く光るし。
以上です。ザックリとご紹介していきましたがお楽しみいただけましたでしょうか。ほぼ説明書なので味気ないっちゃあ味気ないですが、HGやMGの説明書とくらべても厚みがありますし、読み物としても少しは楽しめるものになっていると思います。PGユニコの説明書には福井晴敏氏のコメントがありましたが、フェネクスにはさすがになかったですね、残念^_^;
では次回はランナーを一通りご紹介していきます。ここまでキット、パッケージ、説明書とご紹介してきたので、次回でPGフェネクスの全てを網羅しちゃいますね~。最後も抜かりなくご紹介していきたいと思います。お楽しみに。