HGUC シナンジュ・スタイン (ナラティブVer.) レビュー

今回は、HGUC 1/144 シナンジュ・スタイン (ナラティブVer.)のレビューをご紹介します!

HGUC シナンジュ・スタイン (ナラティブVer.) は、『機動戦士ガンダムNT』に登場するMS『シナンジュ・スタイン』の1/144スケールモデルキットです。エングレービングなどの特徴的なディテールが精密に造形され、大型のハイ・ビーム・ライフルやバズーカといった豊富な武装が付属。スタイリッシュなプロポーションを最新フォーマットで再現するなど、新関節構造によってHG史上最高峰の可動表現を実現したキットになっています。価格は2,808円(税込み)。

HGとしては初のキット化となるHGUCシナンジュ・スタイン。部分的にHGUCシナンジュのパーツが使われていますが、8,9割は新規造形で再現されたキットになっています。最新フォーマットですが、組み立て構造自体はHGUCシナンジュベース。各部にアレンジを加えつつ、新関節構造などが構築されています。

成型色は2色のグレー、ダークブルーブルー、ブラウンなど。派手さのないカラーリングで、マットな成型色が使用されています。部分的にエングレービングも再現されています。

ポリキャップもHGUCシナンジュと同じPC-132ABCを使用。各部に多数のポリキャップを使用し、肘や膝も分離可能な構造になっています。強度はまずまずですが、PS素材なのでポージングを繰り返しているとヘタれてくる可能性もありそうです。

頭部。ツインアイの範囲は狭め。脇のバルカンと共に色分けされたパーツに、赤いツインアイシールを貼るようになっています。

頭部は左右挟み込みタイプで後部に合わせ目ができるHGUCシナンジュと同じ仕様。シナンジュと異なり、マスクには顎が造形されています。

胸部。複数パーツの組み合わせによって細かく造形、色分けされています。

首周りも1個パーツですが細かい造形がされています。エングレービングはモールドが造形された上からシールを貼るようになっています。

腹部、腰部。フロント、リアアーマー共にシナンジュに似た大柄な造形。フロントアーマー下部のダクトは別パーツ化されています。

フロントアーマー下部のモールドはブラウンのシールでの色分け。リアアーマー下部にもモールドが造形されています。

フロントアーマー裏は特に造形されていませんが、リアアーマー裏はシナンジュに似た形状が新造されています。サイドアーマー裏も特にモールドはなし。

全体的に角ばった構造。二の腕は筒型で、前腕は複数パーツの組み合わせで合わせ目はモールド化されています。

エングレービングはモールドの入った黒いパーツにシールを貼っての色分け。内側に合わせ目ができ、消すなら後ハメ加工など手の混んだ作業が必要そうです。ハンドパーツはHGUCシナンジュからの流用です。

前腕にはサーベル柄が内蔵されていて、カバーを外して脱着します。MGシナンジュ・スタインのような開閉ギミックはなく、ビームトンファーの再現はできません。

ショルダーアーマー。前後で挟み込んで上からパーツを被せるタイプで、合わせ目は出ないようになっています。

脚部。部分的にシナンジュを感じさせますが、よりメカニカルな造形が再現されています。大腿部は前後挟み込みタイプで側面に合わせ目ができますが、モールドとしても良いのかも。膝から下は複数パーツの組み合わせで合わせ目はできません。

側面のアーマー下部にあるダクトは別パーツによる色分けです。ダクト中央部はMGではグレーで色分けされていましたが、こちらは余剰パーツに組み換えることで色変えが可能です。裏面はシンプルなくり抜き形状。

側面のアーマーはポリキャップ接続。後部のスラスターカバーは少し展開可能で、内部のバーニアは小型のシンプルな造形です。

膝の小型バーニアは左右挟み込みタイプの内部パーツが露出する形での造形。なので縦に合わせ目ができます。両脇の4基ダクトはシナンジュでは色分けパーツでしたが、こちらはスネパーツと一体化しています。

足首から下の部分。シンプルな角ばった造形ですが、複数パーツの組み合わせで合わせ目はありません。足裏も別パーツでモールド化され、肉抜き穴などはありません。

バックパック。複数のバーニアを装備した特徴的な造形。両脇にはフレキシブル・スラスターを装備し、下部にはプロペラントタンクが増設されています。

バックパックはダボ1箇所による接続ですが周りの角型モールドが噛み合わさるので、しっかりと差し込んでおけば左右に振られる心配はありません。

HG(ヴァイス)シナンジュのバックパックもマウント可能でした。バーニアは2重型のシンプルな造形。内部は赤く塗り分ける必要があります。バーニア基部もメカニカルな造形が再現されています。

フレキシブル・スラスター。シナンジュのスラスターを簡素化したような造形。上部のカバーが少し外れやすかったです。(個体差がありそうです。)

プロペラントタンクは途中までが筒型で、下部のほうは左右挟み込みタイプ。なので部分的に合わせ目ができます。

底は別パーツ化されていて、ダクト周りにはシールを貼るようになっています。付け根はポリキャップとボールジョイントによる接続で、フレキシブルに可動します。

説明書に記載はありませんが、筒型の部分に底パーツを取り付けるとプロペラントタンクを短いものに変更することができます。

フレキシブル・スラスターは1個パーツによる接続で、付け根がボールジョイントなので柔軟に可動します。接続パーツには肉抜き穴があります。

手持ちにHGUCシナンジュが無いので、塗装済みではありますが、同じ形状のHGBFヴァイスシナンジュと比較してみました。大きさにあまり違いはありません。スラスターに派手さがある分、ヴァイスシナンジュのほうが大きく見えます。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べて。他のキットに比べるとやはりでかいです。

頭部の可動は、顎引きは少しですが、見上げる状態はまずまず。HGUCシナンジュよりは上下可動の範囲が少し広がっているようです。左右へは、頭部の裾が襟と干渉するので、なんとか真横にできる程度。干渉して見上げたようになります。

腕はY字くらいにまで上げることができます。ショルダーアーマー側面のアーマーも上下に可動します。肘は外装が干渉するのでやや深めに曲げられる程度。両肩の前後スイングはまずまず。

両肩には引き出しギミックがあり、柔軟に可動できるようになっています。

腰は付け根のボールジョイントによってわずかに前後する程度。

シナンジュの動力パイプ類などの干渉物がないので、腰は360度回転可能です。アクションベースは股下に差し込むタイプで、股間部はHGUCシナンジュ用パーツが流用されているので可動ギミックはありません。

フロントアーマー、リアアーマー共に広く可動するので、干渉物がなく、前後開脚は柔軟です。新構造によって、膝も深めに折り曲げることができます。

脹脛のスラスターは回転可動します。

足首の前後可動はまずまず。アンクルガードに可動ギミックはありません。左右への可動もまずまずです。

左右への開脚はハの字程度。内股、がに股は広く回転可動します。

立膝も割ときれいな状態でこなしてくれます。HGUCシナンジュもそれほど可動域が狭いわけではないですが、新規フォーマットによって腕や膝、脚の付け根などの可動域がより広くなっているようです。

シナンジュ専用バズーカ、シナンジュ専用バズーカ組み換え用砲口パーツ、ハイ・ビーム・ライフル、グレネード・ランチャー、ビーム・サーベル刃☓2、シールド、持ち手(左右※ 左側は手甲パーツなし)、平手(左)、武器持ち手(右)が付属。

その他、HGUCシナンジュ用の余剰パーツなどが付属します。シナンジュ用ビーム・ライフルのスコープパーツなどが付属するので、シナンジュ用ビーム・ライフル単品として組むことができます。

シナンジュ専用バズーカ。HGUCネオジオングからの流用です。本体部分、砲口パーツ共に挟み込みタイプなので上下に合わせ目ができます。

砲口がロングとショートの差し替えタイプで、ショートVer.だとセンサーが干渉するので取り外して使用します。

グリップやサブグリップ、そして砲口下部の金具は可動式。

グレネード・ランチャー。HGUCシナンジュからの流用です。モナカ割の簡単な作りになっています。

シールド。シナンジュのものとは異なるプレーンな造形になっています。ネオ・ジオンのロゴシールを貼るようになっていますが、モールドは造形されていません。ロゴ下部のダクトはスリット入りのブラウンパーツで色分けされています。裏面も複数パーツによって色分けされています。

シールド裏にはグレネード・ランチャーをマウント可能です。説明書に記載はないですが、一応バズーカもマウント可能でした。ですがシールドとの形状が合わないので、少し浮き気味での固定となります。

シールドとバズーカを装備して。なかなか様になっています。バズーカは多少グリップが外れやすいのと、ダボ接続ではないので甘さがありますが、特にふらついたりすることなく保持できています。シールドは前腕に問題なくできています。

バズーカの両手持ちも問題なく可能です。ただ、左の持ち手は手甲パーツがないので、穴なしのハンドパーツから取り外して使用するようになります。

ハイ・ビーム・ライフル。νガンダムのHWSに付属しているハイパー・メガ・ライフルような造形。HGUCシナンジュのビーム・ライフルにグレーの外装を被せる仕様になっています。外装は左右挟み込みタイプですが、合わせ目は下部にのみできるような組み合わせです。

グリップ手前の装甲は展開可能で、グレネード・ランチャーやバズーカが装着可能です。

バズーカはショートVer.にして取り付けます。

バズーカをマウントしたハイ・ビーム・ライフルを装備して。腕部は重量に負けることなく保持できますし、ライフルのグリップにはダボがあるので、ハンドパーツでもしっかりと保持ができます。

多少、肘とハイ・ビーム・ライフルの後部が干渉するので、腕を引いているときは脇に抱えるポーズにすると持たせやすいかと。

これだけの重量のハイ・ビーム・ライフルをなんの不自由もなく保持、ポージングできるのはいいですね。

ハイ・ビーム・ライフル単体で。軽快なポージングが可能です。

サーベル柄は多少スルスルしますが、抜け落ちるほどではなく保持できます。

バズーカはガンダムエース2018年11月号付属のロング・ライフルにマウント可能です。

ただし、シナンジュ・スタインのハンドパーツではダボがなくグリップがスカスカなので、ロング・ライフルに付属のグレーハンドパーツで保持させるようになります。

さらにシナンジュ用ビーム・ライフルを組んで、バズーカやセンサーをマウントして武器を強化。

以上です。新規フォーマットで可動域が広くなった分、より柔軟にポージングができるようになりました。シナンジュよりもかなり取り扱いやすいですし、重量のある武器でもほぼ垂れることなくしっかりと保持できるのもいいですね。

気になる点は、脚の付け根がが徐々に抜けてきそうになるので脚部落下の不安があるのと、エングレービングの合わせ目くらいでしょうか。特別ストレスも無いですし、武装類も程よく揃っているので、楽しく遊べると思います。最新キットらしい文句なしの完成度ですね。

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2 件のコメントがあります。

  1. おかっち

    on 2018年10月27日 at 07:18 - 返信

    シナンジュスタインカッコいいですね!
    ちなみに RGのシナンジュのビームライフルにこのバズーカは着けれますか?

  2. 高井俊明

    on 2018年11月4日 at 08:09 - 返信

    昨日トイザらスに買いに行ったのですが、最後の一箱でした。ぎりぎりセーフでした。手に入れることができました。( ´∀`)です!

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