MG ブレイズザクファントム（レイ・ザ・バレル専用機）のパッケージ・ランナーレビュー

今回は、MG 1/100 ブレイズザクファントム（レイ・ザ・バレル専用機）のパッケージ、ランナーのレビューをご紹介します！箱絵とランナー各種、説明書、カラーガイド等のレビューも合わせてご紹介していきます。では箱絵からどうぞ。

パケ絵はキャットゥス500mm無反動砲を装備したブレイズザクファントム（レイ・ザ・バレル専用機）が掲載。ガナーザクウォーリア（ルナ機）と共にキャットゥスを装備して戦闘を繰り広げたインド洋海戦の水中でのシーンになります。プレバンのモノクロ仕様ですが、レイ機をイメージしたパープルカラーになっています。

パッケージサイズはMGのVer.Kaキットよりも2cm程度薄型。

開封。中判サイズのランナーが多いので、パッケージに対して少し余裕がある感じ。

全部で11袋分のランナーです。

説明書。組み立て構造、機体形状はMGブレイズザクファントム/ザクウォーリアと殆ど同じですが、流用ではなく専用の説明書が付属しています。カラバリでパーツの配色が違うのと、キャットゥス500mm無反動砲の組み立て工程が追加されたかたち。機体解説やキット解説が無いのは残念ですが、表紙がカラーなのでどのシーンかわかりやすくていいですね。

一通り説明書をどうぞ。

以上、説明書でした。このMGザクウォーリア系は流用が前提で作られていることもあって、内部パーツも大きめのものが多く、最低限のパーツ構造でサクサクと組み立てられます。変化するのが頭部アンテナと肩部、背部のウィザードと武装くらい。ちょっと前のMGのような複雑な組み合わせ構造にはなっていないので、パーツを求めてランナーを探し回ることがないのがいいですね。

カラーガイド。ほぼパーツでの色分けが再現されているので、塗装で弄るような箇所もなく、パーツごとに塗装していくだけで十分。むしろ成型色につや消し感もあるので、何もする必要がないのでは？とさえ思います。

では各ランナーを簡単に見ていきます。

↑Aランナー。ホワイト、ライトパープル、レッド、クリアーのイロプラランナーで、頭部や胴体部、脚部などの各部外装パーツ類。以下、しばらくMGガナーザクウォーリア（ルナマリア・ホーク専用機）からの流用ランナーです。

↑Bランナー。ブラック成型色で、頭部、胴体部、脚部などの各部の内部フレームパーツ類やビーム突撃銃パーツ。KPS素材です。

↑Cランナー。ブラック成型色で、胴体内部フレームやハンドパーツなど。KPS素材です。

↑Dランナー。ブラック成型色で、腕部や脚部の内部フレームパーツです。KPS素材で、同じものが2枚あります。

↑E1、E2ランナー。ブラック成型色で、脚部やソール部パーツ、シールド、ビームトマホークなどの武装パーツ類。

↑F1ランナー。ホワイトとライトパープル成型色のものが付属し、ライトパープルの方は右上の大腿部パーツが省かれています。腕部や脚部の外装パーツ、対ビームシールドパーツなど。

↑G1、G2ランナー。G1はホワイトとパープル成型色で2枚あります。胸部パーツやハンドグレネード、対ビームシールドパーツなど。

↑H1、H2、I1ランナー。H1、H2はライトパープル成型色で、胴体外装パーツやハンドグレネードパーツ。I1はクリアーピンク成型色で、ビームトマホーク用ビーム刃です。

↑K、M2ランナー。Kはブラック成型色で、インサート仕様の動力パイプパーツ。ABS素材です。M2はホワイト成型色で、指揮官機用のメットパーツ。MGスラッシュザクファントム（イザーク・ジュール専用機）からの流用ですが、ファルクスG7 ビームアックス用パーツが省かれています。

↑N1、N2ランナー。グレー、ライトブルー、レッド、ブラックのイロプラランナーで、ザフト兵（レイ・ザ・バレル）フィギュアとブレイズウィザード用の各部パーツ類です。

↑WA1、WA2ランナー。WA1はダークグレー成型色で、キャットゥス500mm無反動砲の本体部。WA2はライトグレー成型色で、キャットゥス500mm無反動砲の砲口やマガジンパーツです。

↑水転写デカール、ホイルシールです。

以上です。SEEDのザク系ではレイ・ザ・バレル機は鉄板。キット化への流れは必須だったと思います。今後の展開としては、ディアッカ機、ハイネ機といったところでしょうか。ただ、カラバリだけだと面白みに欠ける場合もあるので、このレイ機のようにキャットゥス500mm無反動砲が新規で付属していたり、何かしらの変化が欲しいところです。インパクトを求めるなら、新規ウィザードではケルベロス辺り。色々と期待はありますが、次のキット化の発表が楽しみですね。