今回はスジボリ用ガイドテープとタイラー(プラモヤスリ)のレビューをご紹介します!
ハイキューパーツのスジボリ用ガイドテープは、その名の通り、スジボリをする時にパーツに貼り付けることで、スジボリを真っ直ぐなラインになるようガイドしてくれるスグレモノツールです。スジボリするときには必需品のアイテムですが、意外と販売しているメーカーは少なく、だいたいハイキューパーツかスジボリ堂のものが主流となっているようです。
そしてタイラーはsatellite(サテライト)から発売されている平面出し用やすりです。紙やすりでヤスリがけしているとどうしても角が丸くなってしまいがちですが、このタイラーを使うことで角を落とすことなく、平らな平面を残してのヤスリがけができるスグレモノツールです。
ではまずハイキューパーツのスジボリ用ガイドテープから見ていきます。これまでスジボリ堂のガイドテープを使っていましたが、今回はハイキューパーツのものを買ってみました。透明感がある6mmという細身のガイドテープです。この他にも3mmのものが販売されています。
裏面にはガイドテープの詳細と応用例が記載されています。6mm幅を使うことで一定の距離のラインを測ることができるんですね。
左がスジボリ堂のガイドテープで、右がハイキューパーツのガイドテープです。スジボリ堂のものは裏面がフィルム状になっていて、テープをカットした後裏面のフィルムを剥がす必要があります。一方ハイキューパーツのものはセロテープのような状態なので、カットするだけですぐに使うことが出来ます。
接着面がフィルムで保護されている分、スジボリ堂の方が接着が良さそうな気もします。ですがこちらはテープに厚みがあって硬いので、何度も張り直していると浮き上がってしまったりします。浮き上がるとスジがずれてしまったりするので、ちょっとした使いづらさもあります。そして9mm幅と太めなので、細かい箇所にスジボリをしたいときには縦半分にカットして使うなど、余計な手間がかかります。
以前メタリックマスターの効果を調べた時に使ったプラ板(塗装済み)でスジボリ用ガイドテープの検証をしてみます。左がハイキューパーツのスジボリガイドテープで、右がスジボリ堂のガイドテープです。ハイキューパーツのほうが薄いので透明感があります。接着力はどちらもほとんど変わらない感じでした。
0.2mm幅のBMCタガネを使ってスジボリをしてみます。厚みがある分、スジボリ堂のテープの方が安心してスジボリできますね。あまりずれることを気にせずスジを掘ることが出来ました。ハイキューパーツのガイドテープは薄いので少し不安はありましたが、実際にやってみるとそこまで気になる程ではなかったです。どちらもまっすぐなスジボリが出来ています。
サイズの大きいMGやPGなんかだとスジボリ堂の厚みのあるガイドテープのほうがラクそうですが、細かいHGやRGなどはハイキューパーツの細いガイドテープの方が使いやすいと思います。それと、ハイキューパーツの方が柔らかいので使い心地は良さそうですね。スジボリ堂のは堅めでクセがあるので、ちょっとストレスを感じることがありました。まぁこのあたりは使ってみてお好みでって感じですね。
次に、サテライトから発売されている平面出しヤスリ、タイラーです。タイラーはサイズが240(荒削り用)、300(エッジ出し用)、400(下地用)、600(仕上げ用)、800(磨き用)の5種類があります。(600で仕上げ用はちょっと疑問ですが^_^;)
コテやヘラ状のプラスチックに紙やすりが貼り付けてあるので、ヤスリがけしても一定の面が一度に削れるのでエッジが丸まらないというわけです。水研ぎもOKで、水を使ってパーツにヤスリがけすることもできます。
ちなみに水研ぎをすることでヤスリの目に粉がつきにくくなってヤスリが長持ちしたり、パーツを滑らかに研ぐことが出来たり、ヤスリがけした粉が周りに飛び散らないなどの効果があります。やすりの効果が落ちてきたら、タミヤなどの紙やすりをカットして両面テープで貼り付ければOK。タイラー自体の価格も294円(税込み)安いので、新たに購入してもいいかもです。
パッケージ裏面はとても優れていることが強調されていますね。そんなにか~・・・・・^_^;
中には3個入っています。
消しゴム&紙やすりなんかだとヤスリ面が平らではないので、どうしてもパーツの右側辺りが落ちてしまったり、左のエッジが消えたりしてしまいます。(汚い紙やすりでスイマセンm(_ _)m)
タイラーだと平面全体が一度に削れるので、角が落ちず、エッジが効いた状態になります。
先程消しゴム&紙やすりでヤスリがけした場所もタイラーで平らに修復しておきます。
まぁタイラーのような平面出しのヤスリアイテムは多数販売されているので、特にタイラーだからどうということはありません。ただ名前が昔のアニメで聞いたような名前なので親しみがあるだけのことです(笑)
ただ、こういった平面出し用のヤスリはガンプラでは保持しておいた方がいいですし、スジボリガイドテープもスジボリをしてリアルなパネルラインを演出したいなら必須のアイテムです。どちらも作業が捗る便利アイテムなので、これらを使って幅広いガンプラ製作を楽しみたいですね。
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