今回は、一番くじ ガンプラ2021 E賞 ENTRY GRADE RX-78-2ガンダム ソリッドクリアリバースのレビューをご紹介します！
一番くじ E賞 ENTRY GRADE RX-78-2ガンダム ソリッドクリアリバースは、セブンイレブン他でくじを引くことで当たるガンプラ、ガンプラ関連アイテムの一つです。一般発売されたENTRY GRADE RX-78-2ガンダムの一部をクリアーパーツで再現。
2021年5月に一般発売されたENTRY GRADE RX-78-2ガンダム（以下、通常版）をベースに、赤成型色のパーツがクリアーレッド成型色で再現されています。ニッパーなどの工具は必要なく、ランナーからパーツを手で取り外して組み立てることができるタッチゲート仕様のキット。
クリアーレッド以外の成型色は、ホワイトが少し異なり、真っ白な成型色に変更されています。その他のブルー、イエロー、グレーは通常版と同じ。シールは付属せず、組み立てるだけで十分な色分けが再現されています。
ポリキャップは不使用。すべてパーツによる構成で、組み立て直後の関節強度は高め。自立も安定しています。
ビームライフル、シールドが付属。
頭部。アンテナ中央や額のセンサー、くまどり、顎など、目が行きやすい箇所がクリアーレッドパーツで再現され、少し締まった印象に。クリアーパーツがきらびやかな感じになっているのもいいですね。左右のダクトはグレーに、こめかみのバルカンは黄色に塗り分けが必要。
メット部は合わせ目ができないパーツ構成。後頭部センサーは赤く塗り分けが必要です。
胴体部。エアインテークやヘリウムコア、腰部V字など、通常版と同じく各部がパーツできっちりと色分けされています。腹部やV字周りはクリアーレッド成型色での再現。
背部は通常版とほとんど変わらず。リアアーマーのヘリウムコアは薄型です。バックパックは1個パーツ構成ながら、バーニアがしっかりと突き出た形状になっているのは見事。
腹部はボールジョイント接続で、前屈やねじるような動きも再現可能。
腰アーマー裏は簡易的な作り。フロントアーマーは展開が可能です。
腕部。通常版と大きな変化はないですが、白成型色が純白になっているので清潔感がありますね。二の腕、前腕共に合わせ目ができない作り。
脇は大きく上下可動させることができます。
脚部も通常版と大きな変化はないものの、純白の成型色統一されていて締まった印象があります。
大腿部は前後挟み込みタイプですが、側面にできる合わせ目はモールドっぽく造形。膝から下は後部とスネに合わせ目ができます。膝から分離し、モナカ割構造なので合わせ目を消すのはラクかと。
ソール。脚底はクリアーレッド成型色での再現で少し印象が違っています。つま先は扁平型でシャープに造形。アンクルアーマーは1個パーツ構成。ボールジョイント接続でフレキシブルに可動します。
HGUC RX-78-2ガンダム（REVIVE版）と並べて比較。REVIVE版はかなりスタイリッシュなので、程よいプロポーションのENTRY GRADEは造形バランスが良く見えますね。ただ、可動や強度といった部分ではREVIVEのほうが分があります。
塗装済みですがHG RX-78-2ガンダム（021）、THE ORIGIN版ガンダムと並べて比較。ENTRY GRADEが一番低価格ですが、それを感じさせないほどの作りになっているのがスゴイですね。
更に横浜ガンダム、BEYOND GLOBALとも並べて比較。どちらのガンダムもクセがスゴイです；
簡易的な構造ながら、首や腕は高くまで上がりますし、腹部も柔軟。簡易的な構造ながら高可動域も実現した優秀なキットになっています。
キットの構造は通常版と同じなので、各部形状や構造、可動域の詳細については以下のリンクから通常版のレビューをご参考くださいm(_ _)m
ビームライフル。3個パーツ構成で作りは簡易的。細身ながらもシャープでデザイン性は高いです。成型色、形状共に通常版と同じです。
本体部分はモナカ割で上下に合わせ目ができます。
センサーは左右にスイング可能。センサー表面は黄色く塗り分けが必要です。フォアグリップは可動せず。リアアーマーへのマウントギミックはありません。
シールド。こちらは表面の赤がクリアーレッド成型色になっているため、内部のダボ穴などが確認でき、メカニカルな雰囲気が出ています。
グリップは組み替えることで角度変更が可能。バックパックにマウント可能です。
武器を保持した状態で通常のENTRY GRADE RX-78-2ガンダムと並べて比較。白成型色とクリアーレッドで色味が違っているため、印象が少し違っています。
組み立て後の関節強度が高いのと、腰部や肩部などのボールジョイント軸が硬いので、割と力を入れてグリグリ動かしても破損しにくいようになっています。おかげでポージング時もあまり気を使うことなく動かせるのがいいですね。
ただし、肩のボールジョイントは徐々に外れやすくなってくるので、その点は注意が必要です。武装類はどちらもハンドパーツとグリップとの保持強度が高いので全く外れることなくポーズを取ることができます。
外装がピュアなホワイトなのと、赤がクリアーレッド成型色で少し上品さが感じられるキットになっています。クリアーレッドもそこまで内側が見えないので、メカニカルで深みのある赤な感じがしますね。
REVIVE版からビームサーベル刃を拝借して。背部のサーベル柄に問題なく組み付けることができます。通常版と同じくビーム刃が付属しないのはちょっともったいない感じがしますね。幸い12月に発売されるフルウェポンセットには付属するようです。
適当に何枚かどうぞ。
以上、一番くじ E賞 ENTRY GRADE RX-78-2ガンダム ソリッドクリアリバースのレビューでした。
続いて一番くじ E賞 ENTRY GRADE RX-78-2ガンダム ソリッドクリアリバースのパッケージ・ランナーレビューです。
パッケージは通常版ENTRY GRADE RX-78-2ガンダムのような箱型ではなく、ライトパッケージVer.と同じビニール包装になっています。
説明書。ランナーのパーツ配置などが細かく記載されています。パーツは四肢などが左右対称のパーツ配置になっていてわかりやすくなっています。
パーツ数を抑えつつ、ツインアイや腰部V字までパーツで細かく色分けされているという、効率のいいパーツ構成になっています。パーツ数が少ないので組み立ては簡単。ニッパーなどの工具類も必要ないですし、パーツが手で切り離せるのでより短時間で組み立てることができます。組み立ては早くて30分～40分程度かと。
ガンプラの入りを目的としたキットなので、ガンダムやガンプラについて細かく記載されています。
↑A1、A2、A3ランナー。グレー、イエロー、クリアーレッド、ブルーのイロプラランナーで、頭部や胴体部、四肢関節などの各部パーツ、ビーム・ライフル、シールドといった武装類のパーツです。
↑B1、B2、B3、B4ランナー。ホワイト成型色で、頭部や胴体部、四肢などの各部パーツです。特にB3とB4は左右対称で同じパーツが配置されています。
以上です。はじめは赤成型色パーツがクリアーレッドなだけなのかと思いましたが、実際のキットでは外装の白も変更されていてとても美しい清潔感のあるキットになっていますね。クリアーレッドも締まった感じがして上品ですし全く違和感もありません。
ビームライフルとシールドが付属し、可動域も広いのでポージングの自由度は高いですし、組んだ直後の関節強度も高いのでポージングはストレスなく楽しむことができます。今回の一番くじの景品としては注目度がやや低いかもですが、実際に組んでみるとそれを感じさせないくらいの良キットでした。
⇒楽天で一番くじ ガンプラ2021を探す
⇒駿河屋で一番くじ ガンプラ2021を探す
⇒ヤフーショッピングで一番くじ ガンプラ2021を探す
