HG ゲルググメナースのパッケージ・ランナーレビュー

今回は、HG 1/144 ゲルググメナースのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。

パケ絵はMMI-M635Dビーム・ライフルで射撃体勢を取るゲルググメナースの姿が掲載。後続としてマグヌスグラディウス特斬槍を構えるもう一体のゲルググメナースも合わせて掲載されています。背景は背部にボレロSを装備した宇宙仕様ということで、背景も宇宙での戦闘シーンが描かれています。劇中では宇宙での戦闘シーンはなかったと記憶しているのでこれはイメージかと。

パッケージサイズは一般的なHGよりも縦横が1cm程度、高さが3cm程度大きめ。ゲルググメナースは他のHGに比べて少し大きいのと、背部装備するボレロSや武装類が多めに含まれるため、この大きさになっているようです。ルナマリア・ホーク専用機とは同じくらいの大きさ。

開封。

全部で6袋分のランナーです。

プレバン商品ですが、説明書は一般発売の商品と同じカラー仕様でした。機体解説やストーリー解説、そして用語解説として「コンパス」についても記載されています。ちなみにコンパスはオーブ、プラント、大西洋連邦が組織した世界平和監視機構のこと。

一通り説明書をどうぞ。

以上、説明書でした。組み立ては簡単に、可動は十分にを意識したSEEDアクションシステム構造でかなり最適化されています。もはや欠点と呼べる部分はないくらいの完成されたフォーマット。ただ、ボレロのウイングふちの色分けはシールなので、今後の課題はどう強度を保ちつつ、パーツによる色分け再現度を高めるかといったところですかね。

カラーガイド。調色が細かく色種もかなり多め。見た感じそこまで細かな色分けがされているようには見えないですが、ボレロの各部も細かく色分けするとなるとこれくらいの色種になるようです。塗装が大変だ・・・・；

では各ランナーを簡単に見ていきます。

↑↑Aランナー。ライトグレー、グレー、ブルーのイロプラランナーで、M71ペレグリヌス6連装近距離誘導弾発射筒（ミサイルランチャー）、MAM-G3L1 インフェルヌス電磁砲（リニア砲）、ビームライフルパーツ。一部パーツはKPSです。

ルナマリア・ホーク専用機からの流用ですが、右側の強化ビーム・ライフルパーツが省かれ、通常のビーム・ライフルパーツやペレグリヌス6連装近距離誘導弾発射筒パーツが追加されています。

↑C1、C2ランナー。グレー成形色で、胴体部や腕部、脚部などの内部・関節パーツ。KPS素材です。以下、しばらくルナマリア・ホーク専用機からの流用ランナーです。

↑D1、D2ランナー。マットなブルー成形色で、頭部や胴体部、腕部、脚部などの各部外装パーツ。こちらもKPSっぽい素材になっています。

↑E1、E2ランナー。E1はダークグリーン成形色で、胴体部やレフルジェンスビームシールドパーツ。KPSっぽい素材です。E2はグレー成型色で、試製35式改レールガンパーツ。KPS素材です。

↑F1、F2ランナー。F1は少し青みのあるホワイト成形色で、頭部とさかや肩部、脚部、前腕部などのダクトパーツなど。F2はクリアピンク成形色のマグヌスグラディウス特斬槍用ビーム刃です。

↑G、H1、H2ランナー。Gはダークブルー成形色で、頭部モノアイや胸部装甲、肩部や膝部、ソール部パーツなど。同じものが2枚あります。H1はオレンジ成形色で、腰部ダクトやアンクルアーマーパーツ。H2はクリアブルー偏光樹脂素材で、レフルジェンスビームシールドパーツです。

↑XA1ランナー。ライトブルー成形色で、ボレロSのバックパック基部やウイングパーツ。KPS素材です。HG ギャンシュトローム（アグネス・ギーベンラート専用機）からの流用ランナー。

↑XA2、XB、SB-6ランナー。XA2はXA1の一部と同じ。XBはグレー成型色で、ボレロBのスラスターパーツです。

↑ポリキャップPC-7、ホイルシールです。

以上です。キットレビューでもお伝えしましたが、劇中に登場したゲルググメナースは大気圏用のボレロAを装備していたので、できればオプションパーツセットとしてでもボレロAを単体でキット化してもらいたいですね。カラーリングはもちろん一般機仕様。まさか背部を大気圏用のボレロAに変更したゲルググメナースをそのままキット化してくるなんてことは・・・；