HG 105スローターダガー レビュー

今回は、2006年8月に発売されたHG 1/144 105スローターダガーのレビューをご紹介します!

HG 1/144 105スローターダガーは、『機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-』に登場するMS『105スローターダガー』の1/144スケールモデルキットです。ファントムペインの任務に合わせ、ダーク系で統一された機体色を再現。背部には着脱可能なエールストライカーを装備し、機動性に優れた機体形状が再現されたキットになっています。価格は1,296円(税込み)。

2004年9月に発売されたHG 105ダガー+ガンバレルと同じ構造のストライクダガーに、エールストライカーを装備したHGスローターダガー。2004年には1/144ストライクダガーも発売されていますが、それとは異なる構造になっています。

成型色はダークグレーとグレーがベース。地味ですが、ファントムペインらしい隠密行動を実行しやすいカラーリングになっているかと。

それなりに前の発売キットなので、全体的に合わせ目が目立つ構成になっています。ポリキャップはPC-123プラスを使用。各部に多数のポリキャップを使用していて、強度は現行キットよりもかなり高めです。

背中にエールストライカーを装備しているため後方に倒れやすいですが、関節強度は高いので自立してくれます。エールストライカーは2014年発売のHGCEエールストライクガンダムに付属のものに似ていますが、構造が少し違っています。

頭部。Ζ系のような縦長で特徴的な造形。ツインアイではなく、ゴーグルタイプのアイになっています。クリアーパーツは使用されておらず、フェイスパーツに青いシールを貼っての色分けです。額のセンサーはシールによる色分けで、後部センサーや頬のダクトは塗り分けが必要です。頭部は前後挟み込みタイプなので上部から側面にかけて合わせ目ができる仕様です。

胸部。ガンダムタイプの形状ですが、エアインテークの色分け、ダクト造形はなく、比較的シンプル。カラーリングもダークグレーとレッドの2色です。中央の三角マークはモールドにシールによる色分けです。

腰部。モールドも少なめの軽装タイプ。サイドアーマーにはサーベル柄を装備しています。サーベル柄は他に比べ出っ張っているので、手が当たるとすぐにポロリしてしまうので取り扱いに注意が必要です。

腰部アーマー裏にモールド造形はありません。股間部はボールジョイント接続です。

腕部。角型でモールドは極小。二の腕は筒型でモールドは黒いシールでの色分けです。前腕は左右挟み込みタイプで上下に合わせ目が出来ますが、肘から分離可能なので合わせ目消しはしやすいです。

ショルダーアーマー。穴開きの装甲が特徴的。前後挟み込みタイプで、上部中央に合わせ目ができます。前後の三角モールドはシールによる色分けです。

側面のダクトアーマーは少し可動します。

脚部。どことなくストライクガンダムに似た造形ではありますが、レトロ感も感じるスタイルになっています。膝の三角モールドや黒いモールドはシールによる色分けです。

大腿部や膝下は左右挟み込みタイプなので、共に前後に合わせ目が出来ます。膝から下が分離可能ですが、膝下はパーツで色分けされている分、合わせ目消しをしてもマスキング塗装が必要です。

足首から下の部分は、シンプル構造ですが甲や足裏は別パーツで色分け、造形されています。肉抜き穴もなし。

エールストライカーはポリキャップによるダボ接続。マウント部の形状が違うので、REVIVE版のエールストライカーをマウントすることは出来ませんでした。(プレバンのHGBFトールストライクガンダムグリッターに付属のエール(トール)ストライカーで確認。)

エールストライカー。REVIVE版と遜色ないくらいの仕上がりになっています。

REVIVE版では造形されているスラスター内部モールドはありません。

サーベル柄マウント部の可動ギミックはありません。上部の羽はシールによる色分けです。

大型スラスター側面の黄色いモールドはシールによる色分けです。

大型スラスターは左右挟み込みタイプなので、上下に合わせ目ができます。

大型スラスターはポリキャップ接続で、適度に上下、左右に可動します。

REVIVE版のエールストライカー(HGBFトールストライクガンダムグリッターに付属のもの)と比べて。REVIVE版のほうが、上部のウイングが圧倒的に大きいですし、上下可動します。スローターダガーのエールストライカーは上部のウイングが可動しません。

HG陸戦型ジム、HGルプスレクスと並べて。かなり小型のキットになります。

REVIVE版のエールストライクガンダムが手元にないので、ベースにしているHGBFトールストライクガンダムグリッターと並べて。だいぶ身長差があります。トールストライクガンダムグリッターのほうが全体的に情報量が多めですが、自立のしやすさはスローターダガーのほうがあってしっかりと自立します。(トールストライクガンダムグリッターは肩アーマーを外しています。)

首が短めなこともあり、頭部はほとんど上下可動できません。左右へは問題なくスムーズに可動します。

腕部は水平にまでも行かず、可動域がかなり狭めでぎこちない動きです。肘も90度程度までの可動。

ショルダーアーマーは肩内部パーツの接続ダボが8型っぽくなっていて、スライド式に上下可動するっぽいですが、一度下げると上げるのが難しいので、あまりそのスライド可動の効果がわかりません。肩は胸部から伸びるダボ接続。

腰の可動ギミックはなく、上半身の前後スイングはありません。腰もわずかに左右に可動する程度。股間部にアクションベースマウント穴はないので、アクションベースに付属のコの字パーツを使って股間部に挟んでディスプレイします。

フロントアーマーやリアアーマーは広く展開はしませんが、前後開脚は割と広く可動します。

膝はくの字程度の可動域です。

足首はまずまず広めに前後可動します。左右への可動域は少なめ。

股間部がボールジョイント接続で、左右への開脚はハの字程度にも行かず極小。ポリキャップ接続で股間部の強度は高めですが、あまり広げるとすぐに外れます。

内股、ガニ股は共に45度程度。

立膝も浅めでぎこちないです。

可動域の総括としては、どの箇所をとっても可動範囲は極狭。表現力にはやや乏しいキットです。ですが各部の強度が高めなので、それほどストレスはなくポージングできそうです。

ビームライフル、シールド、ビームサーベル刃×2が付属。

ナンバー入りのマーキングシールが付属します。

ビームライフル。モナカ割の簡単な作りで、各面に合わせ目ができます。

センサーなどの塗り分けもなく、砲口も開口していません。

シールド。2枚パーツを組み合わせるだけですが、割としっかりとした造形になっています。裏面にはモールドもありますが、肉抜き穴もあります。

シールドはマウントパーツで前腕に固定。マウントパーツはコの字タイプで、前腕にはめ込みます。固定強度はあまり高くないので、ポージングしていると外れやすいかもです。シールドは側面と後部にマウント可能です。

ビームライフルとシールドを装備して。ビームライフルは手甲パーツの強度が高いので抜け落ちることはないですが、隙間があってふらつくので、しっかりとした固定というようにはいかず少したるんだ感じになってしまいます。

ただ、武装してもエールストライカーによって羽根ものキットのようなかっこよさが感じられるのはいいですね。

サーベル柄もダボ固定ではないのでふらつきますが、抜け落ちることもなく、ビームライフルほどの不安定さは無いのでポージングはラクです。

エールストライカーの上部にあるサーベル柄を使ってビームサーベルを保持することも可能です。こちらは柄が太めなので、強度も高く、するりと抜け落ちることもなかったです。

以上です。ポリキャップやPS素材の関係で、各部の関節強度はかなり高めです。その点は現代のキットに比べると良いものがありますね。全体的に可動域が狭めなので、ポージングするまではどうなることかと思っていましたが、ポージングしてみると割とすんなりと決まりました。腰のサーベル柄も、手が当たると外れやすいですが、他の部分がしっかりとしているのであまり手が当たることもなくポージングできてストレスもそれほど感じなかったです。

股間部が左右にほとんど可動しないのでその分ダイナミックなポージングは出来ないですが、造形的にはエールストライカーの存在感があり、羽根モノな機体らしくてかっこいいです。ポージングの物足りなさを造形で補っているのがよく感じられるキットになっていると思います。

地味なところはありますが、マイナー機としてのかっこよさやらしさもあるので、その点を楽しみつつ量産機として複数用意したり、ストライクノワールと並べて脇役としてお供させるのもいいかもしれませんね。

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