今回は、HG 1/144 FA-78 フルアーマーガンダム サンダーボルト版のパッケージ・ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵は右腕の2連装ビームライフルで射撃体勢を取るサンダーボルト版フルアーマーガンダムの姿が掲載。左腕に5連装ロケット・ランチャー、背部のサブアームに2基のシールドを装備したフル装備仕様で、背景にはサンダーボルト宙域の稲妻、ビームライフルの砲口にはビーム収束波が描かれるなどリアルなイラストになっています。おそらく劇中、テスト飛行にて、巨大なビル（デブリ）を射撃するシーンを描いたものかと。
パッケージサイズは一般的なHGよりも0.5cm程度高さがあります。フルアーマーガンダム本体も肉厚ですが、複合武装のランドセルやプロペラントタンク、2連装ビームライフル、5連装ロケット・ランチャーなどの大型武装を多数装備しているのでこれくらいにはなりますね。
横絵は付属のスタンドを使用した全身画像やフル装備状態でのポージング、各部形状などが簡単に掲載されています。全ての武装を解いて並べた画像はなかなか圧巻。
開封。
全部で4袋分のランナーです。
説明書は大判B5サイズ。表紙はHGUCなとど同じく塗装済みキットが掲載されたものになります。
一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。このサンボル版フルアーマーガンダム（漫画版）が発売されたのは2013年。時期的にHGガンダムAGE系の終盤からビルドファイターズ初期にかけてなので、各部にポリキャップを多用しつつ完成度が高められています。ただコストの関係からか、部分的に合わせ目ができたり、サブアーム裏に肉抜き穴があったりと少し気になるところも。
カラーガイド。調色自体はそこまで複雑ではないですが、脚部やバックパックのアポジの塗り分けが難しそうですね。脚部は少しパーツ分割されているのでラクですが、バックパックのアポジは一体成型なので細かな塗り分けが必要です。
アポジの塗り分けは、枠に沿ってスジボリをし、マスキングして水性塗料で塗装。はみ出た部分をマジックリン溶液（水1+キッチンマジックリン1）で落としてエナメルでスミ入れ。内部はエナメルのブラックで塗装などがよろしいかと。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。ホワイト成型色で、頭部や胴体部、肩部、ハンドパーツ、ランドセル本体や2連装ビームライフルパーツなど。
↑Bランナー。ホワイト成型色で、腕部や脚部パーツ、ランドセルやプロペラントタンクパーツ、シールドパーツなど。
↑Cランナー。ダークブルー成型色で、胴体部や腕部、脚部パーツ、2連装ビームライフル、背部の大型ビーム砲パーツなど。
↑D1、D2ランナー。ワインレッド成型色で、胴体部パーツや肩部、脚部スラスター、脚底パーツ、シールドパーツなど。
↑Eランナー。ブラック成型色で、ソール部やランドセルのエネルギーパック、背部6連装ミサイル・ポッド、2連装ビームライフルや5連装ロケット・ランチャーパーツなど。
↑Fランナー。グレー成型色で、サブアームや背部の大型ビーム砲、2連装ビームライフルパーツ、台座パーツなど。
↑Gランナー。グレー成型色で、腕部や脚部などの各部関節パーツ。
↑ポリキャップ（PC-001）、SB1ランナー（クリアピンク成型色のビームサーベル刃）です。
↑ホイルシール、マーキングシールです。
以上です。HGサンダーボルトシリーズはDECEMBER SKYの主要MSはある程度キット化されていますが、ア・バオア・クー戦でのゲルググやサイコミュ高機動試験用ザク（通称タコザク）などはキット化されていません。
BANDIT FLOWERもアトラスや陸戦型ガンダムS型などはキット化されましたが、その他のアッガイやザニーなどはキット化されず。サンボル版グフを含め、ぜひキット化してほしいものが多いので、しばらく音沙汰ないですがなんとかHG化を遂げて貰いたいですね。
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キットの組み立てには『ヌルっと切れる片刃ニッパー』を使用しています。切れ味はもちろん優秀。薄刃ですが強度が高く、長持ちするのでおすすめです。⇒ヌルっと切れる片刃ニッパーのレビューはこちら
