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HGUC ドム・トローペン(ユニコーンVer.) レビュー

今回は、HGUC 1/144 MS-09F/TROP ドム・トローペン(ユニコーンVer.)のレビューをご紹介します!

HGUC ドム・トローペン(ユニコーンVer.)は、『機動戦士ガンダムUC episode4』に登場MS「MS-09F/TROP ドム・トローペン」の1/144スケールモデルキットです。UC登場時の特徴的なカラーリングを成形色で再現。ハンド・グレネードを装備した新規ハンドパーツが付属し、劇中の印象的なシーンが再現可能なキットになっています。価格は1,870円(税込み)。プレミアムバンダイ限定の商品です。

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ドム・フュンフをベースに熱帯地方、特に砂漠地帯の環境への最適化を目的に再設計された機体で、劇中ではトリントン基地襲撃時に登場。デザートザクやドワッジとともに連携攻撃を行ったジオン軍重MS「MS-09F/TROP ドム・トローペン」がHGUCでキット化。

2000年11月に発売されたHGUC ドム・トローペンをベースに、サンドブラウンの特徴的なカラーリングを成形色で、ハンド・グレネードを装備したハンドパーツを新規造形で再現。その他、モノアイもピンクカラーでの再現となっています。「トローペン」はドイツ語で「熱帯」という意味。(英語では「トロピカル」)

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15年以上も前のランナーが流用されているため、近年のガンプラに比べると組み合わせが簡易的なところも。ですがドムらしい重量感ある機体形状はやはり魅力的で格好良く映りますね。

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成形色はブラウンとデザートイエローのカラーリングがを基調に、頭部に赤を配色。その他、内部・関節やバーニアなどがグレー、武装類がダークグレー成形色での再現となっています。

シールは頭部と手甲を補うくらいでわずか。エアスクープ口やヒートサーベル刃などを塗り分ける必要がありますが、素組みでも十分なくらいの色分けが再現されています。

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ポリキャップはPC-123プラスを使用し、全身各部に組み込みます。肘や膝関節はポリキャップとPSパーツ構成で関節強度はまずまず高め。各部のポロリも殆どないためポージングがしやすいです。厚みのある脚部によって自立による安定。ほぼ倒れることはありません。

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ラケーテン・バズ、90mmマシンガン、シュツルムファウスト✕4、ヒート・サーベル、ラケーテン・バズ用マガジン✕3、90mmマシンガン用マガジン✕2、90mmマシンガン用マウントパーツ、ハンド・グレネードを保持したハンドパーツ、平手(左)が付属。

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その他、余剰パーツがいくつか付属します。

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頭部はサンドカラーの頭部パーツに黒い十字型のシールを貼っての再現。中央にはユニコーンバージョンのピンクカラーモノアイシールを貼り付けて表情を再現します。

十字型の赤いフェイスカバーと首周りの動力パイプパーツを組み合わせるだけの簡単な構造。額のセンサーもピンク色のシールでの色分けとなっています。

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バストアップ。胸部は前後ではさみこむタイプで側面に合わせ目が出るようになっています。モールドが適度に入っているので、スジボリなどをせず、塗装するだけでも仕上がり具合は良くなりそうです。右胸の円形センサーは赤いシールでの色分けとなっています。

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腹部。グレーのパーツで色分けされ、腰部にかけても別パーツによって細分化されています。フロントアーマーはポロリはないですが、組み合わせ部分に余裕があるので少しふらついた状態になっています。

フロントアーマーやリアアーマーにはマガジンやシュツルム・ファウストをマウントするためのダボ穴が付いています。

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腕部。肉厚な形状で比較的シンプルなディテール。内部フレームはなく、外装と関節部のみで形成されています。二の腕外装は筒型になっていますが、前腕は前後挟み込みタイプになっていて真横に合わせ目が出るようになっています。ですがモールド化されているのでムリに合わせ目を消さなくてもそこそこいい仕上がりです。

ショルダーアーマーは前後挟み込みタイプ。上部と下部で別パーツ化されていますが、どちらも上側に合わせ目が出るようになっています。

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ハンドパーツは人差し指のみ可動する仕様になっています。武器を保持するときには引き金に指を添わせることができますし、ポージングでもちょっとしたアクセントを加えることができます。手の甲はサンドカラーのシールによる色分けとなります。

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脚部。ドムらしい重量感あふれる形状が楽しめます。太ももはモナカ割で中央に合わせ目が出る仕様。足首から下の部分は左右挟み込みタイプですが、前面にはパーツを取り付けるので後部に縦に合わせ目がでるくらいになっています。脚部は太もも、膝関節、膝から下で3つに分離できるので、合わせ目消しも比較的容易にできます。

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足首から下の部分。外側側面に特徴的な形状のエアスクープ(ダストフィルター付き)を装備。エアスクープはドム独特のエアクッション走行(ホバー走行)を実現するために大気を吸収するための装置です。ダストフィルターの先端はシールによる色分けとなります。

足裏は1個パーツによって肉抜き穴が出ない仕様になっていて、合わせ目もありません。適度なモールドが入っていてホバー部分のモールドも細かく再現されています。

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バックパック。ジオンというよりも比較的連邦軍のものに近いシンプルなディテールです。スラスターは別パーツによって色分けされていて、バックパック側面にはヒート・サーベルをマウントできるアタッチメントを装備。

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スラスター内部も簡単なモールドが入っていました。

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同HGUCシリーズの陸戦型ジム、そしてHGガンダムバルバトスルプスレクスと。UCのキット同士なのでサイズは同じくらい。鉄血のオルフェンズシリーズキットよりもやや小柄です。

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頭部の可動はごくわずか。頭部や胸部、内部のポリキャップの形状から、可動域はかなり制限されたものになっています。

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左右の首振りも同じく。首周りが狭いのと、頭部がスカート状になっているのでかなり可動が制限されています。

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ショルダーアーマーの干渉などから、腕部を水平に上げることもできませんでした。

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膝の可動も外装パーツが干渉するのでこの程度。

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腰部に前後に可動する箇所がないため、前かがみや胸張りといったアクションは全くできない状態。

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腰の回転もコックピットハッチやフロントアーマーの一部が干渉するのでわずかに可動するのみです。

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股関節に穴などの取り付け箇所がないので、アクションベースに付属しているU字型のパーツを使用してディスプレイさせます。

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そのままのせた状態だとわりとしっかりと保ってくれますが、脚を前後に動かしたりポージングをしたりすると前後に傾きやすくなります。

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腰部の各アーマー裏にモールドなどはないシンプルな作りになっています。

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リアアーマー内にある3基のスラスターはポリキャップによって適度に可動します。

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サイドアーマーも適度に可動。ここもポリキャップでの接続です。

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脚部前後への開脚はこの程度。ずんぐりむっくりな感じは拭えません^_^;

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外装パーツがぶっといため、膝の可動もこの程度。

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足首の可動もかなり少なめ。気持ち表現できる程度です。

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股関節が昔のタイプでボールジョイントのみによる接続なので、左右への可動もこの程度。

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足首は内側にはわりと曲がりますが、エアスクープがあることもあって外側にはほとんど可動しません。

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股関節のボールジョイントにより、内股、がに股も同じくらいの可動域になっています。

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立膝もこの程度。立膝になっているのかどうかも分からない状態。立膝には不向きのキットです。

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ラケーテン・バズ。砲身に大きな防盾を装備した特殊なスタイルが特徴。センサーなども付属した360mmロケット弾発射式バズーカです。ちなみに『ラケーテン』とはドイツ語でロケットのこと。

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マガジンは本体に脱着可能。マガジンも本体もモナカ割で中央に合わせ目が出る仕様になっています。

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グリップは適度に可動。

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防盾裏にはグリップが別パーツで付属。表裏共にモールドがデザインされていて見た目もしっかりとしています。

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グリップは軽めですが、ポロリするほどではなくまずまず保持してくれます。ラケーテン・バズの重量は比較的軽いので腕部に影響はありません。

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90mmマシンガン。本体部分はモナカ割の2個パーツによる組み合わせ。なので中央に合わせ目が出るようになっています。

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マガジンは脱着可能。一度外すと外れやすくなるので、ポロリにやや注意です。(個体差があるかもです。)

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こちらも人差し指をグリップに通してしっかりと保持させることができます。

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マウントパーツを使用することで90mmマシンガンをリアアーマーにマウントさせることができます。マウント時にはマガジンを外しておきます。

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付属する3基のラケーテン・バズ用マガジンはフロントとリアアーマーにマウント可能。

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裏面には『S(サイド)』、『R(リア)』、『F(フロント)』が印字されていて、どの箇所に固定させるか配置が決まっています。これらのマガジンをラケーテン・バズにマウントさせることはできない仕様になっています。

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シュツルム・ファウストはリング型のマウントパーツを使用してリアアーマーにマウントさせます。

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シュツルム・ファウストをリアアーマーにクロスさせてマウントさせます。上部2箇所は比較的ポロリし易いです。下部の2箇所も手が当たったりするとポロリすることがあるので注意です。90mmマシンガンをマウントした状態でも問題なくマウントしておけます。重量感が増していいですね♪

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フロントアーマーには90mmマシンガン用マガジンをマウントさせておくことも可能。

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シュツルム・ファウストも問題なくグリップできます。しっかりと固定されるわけではないので、腕部の角度によってはするりと抜け落ちてしまうので注意です。

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ヒート・サーベル。1個パーツによるシンプルな作りです。

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バックパックにあるマウントパーツに差し込んで固定させます。

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ハンド・グレネードを装備したハンドパーツはモールドが細かく入っていて緻密。力強く握っている感じが良いですね。細かい分、塗り分けする場合は少し手間そうです。

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では適当に何枚かどうぞ。

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以上です。近年のガンプラに比べると可動域がかなり狭いので『図体(ずうたい)ばかりだ・・・・・ 』と思ってしまいがちですが、どっしりとした形状や重装備はやっぱりドムだな―というかっこよさを感じます。まさに「これぞドム!」という感じ。自分もこのデザインは大好きなので楽しめますね。ポージングを見ると「可動域が狭くても関係ない!」と思ってしまうほど惚れ惚れします。

キットに関しては、シュツルム・ファウストをリアアーマーに取り付けた時にポロリし易いですが、それ以外はストレスもなくポージングさせることができます。正直ハンド・グレネードが付属しているだけなので、ハンド・グレネードに固執しなければ通常のドム・トローペンサンドブラウンでもいいんじゃないかという感じもありますね。このあたりはホントにお好みです。

色合いも塗装してしまえばムリにユニコーンバージョンで無くても同じですが、プレミアムバンダイとしての価値を感じるなら、こちらをチョイスしてみてはいかがでしょうか。

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長太郎様 ガンダムブログ、とても参考にさせていただいております!MGEX ユニコーン、自分も楽しんで製作しようと思います(^^♪

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1件のコメントがあります。

  1. 匿名

    on 2024年6月24日 at 23:42 - 返信

    劣等感
    グリップ感
    頭悪そうな解説文ですね。

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