HG ギャプランTR-5［フライルー］（ティターンズ仕様）（A.O.Z RE-BOOT版）のパッケージ・ランナーレビュー

今回は、HG 1/144 ギャプランTR-5［フライルー］（ティターンズ仕様）（A.O.Z RE-BOOT版）のパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。

パケ絵はシンプルなHGUCフォーマットのプレバンモノクロ仕様。手前にフライルーティターンズ仕様の素立ち画像、背景には両腕のムーバブル・シールド・バインダーで射撃する姿、宙域を飛行するMA形態が合わせて掲載されています。A.O.Zシリーズ定番のダークブルーモノクロなので、既に新鮮味はありません・・・；

パッケージサイズは一般的なHGよりも縦横が1cm程度大きく、高さは2倍以上になります。A.O.Zシリーズは装備品が多いので今更驚かないですが、フルドドⅡ（ショルダーユニット）やマルチアームユニット、増加スカートユニットが付属しているため、1号機と同じ形状で組めるのは嬉しいですね。

開封。

全部で5袋分のランナーです。

説明書は表紙がなくカラーでもない白黒プレバン仕様。キット自体は大部分がHGUCギャプランと同じですが、既存キットからの流用ではなく専用の説明書になっているのは良いですね。おそらく各部がアップデートされているのと、ブースターユニットなどが付属していないためと思われますが、記載方法もギャプランとはだいぶ違っています。

一通り説明書をどうぞ。

以上、説明書でした。大元のHGUCギャプランが2003年11月発売の古いキットなので各部に合わせ目ができます。一部アップデートされたとはいえ外装はどうしようもなかった感じですね。ですがそのぶん組み立てはラクですし、合わせ目は目立つものの、合わせ目処理はラクにできる構造になっています。もともとプロポーションは良いですし1号機と同形状にも組めるので、多少は大目に見ても良いのかなと。

カラーガイド。A.O.Z系はバーザム以前はある程度統一されていましたが、バーザム以降はどれも異なるカラーガイドになっているようです。なのでこのキットのカラーガイドも他とはかなり違っています。以前、A.O.Z系を塗装したことがあれば、余り塗料などを流用しても良いのかなと思いますね。

では各ランナーを簡単に見ていきます。殆どがHGUCギャプランTR-5［フライルー」からの流用になります。

↑Aランナー。濃いめのダークブルー、ダークブルー、オレンジのイロプラランナーで、胴体部や背部スラスター、各部バーニアパーツなど。

↑Cランナー。濃いめのダークブルー成型色で、腰部やムーバブル・シールド・バインダー、ソール部パーツなど。同じものが2枚あります。

↑D1ランナー。ダークブルー成型色で、脚部外装パーツです。

↑D2ランナー。ダークブルー成型色で、腰部や腕部、脚部外装パーツなど。

↑Eランナー。パープルグレー成型色で、胴体部や腕部、脚部などの内部・関節パーツ、ムーバブル・シールド・バインダーの銃口やグリップパーツなど。KPS素材です。

↑Gランナー。濃いめのダークブルー、ダークブルー、オレンジ、グレーのイロプラランナーで、頭部やロングブレードライフルパーツなど。何気にショルダーユニットや腰の増加スカート・ユニットパーツが設定に準じた色分けになっているのが「組み合わせて楽しんでね」という意図が感じられて嬉しいですね。

↑Hランナー。パープルグレー成型色で、ロングブレードライフル用の持ち手パーツ。KPS素材です。余剰で増加スカート・ユニットやショルダー・ユニットパーツなども収録されています。

↑XG1、XG2、XH1、XH2ランナー。XG1はパープルグレー成形色で、穴なしのハンドパーツやギガンティックアームユニット用のパーツ、股間部用ジョイントパーツなど。XG2は濃いめのダークブルー成形色で、肩部アップデートパーツや穴なしハンドパーツの手甲パーツ。XH1はオレンジ成形色で、肩部アップデートパーツ。XH2はライトグレー成形色で、ガンダムタイプのフェイスパーツです。どれもKPSっぽいですね。

↑BA-0ランナー、ポリキャップ（PC-116）、ホイルシール、マーキングシールです。BA-0はブラック成形色のランナーレス台座。

以上です。もはやA.O.Zシリーズはどのキットが発売されてどのキットがまだなのか、どういった組み合わせになるのか把握するのがかなり難しくなってきていますが、マルチウェポンコンテナユニットが頑なにキット化されないのはやっぱり重量の関係なんですかね。コンテナ装備機としてはアドバンスドフライルーやフライルーⅡなどがありますが、どこまでキット化されるかはほぼ読めません。

なので今後の展開としては、巨大MSは厳しいでしょうから、ハイザック系を流用で出すのと、 バーザム高機動仕様「バーベイン・ラーII」のキット化などもあるかもしれません。個人的にはやはりリハイゼやリーベン・ヴォルフなどがキット化されると嬉しいですね。