今回は、HGUC 1/144 ハイザックのパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します!箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。
パケ絵は120mmザク・マシンガン改を両腕で構えるハイザックの上半身が掲載。今のHGガンプラに比べると少し古さを感じるデザインです。背景には戦艦(宇宙巡洋艦?)から出撃するハイザックがモノクロで掲載されています。背景は機動戦士ΖガンダムのOPに登場するようなデザインになっているようですが、ΖガンダムのOPは前期も後期も特徴的で、シロッコのアップの後に登場する数機のハイザックも存在感があるものでした。
パッケージサイズは薄型。通常のHGサイズよりも1cm程度薄めで、横幅も0.5mm程度小さいです。
横絵も色使いなど、若干年代を感じさせるデザインになっています。今は撮影されたキットが形状に合わせてきれいにトリミングされた状態で掲載されていますが、この頃は背景紙を使った撮影画像がそのまま使用されています。今は定番となっている英語表記もまだありません。(英語表記は2016年頃から追加されています。)
開封。ランナー枚数は少なめです。
全部で2袋分のランナー。
説明書はA5サイズ(A4の半分)のペラ説明書になります。丁度HG鉄血のオルフェンズシリーズキットの説明書と同じサイズになるかと。表紙は今と変わらずの黒背景に塗装済みキットの全身が掲載。
では一通り説明書をどうぞ。
以上、説明書でした。組立工程は白黒ページにのみ記載。カラー面にはキットの各部詳細や塗装済みキットによるポーズ、ディテールなどの画像が掲載されています。組立工程に関しては、素組みレビューでもご紹介しましたが、二の腕や膝の動力パイプは曲げた状態で組み込むような構造になっています。なので浮いたり外れたりすることもあるので、少し不親切というか、不具合を感じます。今のキットでこれだとバッシングも多くなりそうなので、おそらく分割構造になるでしょうね。
カラーガイドは基本色も多く使われていますが、調色数も多く、凝ったガイドになっています。『パワーサプライヤー』と記載された動力パイプもカラーガイドが掲載されていますが、軟式の素材なのでマルチプライマーなどの塗料の食いつき度を高める溶剤を吹いてから塗装したほうがいいと思います。
では各ランナーを簡単に見ていきます。
↑Aランナー。サンドイエロー、ブルーグレー、イエロー、レッドのイロプラランナーです。各部関節パーツや外装パーツ、動力パイプ、ザク・マシンガン改用パーツなど。
↑Bランナー。ダークグリーンのランナーで、脚部やバックパック、胸部など各部外装パーツ類です。
↑Cランナー。グリーンの成型色で、脚部や頭部、腕部など各部外装パーツ類です。
↑ポリキャップ(PC-123プラス)、ホイルシールです。全体的なランナー、パーツ数は近年のHGに比べると比較的少なめ。構造が単調というのもありますが、その分組み立てやすくなっています。
以上です。1stの放送終了後、ガンプラブームから機動戦士Zガンダムの放送という流れの中で、ハイザックはザクの後継機ということもあって比較的知名度が高めだと思います。食玩やガシャポンなど様々なトイで多く商品化されているので、Ζガンダムの初期登場機体としても愛着のある方は多いのではないでしょうか。
自分もその一人で、ガシャポンでゼータやMk-Ⅱではなくハイザックだったときはがっかりもしましたが、忘れてはいけない名機だと思います。なので、ニーズもあると思うので、ぜひREVIVE化した新たなハイザックも見てみたいものですね。