MG 新機動戦記ガンダムW EWシリーズ用拡張パーツセット（敗者たちの栄光仕様）のパッケージ・ランナーレビュー

今回は、MG 1/100 新機動戦記ガンダムW EWシリーズ用拡張パーツセット（敗者たちの栄光仕様）のパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。

パケ絵はこの拡張パーツセットを組み付けて再現したアルトロンガンダムEW（フーティエ装備）、ガンダムデスサイズヘルEW（ホーネット装備）、トールギスⅡ（ヒートサーベル装備）がそれぞれ掲載。ただし、各部に装備したフーティエやツインビームシザース、ホーネット、ヒートサーベルなどが白いドロップシャドウで強調されての掲載となっています。

白枠で注意事項も掲載されていますが、このキットにMGアルトロンガンダムEW、MGガンダムデスサイズヘルEW、MGトールギスⅡは付属していないので注意です。

パッケージサイズは一般的なHGよりも横幅が1cm程度大きく、高さは1cm程度薄型。1/100サイズのMGですが、拡張パーツのみなのでボリュームは少なめです。

側面にはこの拡張パーツセットに付属している装備が一通りと、各部位に装備した状態、そしてこちらにも組み付けるキット本体が付属していないことが記載されています。

開封。

全部で5袋分のランナーです。

説明書は屏風タイプで、片面がカラー。特に表紙などはなく、デカールガイド、パーツリスト、組み立て、カラーガイドが掲載された最低限の説明書になっています。できれば敗栄版装備について解説があると嬉しいですが、プレバンの拡張パーツセットなのでまずないですね；

一通り説明書をどうぞ。

以上、説明書でした。組み付けるキットの成型色に合わせてありますし、できるだけ合わせ目などが出来ないような構造になっていて出来はいいと思います。ただ、組み付け先のキットが経年劣化でヘタれており、背部に装備したフーティエなどはドラゴンハングとの干渉で外れやすかったり、ホーネットを装備した腰アーマーがふらつきやすかったりもしたので、多少元キットのメンテナンスをしておいたほうがいいかもです。

カラーガイド。大部分の色味はMGアルトロンガンダムEWと同じになっていますが、これで塗装してトールギスⅡやデスサイズヘルと組み合わせても違和感はなさそうです。気になるならトールギスⅡやデスサイズヘルのカラーガイドを参考に塗装すると良いかと。塗装するとヘタレた各部がカッチリとするのがいいですね。

では各ランナーを簡単に見ていきます。

↑WA1、WA2ランナー。ダークグレー、グレー、レッド、ホワイトのイロプラランナーで、ガンダムデスサイズヘルのホーネットやツインビームシザース用パーツ。

↑WB1・WB3、WB2ランナー。グレー成型色で、アルトロンガンダムのバックパックやフーティエ、トールギスⅡのヒートサーベル用パーツなど。

↑WC1・WC3ランナー。ホワイト成型色で、アルトロンガンダムのフーティエやトールギスⅡのヒートサーベル刃パーツ。

↑WC2、WD1、WD3ランナー。WC2はWC1・WC3の一部と同じです。WD1、WD3はイエロー成型色で、アルトロンガンダムの肩部や前腕パーツ、フーティエのビームキャノンパーツ、トールギスⅡのヒートサーベルパーツです。

↑WD2、WE1、WE2ランナー。WD2はライトグレー成型色で、トールギスⅡのヒートサーベルやヒートサーベルホルダー、ヒートサーベル専用の持ちてパーツなど。WE1、WE2はグリーン成型色で、アルトロンガンダムのフーティエ用パーツです。

↑Eランナー、ホイルシール、水転写デカールです。Eはクリアーグリーン成型色で、ツインビームシザース用のビーム刃。

以上です。敗栄版オリジナル仕様の装備は今のところ、MGガンダムデスサイズ（ルーセット装備）、MGガンダムヘビーアームズ（イーゲル装備）、MGシェンロンガンダム（タウヤー装備）、MGガンダムサンドロック（アーマディロ装備）がキット化されています。

この拡張パーツセットでガンダムデスサイズヘル、アルトロンガンダム、トールギスⅡの装備が追加されましたが、ガンダムヘビーアームズ改、ガンダムサンドロック改の宇宙用装備やガンダムサンドロック（アーマディロ装備）のVer.2、ガンダムヘビーアームズのダムゼルフライ装備、ガンダムエピオンのシュツルムウントドランク装備などが残っているので、そちらも続いてキット化されることを期待したいですね。

この度トールギスFもキット化されましたし、それにはトールギスに対応するヒートランス（テンペスト装備）やヒートハルバードも付属しています。このように少しずつでも補完されていくのはファンとしては嬉しいですね。