MG フルアーマーガンダム（ブルーカラーVer.）のパッケージ・ランナーレビュー

今回は、MG 1/100 フルアーマーガンダム（ブルーカラーVer.）のパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。

パケ絵は都市部に佇むフルアーマーガンダムの姿が掲載。2016年の『エクストラタイプMS支給キャンペーン』にてこのブルーカラーが登場したようですが、その時の案内ホームページに掲載された画像そのままに、戦場と化した都市が背景に描かれているようです。

パッケージサイズはMG Ver.Kaなどのよくあるサイズと同じです。新旧のフルアーマーガンダムでサイズを図るあたり、なんの因果か・・・・（笑）

開封。MGなのに割とがっつりシールがあるのが気になります；

全部で9袋分のランナー。素体のMGガンダム2.0に加え、フルアーマー用各部装甲パーツとカラバリによる余剰パーツが大量に付属するため、このボリュームになっています。

説明書は専用のものが付属。近年はプレバンのMGでもカラーになっていたりしますが、このブルーカラーの説明書はモノクロになります。塗装済みキットを使った合成画像かもしれませんが、イラストっぽくて様になってますね。

一通り説明書をどうぞ。

以上、説明書でした。組立自体は2010年6月に発売されたMG FA-78-1 フルアーマーガンダムと全く同じです。ですが外装のカラーリングが異なるため、それに合わせてパーツに（カラー）の追記がされています。余剰パーツが大量に付属するので、説明書最初のページに記載されている使わないパーツを予めカットしてから組み立てたほうが、迷いがなくて組み立てやすいかと。

カラーガイドは比較的シンプルで、調色も難しくなさそうですね。ただ、通常版とは配色が違うので、マスキング塗装はやや大変かも。腹部やソール、ふくらはぎなど、いかにも現代の重機っぽい意匠が各部に見られるので、できれば塗装などではリアルさを出したいところです。全身ブルーというのはリアルな重機感を出すのが難しかったりするので、塗装では技量が求められるキットかもしれませんね。

では各ランナーを簡単に見ていきます。

↑Aランナー。ホワイト、オレンジ、ブルーのイロプラランナーで、胴体部やコア・ファイター、脚部パーツなど。

↑B、Cランナー。Bはブルー成型色で、胴体部や肩部パーツ。Cはクリアー成型色で、頭部パーツ、コア・ファイターの台座やキャノピーなど。

↑Dランナー。ブルー成型色で、頭部やサーベル柄、コア・ファイターパーツなど。

↑Dランナー。イエロー成型色で、頭部アンテナパーツ他。

↑Eランナー。ブルー成型色で、胴体部や腕部、脚部パーツなど。

↑Fランナー。ホワイト成型色で、腕部や脚部パーツ。

↑Gランナー。グレー成型色で、手甲パーツや脚部内部パーツ、バックパックなど。

↑Hランナー。グレー成型色で、頭部や胴体部などの内部フレームパーツ。ABS樹脂素材です。

↑Iランナー。グレー成型色で、バックパックや腕部の内部フレームパーツ、ハンドパーツなど。ABS樹脂素材です。

↑Jランナー。グレー成型色で、脚部内部パーツ類。ABS樹脂素材です。

↑Lランナー。オレンジ成型色で、ヘリムコアや関節の丸モールド、各部ダクトパーツなど。

↑Mランナー。ダークグレーとブルー成型色で2枚あります。フルアーマーガンダムの上半身各部装甲パーツ。ダークグレー成型色のものはほとんどが余剰になります。

↑Nランナー。ダークグレーとブルー成型色で2枚あります。フルアーマーガンダムの下半身各部装甲パーツ。こちらもダークグレー成型色のものはほとんどが余剰になります。

↑O、Pランナー。共にメタリックグレー成型色で、キャノン砲や2連装ビームライフルパーツ、バックパックパーツなど。

↑SB1、ゲルシート、ポリキャップ（PC-202）です。SB1はクリアーピンクのサーベル刃パーツ。

↑ホイルシール、水転写デカールです。

以上です。ゲルシートによる追加装甲の貼り付けは、アイデアとしてはなかなか面白いですし、内外の形状を変えることなく取り付けられるという意味では、完成度が高いと言えるのかもしれません。ですが粘着力が弱いため、どうしてもポロリに悩まされるのは痛いところです。この仕様を維持したいなら、別途両面テープなどで貼り付ける必要がありそうですね。

現代ならサンボル版のように細部に注力して組み合わせを考えるということも可能ですが、新造されるとどうしてもスタイリッシュになってしまいそうなので、昔ながらの味を残しつつ、リメイクなどされるなら嬉しいですね。